2018年11月18日日曜日

ST250Eの掃除と防錆油について再度調べてみた件



ふと思い立ったので
ST250Eの大掃除です。

汚れ落としと錆落とし。

ところで、以前
防錆対策について
書いたことがあります。
  ↓   ↓
防錆対策あれこれ・その2

この時は、表面張力の差で
水が油をはじくか、
油が水をはじくかが決まる
と書きました。

が・・・どうもそういう
簡単な話だけではないようです。

そこで、防錆油について
調べなおしてみました。

主なネタはこれです。
  ↓   ↓
https://goo.gl/rTGuEt

そもそも、金属への付着性は
油より水の方が強いです。

何も処置していない金属表面には、
空気中の湿気が
くっついた状態にあります。



イメージ的にはこんな感じ。
ここに油を塗ったところで、



こうなるだけの話です。
このせいで、普通の油には防錆性能は
まあ無くはないけど、極めて限定的。

CRC 5-56が、ぜんぜん防錆性能がない
というのも、そもそもサラサラの油すぎて
すぐに流れてしまうだけでなく
たとえ残ってくれていても
上のような状態になるだけなので
防錆性能はないよりマシという程度。

これで「防錆」を謳うのは詐欺に近くない??

たぶん、5-56よりも粘度の高い油の方が
まだしもマシだと思います。

そこで、防錆添加剤の出番。
金属付着性が水に負けない物質を
加えることで・・・



上の図の紫の層が、防錆添加剤の層です。
この層によって金属表面に強固な防衛層を作り
水の攻撃を防ぎます。

ということで、防錆剤が入っているのが
防錆油にとっての必要条件。

これがあるとないとでは
効果がまるで違います。

防錆油というと、有名なのはWD-40。
天邪鬼のオイラは、なんとなく
敬遠していましたが、
普通の防錆油は業務用なので
18Lや20Lの単位で売られています。

が、しかし、WD-40は
ガロン缶やスプレーなどで販売され
素人にも手が出しやすい。

・・・・ということがわかってくると
オイラもWD-40、買ってみようかなぁ
と思いなおしました。

ただし、あくまで普通の油なので
エンジンには使えません。

エンジンは、これまで通り
耐熱性に優れるシリコンオイル。

したがって、買ったとしても
使用は限定的にならざるを得ませんね。

だれか、シリコン防錆油って
出してくれませんかね・・・・

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