2011年6月30日木曜日

バージェスのいないロッシのGP



ロッシの右腕である、チーフメカニックのジェリー・バージェスが
奥さんの病気でオーストラリアに急遽、帰国することとなった。
そのため、今週末のイタリアではバージェス不在のGPとなる。

ロッシとバージェスは、ホンダにいた時からのコンビだが、
今年、Ducati入りしてからというもの、さしものこの黄金コンビも
マシンのセッティングに苦慮しており、最近の未確認情報では
ロッシがバージェスの仕事ぶりに不満を漏らしているとも伝えられている。

いわく、バージェスはあまりに保守的で、マシンのベスト・セッティングを
見つけ出すのに時間をかけ過ぎている・・・・と。

噂の真相はどうあれ、バージェス不在を、ロッシがどう乗り切るか?
今回のイタリアGPは、そこにも注目である。

Valentino Rossi without Jerry Burgess for home race
http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/MotoGP/2011/June/jun2911-valentino-rossi-without-jerry-burgess-for-home-race/
Valentino Rossi without Jeremy Burgess at Mugello GP
http://www.twowheelsblog.com/post/6672/valentino-rossi-without-jeremy-burgess-at-mugello-gp

2011年6月29日水曜日

MotoGP:ヤマハの2012年は大丈夫?



なぜか・・・国内では全く騒がれていないので
このブログで触れることにします。

今週末のムジェロでのGPの後、
2012年のMotoGP改め、Moto1に参加する各メーカーの
プロトタイプマシン・テストが予定されています。

しかし、そこにヤマハの姿はありません。
すでに、Ducatiとホンダは2012年マシンのテスト風景が
撮影されているのに対し、ヤマハは全く音沙汰なし。

8月のチェコGP後のテストまで
ヤマハのマシンは出てこないようです。

もちろん、早く完成すりゃいいってものではないけれど
早目にマシンが完成すれば、それだけ熟成期間が充分に取れる。

こんな状態で、ヤマハの2012年は大丈夫か?

MotoGPからは、すでにカワサキが撤退し、
スズキも1台体制に縮小されています。

まさかと思うが、ヤマハよ、お前もか!
は避けてほしいけれど・・・

No Yamaha 2012 prototype at Mugello test
http://www.twowheelsblog.com/post/6654/no-yamaha-2012-prototype-at-mugello-test
Yamaha postpones first test of its 1000cc 2012 bike to August
http://www.autosport.com/news/report.php/id/92669

2011年6月28日火曜日

Ducati SL1100!





ドカにスーパースポーツ、
いや、スーパーライトが帰ってきた!

その名もDucati SuperLight1100




・・・・・・・・・ハイ、ウソっす。

単にデザイン系の大学生による
妄想デザインでした。

でも、ちょっとカッコ良い、欲しい、と思わなかった?

Ducati Superlight 1100 Concept
http://www.twowheelsblog.com/post/6652/ducati-superlight-1100-concept

2011年6月27日月曜日

タイヤの空気入れの検討


タイヤの空気入れが壊れました。


ゴムホースがダメになったようですね。

空気入れって、すぐダメになりませんか?
過去5年に限っても、家用と携帯用あわせて、
3台がつぶれてます。

オイラの場合は、アサカワスピードの浅川さんに
常日頃からうるさく言われてるおかげで、
比較的、マメに空気圧をチェックしてる方でしょうから
その分、消耗は早いのかもしれませんが。

あんまり潰れるのが早いので
少し高くても良いものを買うべきか
それとも徹底的に安いものを買うべきか
いろいろ考えてしまいます。

ちなみに、空気入れといってもいろいろあります。


今まで使ってるフットポンプ


手押し式の空気入れ



最近、見つけた垂直式のフットポンプ。

それぞれに一長一短があり、
フットポンプは小さくて収納が楽ですが、
手押し式の方がストロークが長いので
一回あたりで入る空気量が多いです。

フットポンプは、踏む回数が多くなるので
けっこう大変です。


そこで、ダブルタンク式フットポンプ
なんて物があります。
(今まで使ってたのもこのタイプ)

ネットでいろいろ調べてみると
自転車乗りはパナソニックが出してる
垂直式フットポンプの信奉者が多いらしい。


ちなみに、これがパナソニックのやつ。

一方、某社のフットポンプ(通常型)は
壊れやすい、と散々な評判。

比較検討した結果、まずは収納の問題から
手押し式は落選。残るはフットポンプなんだけど
さて、何にしようか?

耐久性が良いのであれば、パナソニックを
買うのも手なんだけど、この方式って
何回も踏むのに適しているんだろうか?
テコの原理使ってないので、力がいるのではないだろうか?

自転車のタイヤなら細いから数回も踏めば大丈夫だろうけど
バイクや四輪のタイヤは太い。
1回あたりの空気量が少ないとすると
何回も踏むのは大変かもしれない。

やはり、ダブルタンクのフットポンプですかねぇ・・・

ちなみに、近所のホームセンターに行ったところ
壊れやすいと評判のフットポンプが置いてありました。
気のせいか、確かにいろいろ華奢に出来てる感じがします。


悩んだ末、結局はオートバックスで見つけた
ダブルタンク・フットポンプを買いました。
ただし、値段は・・・けっこう高め。

なんでも、10kgfまで入れられるらしい。
そこまでの高圧は必要ないけれど、
10kgfまでOKということは、
それなりに耐久性も高いのでは?
と、期待してみることにしました。

さて、こいつは、どのくらい使えますかね・・・

2011年6月26日日曜日

ロレンソの怒り



ロレンソが、アッセンでのシモンチェリによる巻き添え転倒に関し
シモンチェリを出場停止にすべきだと怒っている。

残念ながら、今回のシモンチェリの転倒は
厳密な意味では危険行為ではなく、ペナルティの対象ではない。

ただし、当日の状況を振り返ってみると
ロレンソの怒りは、もっともだ、という気がしてくる。

まず、アッセンは右コーナーが多く、左コーナーは少ない。
つまり、タイヤの左側には熱を入れにくい。
しかも、当日はぐずついた天気で、気温、路面温度とも
6月とは思えない低温だった。

クラッシュが起きたのは、スタートしたばかりの
1周目の最初の左コーナー。
細心の注意を払ってコーナリングしなければいけないところだ。

シモンチェリは、なんと、そのコーナーで
ロレンソをパスしようと試みた。

今日がデビュー、というレース初心者じゃあるまいし、
そんなことをすれば何が起こるか、予想できなかった
という言い訳は許されまい。

何も考えずに、馬鹿の一つ覚えでアクセルを開け続けた結果
多くの場面で危険行為と非難され、そのいくつかではペナルティを受け、
そして、ここ何レースか、ずっと転倒を繰り返している。

シモンチェリが、自分に何が欠けているか理解する日は来るのだろうか?


Simoncelli ‘not conscious of the risks’ according to Lorenzo
http://www.motogp.com/en/news/2011/Simoncelli+Lorenzo+reactions+post+assen+race
J.ロレンソ:シモンチェッリ出場停止処分を求む
http://gp.lachirico.com/2011/06/26/motogp-279/

2011年6月25日土曜日

「半分の車+バイク」の魔改造、17歳制作も警察に見つかりすぐお蔵入り。






あんまりおもしろいので、そのまま載せます。

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バイク愛好者の中には、法律に違反しない範囲で改造を楽しむ人は多いが、中には度を超した違法改造を施してしまう人もいる。スイスの17歳の少年は先日、自ら手がけた改造バイクで走行していたところを警察に見つかったそう。この改造バイク、半分に切った乗用車をくっつけるという、なんとも大胆かつ異様な形状をしていた。  

この少年は、スイス北東部の街ヨンシュヴィルに暮らす17歳。彼は愛用のバイクを前部と後部に切り離し、その間に真っ二つにした仏ルノー社製の小型自動車「クリオ」の後半分を連結させた。そしてバイクのエンジンは車のトランクに収納し、一見するとタイの乗り物「トゥクトゥク」のような改造バイクに仕上げたのだ。

とは言っても、車は半分に切っただけなので、やはり見た目はかなり雑なつくりに。それでも少年の技術は大したものだったようで、車のシートに座ってこのバイクを運転すると、最高で「時速70マイル(約110キロ)のスピード」で走らせることができたそうだ。しかし、このバイクを走らせるために必要な認可は一切受けておらず、当然公道を走るのは違法。その目立つ姿も災いして、偶然このバイクが軽快に走っている姿を目撃した警察官が、すぐに確認のために近づいて来たという。

そして警察官がバイクを調べたところ、「あまりに多くの法律違反があった」(英紙メトロより)ことが分かり、厳しい対応が取られた。車両未登録に保険未加入、走行試験の記録なしと、違反行為を次々と突きつけられた少年。また、「実はそれが車なのかバイクなのかも、判断できなかった」(メトロ紙より)という点も警察を困惑させてしまった。

結局、彼が手がけた改造バイクは初走行であえなくお蔵入りに。ただ、改造技術に関しては警察官も「彼は優秀な整備士」と感心するほどだったようで、「彼はレースコースにいるべきだな」と、その腕を正しく活かすよう忠告している。

「半分の車+バイク」の魔改造、17歳制作も警察に見つかりすぐお蔵入り。
http://www.narinari.com/Nd/20110615773.html

2011年6月24日金曜日

CB1100のポジションとシート

CB1100に乗って7カ月、
最近になってようやく気がついたことがある。
CB1100に乗ってる時って
どっかりとシートに腰をおろしている!

何を当たり前のことを、と言うかもしれないけれど
ドカSSやKATANAだと、これが全然当たり前じゃない。

ドカSSに乗っていると、
シートは座る場所ではなく、後輪に荷重するための装置。
荷重はシートよりもステップとタンクにかかる。

サーキットでないなら、
こんな疲れる態勢を取る必要は無いのだけれど、
気がつくと、こうなってることが多い。

理由は、自分の場合、前傾姿勢のためらしい。

ためしに、CB1100に乗っている時も、
体を軽く前傾させてみると
微妙にシートからステップに
荷重が移動するのが分かる。

こんな姿勢でバイクに跨っていれば、
そりゃあ、バリバリ戦闘態勢って感じで、
ゆっくり走ってなんていられない。

KATANAでイケイケドンドンになったのも
無理からぬことで・・・


話は変わるけれど、今月号の別冊モーターサイクリストによると
社外品(K&H)のハイシートを装着すると
「自分の意志でバイクを操っている感が強く得られる」
のだそうだ。

いやぁ・・・・それ違う。
それって、CB1100じゃなくなる。

「バイクを操っている感」なんてどうでもいい。
そんなモノはドカSSにまかせておけば良い。
そう思わせる乗り味がCB1100の命。

そのバランスを崩してしまったら、
それはもう、ただのネイキッド・バイクでしかない。

もしかしてシート高さえも計算していたのか?
そうだとすると、ホンダの執念には脱帽するばかりだ。

2011年6月23日木曜日

玩具とは思えない完成度



Peg Peregoという、イタリアの玩具メーカーの製品です。
詳しいことは分からないけど、電動バイクらしい。

それにしても、玩具にしておくには惜しい完成度・・・

Peg Perego:DUCATI GP VALENTINO ROSSI
http://global.pegperego.com/toys-catalog/2011/Ducati+GP+Valentino+Rossi

2011年6月22日水曜日

空冷エンジンの美点?





排ガス規制の強化を受けて、ハーレーが2012年に
全車水冷化される、という噂がネットを飛び交っている。

そんなところに、ハーレーが水冷エンジンに関する
特許を出していたなんて話が飛び込んできた。

There Are No Sacred Cows: Harley-Davidson Patents Cylinder Head Cooling System
http://www.asphaltandrubber.com/news/harley-davidson-cylinder-head-cooling-system-patent/

これで、さらに噂がヒートアップするのは確実。
(ただし、2012年に云々、というのはどうやら嘘らしい)

とはいえ、ハーレーが水冷になって、何か問題でも?
と、改めて聞かれると、実はちょっと心もとない。


空冷エンジンの美点とされている部分は誤解が多い。

たとえば、「空冷は軽量である」というが、
空冷フィンの重量は案外バカにならず、
水冷とどちらが軽いかは設計の問題でしか無いらしい。
現にヤマハでRZ350を設計した技術者は、
軽量化のために水冷化したと
雑誌のインタビューに答えている。

空冷は構造が簡単で安価、というが、
排ガス・騒音規制が強化された現在
水冷エンジンの方が楽に規制を通せる、
つまり水冷の方が開発費は少なくて済む。
なので、安価というのも怪しい。

空冷の柔らかなフィーリング、なんていうけど、
現在のバイクの水冷エンジンは、
空冷と差別化するためハイパワーになってるだけで、
水冷だってロングストロークにするなどして
パワー特性を空冷っぽくすることは可能。

ゴリゴリ回る感じが良い、なんていうのも完全なウソで、
ホンダでCB1100を開発した技術者によると
燃調がきちんと取れていれば、空冷だってスムーズに回る。
現に、CB1100の前モデルのCB750はモーターのように
軽やかに回っていた。

そうなってくると、空冷の造形の美しさ、
ぐらいしか美点はなくなってくる。
あとは、エンジン止めた時のキンキン言うのが
「ああ、空冷だなぁ」と思わせる・・・とか(苦笑)


いえ、我が家のバイク、4台中3台が空冷なんですけどね。
でも、空冷にこだわったつもりは無いんですよ。

・ドカSSは、いにしえのDucatiのハンドリングを
 色濃く残すバイクを求めた結果だし
・CB1100は、のんびり走る、というコンセプトを
 徹底して磨きあげたところに感心したためだし、
・チャイナ・バイクは、安さにつられただけ(笑)

さて、空冷の美点って?

2011年6月21日火曜日

ロッシはアッセンで2012年型シャシを使用



ヴァレンティーノ・ロッシはアッセンで、
2012年型のシャシに800ccエンジンを搭載して参戦する。

GP11.1と名付けられたこのバイクは
ホンダの新型トランスミッションに対抗するため
新型シームレストランスミッションも搭載しているとのこと。

これにより、これまでの不振を挽回することと
来年のバイクの開発をスピードアップさせることを狙う。

一方、ヘイデンは、当面2011年型シャシの改良型
「ステップ2」を使用することとなる。

ロッシを獲得し、SBKワークスチームを解散して
MotoGPに全資源を注力したものの、全く勝てないDucatiは、
いよいよ出来ることは何でも始めたようだ。

いつも思うのだが、DucatiGP11が採用するフレームレスシャシは
本当に優れたものなのだろうか?

カートやミニバイクのサンデーレーサーでも
知っているし、やっている事だけれど、
雨天時は、ボルトの締め付けトルクを調整することで、
シャシの剛性を調整できる。

しかし、Ducatiのフレームレスシャシは
この手が使えないため、現場で剛性を調整する際に
調整シロが少ない可能性がある。

ストーナーの主張を退け、Ducatiには別の乗り方がある
と主張するバージェスとロッシ。
そろそろその主張の正しさを証明しないといけない頃だが・・・


Rossi gets 2012 chassis for Assen
http://www.autosport.com/news/report.php/id/92481

2011年6月20日月曜日

K-TAI練習走行

日曜日はK-TAIの練習走行でもてぎに行ってました。

震災の影響で、もてぎはしばらく閉鎖されていたため、
いろいろスケジュールがタイトになっているせいでしょうが
なんと、今年の練習走行はデ耐と同時開催。
午前中がデ耐、午後がK-TAIです。
ということは、片方だけでも混雑するピット裏は
かなりの大混雑、いや、大混乱が予想される。


実際、こんな感じです。

しかも、これだけ混雑してるのに
場所取りだけしておいて
結局、最後までしこに入る車は来なかったとか
モラルのかけらもない連中もいる始末(怒)

ウチのチームは10時半に南ゲート集合でしたが、
到着してみると、入れるピットもないので
45番ピットの隣の階段下に陣取りました。


で、陣取ってみて、この場所って
階段があるので日差しも防げるし、
風通しも良くて涼しい。
混雑しているときは、この46番ピット、
お勧めですね(笑)


今回のカートはこれ。
ちょっとドタバタがあり、
適当なスプロケがなかったため、
ダウンヒルのかなり手前で
エンジン吹け切ってしまったりしましたが
2分56~58秒くらいで走れたので
ま、ストッククラスとしてはまあまあでしょう。

メカニックとして来ていただいた
ひろくんさん、ガクさん、
サインボード出してくれたHさん
ありがとうございました。

ところで嫁は、デ耐に参加しているはずの
「KAZUMIさん捜索隊」を何回かしてましたが
残念ながら発見かなわず。

オイラもピンクのツナギの人がピットインしてきたのを
見たような気もしたけど、よく分からず、でした。

K-TAIの本番は約1ヶ月後。
今年も暑いんだろうなぁ・・・

2011年6月19日日曜日

1000円高速最終日

今日で1000円高速の最終日だと言うのに
都内はガラガラでした。

K-TAI練習走行で、もてぎに行っていて
帰りは凄まじい渋滞に巻き込まれると
覚悟していたけれど、実に意外。

みんな、逆に恐れをなして、出かけなかったのかな?

K-TAI練習走行の話は後日に・・・

2011年6月18日土曜日

ヤマハからYBR250、YBR125発売



ヤマハディーラーのYSPから、中国ヤマハ生産のバイクが発売される。

エンジンは空冷4ストロークSOHC単気筒FIエンジンのネイキッドバイクで、
「YBR250」及び「YBR125」。販売開始は2011年7月29日より。

中国生産なので、価格はかなり安く
YBR250が¥376,950、YBR125が¥250,950
ちなみに、YBR125は欧州でのベストセラーモデルだという。

空冷なので、今度ホンダから発売されたCBR250Rと比べるのは無理があるが
それでも250ccで21馬力、125ccで10馬力、とまずまずのレベル。

デザインは・・・なぜ、空冷のオンロードモデルにシュラウド?
などと突っ込みたくなる点はいくつかあるし、
なんかどことなく野暮ったいのだけど、価格の安さは驚異的なので
今後、日本でもじわじわと売れて行く可能性はある。


YBR250
http://www.ysp-members.com/lineup/foreign/ybr250/index.html
YBR125
http://www.ysp-members.com/lineup/foreign/ybr125/index.html

2011年6月17日金曜日

Ducati新型スーパーバイク・イラスト



以前、話題にしたDucati新型スーパーバイク
スパイショットの写真から描きおこした
Ducatiの1199(仮名)のイラストです。

Ducatiの公式イラストでは無いので
正確さと言う点ではそれなりでしょうが、
後ろバンクを避けて水平に寝かされたリヤショックや
とうとう廃止されたセンターアップマフラーなどが
見てとれます。

センターアップマフラーは、賛否両論あるでしょうが、
マスの集中と言う点からはマイナス。

にもかかわらず、1098では916の呪縛から
センターアップマフラー廃止という英断はできませんでした。

過去の呪縛を振り払った新型スーパーバイクは
SBKでどんな戦績を残し、
そんな販売実績を上げるのでしょうか?

2012 Ducati Superbike 1199 Rendered by Luca Bar Design
http://www.asphaltandrubber.com/bikes/2012-ducati-superbike-1199-render/

2011年6月16日木曜日

Husqvarna 900ccバイク、スパイショット



BMWのF800シリーズのエンジンをベースに900ccにボアアップして、
Husqvarnaブランドで新型バイクに搭載する、
という話は、2,3か月前あたりから、あちこちで
ささやかれていましたが、このたび
そのバイクのスパイショットが流出しました。

・・・と、いっても、欧州メーカーが良くやる手口で
わざと流出させたっぽいですけどね。

写真だけからは、これがモタードなのか、ネイキッドバイクなのか
判別はできかねます。Husqvarnaだからモタードだろ
と書いてるサイトもありますが、見た目がモタードっぽくないような。

F800シリーズの並列二気筒エンジンは
実用的な良いエンジンですが、色気が無いといえば無い。
BMWブランドなら、それで良いかもしれないが、
Husqvarnaを名乗る以上、それでは許されまい。

900ccになったエンジンは、どんな味付けをされてくるか?

そのあたりのことは、おいおい明らかになるでしょう。

Husqvarna 900 testing spy shots
http://www.twowheelsblog.com/post/6586/husqvarna-900-testing-spy-shots
Video: The Design of the Husqvarna 900
http://www.asphaltandrubber.com/news/husqvarna-900-design-video/#more-22881

2011年6月15日水曜日

SBKが売りに出されている?



チェカは、そのうち勝てなくなる、という著者の予想に反し
依然として快進撃を続けるSBK Ducatiのチェカ。
その強さは、MotoGPのストーナー並み。
シーズン序盤にして、早くもポイント上でも独走し始めている。

そのSBKの興行主は、スイスのインフロント。
しかし、そのインフロントが売りに出されていると言う。
そして、それに入札している3社のうち1社は
ロンドンに籍を置くブリッジポイント・キャピタルで、
ブリッジポイントはMotoGPの興行主のドルナの親会社でもある。

つまり、ブリッジポイントがインフロントを所有するようになると
MotoGPとSBKは同系列の会社により主宰されることになる。

現在、MotoGPでは、コスト削減を目的として
Moto2ではCBR600RRのエンジンをベースとする600ccエンジンを
独自のシャシに搭載した、いわば半プロトタイプ車両により
レースを行っている。
また、最高峰のプレミアクラスも来年度から
Moto1と名称を変更し、市販車のエンジンを搭載した
半プロトタイプ車両の参加を認めることになっている。

これは、当然、市販車をベースとするSBK側による
反発を招いているが、両者が同系列になることにより
スムーズな意思の疎通が可能になり、
二輪レース界は良い方向に・・・・・行くと良いなぁ、、、

こればかりは、実際になってみないと分からない。

それにしても・・・・SBKが売りに出されるとは
寂しい限りですね。

MotoGP Owners Looking to Buy World Superbike
http://www.asphaltandrubber.com/racing/bridgepoint-capital-buy-world-superbike/#more-22631

2011年6月14日火曜日

Ducatiの真実


・・・と、いってもMotoGPのDucatiマシンのことではなく
私のマシン、SS1000DSのことです。

現在、1万3千キロで排気にオイルが混じり、OH中なのですが、
ちょっとばかりショッキングな状態だと言うのが分かりました。

後ろバンクの排気バルブのバルブガイドが完全にフローティング状態で、
ブロックを持って揺すると、ガタガタ動く状態。

ガイドの頭はロッカーアームで叩かれてバルブシールは
粉砕して無くなってしまっていることが判明。

たったの1万3千キロだってのに、
これは、最初からこのガイドって緩かったのだとしか思えない。

普通、バルブガイドって、ちょっとやそっとじゃ
抜けないくらいキツキツなんだと思ってましたよ・・・

四輪のアルファ・ロメオでイタリア品質は分かってましたので
自分としてはあまり驚きませんが、Ducatiに乗る人は、
その辺のことも分かった上で乗った方が良いと思います。

OH中のエンジンですが、某・日本のメカニックに組んでもらってるところ。
このメカニックさんにOHしてもらった人が「まるで別物!」
と、絶賛しているので、OH完成が楽しみです

2011年6月13日月曜日

空飛ぶバイク・・・一応ね、、、





MotoGPは見ましたか?
ごくごくまっとうな結果でしたね。

ロレンソが転倒したのは意外だったかもしれませんが。
ロッシが「ヘイデンがドカは雨で速いことを証明した」
なんて、もはや強がりとしか言えないようなことを言っても、
異次元の人、ストーナーは、その遥か前を走っているわけで。
そんなこんなで、あまりMotoGPについて書くことはありません。

怪我の療養中なのにボーリングして遊んでるのをみつかった
ペドロサが帰ってこないと、ストーナーを止められる人はいないでしょう。

で、今回の話題です。
BMWの1170ccボクサーエンジンを使ってプロペラを回し
空を飛ぶホバーバイク、だそうです。
オーストラリアの発明家によって作られたものらしい。

酔狂な発明家が1台だけ試作したのかと思いきや
なんと、すでに販売されているらしい。
人口密度の低いオーストラリアならともかく
住宅密集地の日本で乗ったりしたら通報されること請け合い(笑)

何かの役に立つものではないでしょうが
ちょっと見てみたい気もします。

Hoverbike motorcycle-helicopter invention
http://www.twowheelsblog.com/post/6567/hoverbike-motorcycle-helicopter-invention

2011年6月12日日曜日

蛍は出なかった・・蛍キャンプ

毎年恒例の蛍キャンプに参加してきました。
yasuさん、ベンボスさん、皆さま
ありがとうございました。

雨は上がるとの予報に反し、夜は大雨でしたが
いつものように、ついつい食い過ぎてしまうのが悩みどころ

・・・・・そのせいで、体重計の数字が怖いです。


これも恒例、ヒツジの丸焼き
写真は携帯でのものなので画質が悪いのはご勘弁を・・・

それと、アーチェリーのおかげで
やっぱり腕が筋肉痛です。

>いっちーさん
貴重な経験どうもです


参加者の方の中には、この雨の中
こんな貴重な車で参加された方も・・・


そのあとは、去年と同じく、
大井松田カートランドで、K-TAI用カートの積み込みです。

来週はK-TAIの練習走行でもてぎ行きです。

ちょっとヘロヘロなので、こんなところで・・・

2011年6月11日土曜日

伊豆スカイライン二輪通行禁止再浮上


6/6に馬鹿が死んだらしい。
しかも、一緒に走っていた連中も
鹿並みの知能しか持ってなかったらしい。

こういうゴミのような連中が何人死のうが構わないが、
バイクや他のライダーたちを巻き込むのはやめてもらいたい。

地元の警察署の署長もさすがに激怒してるとか。

ぜひ、以下のブログを読んで下さい。

KAZU中西のわりかしマジメなブログ
http://ameblo.jp/kazu55z/entry-10919573155.html#cbox

2011年6月10日金曜日

ちょっとギョッとするモペッド


Solexのモペッドを改造したものらしいです。
中空なホイールというのが斬新ですね。

Solex motorised bicycle.... tuning
http://www.twowheelsblog.com/post/6526/solex-motorised-bicycle-tuning

2011年6月9日木曜日

CBR250Rレースベース車両は発売されるか?


欧州で€23,600で発売されるNSF250Rですが、
この価格はアチラの消費税18%が課される上に
オプションキット付だったとのことで、
国内の販売価格は1,749,510円に落ち着きました。

まあ、このくらいなら、RS125Rに比べて
開発費用上乗せ分として、こんなものかな、というところでしょうか。

ただし、まだリッターSSのホワイトバージョンの方が安い。

そこで、最近発売されたCBR250Rのレースベース車はいかが?
写真の右がCBR250Rレースベース車。
(ちなみに左はNSF250Rです。)
おそらくCBR250Rレースベース車であれば、
かなり安い価格で購入できそうです。

と、いっても、これ、まだ販売決定ではないみたいですが・・・

こちらも注目! CBR250Rのレースベース車が登場!
http://www.autoby.jp/blog/2011/06/post-eb21.html

市販ロードレースマシン「NSF250R」を発売
http://www.honda.co.jp/HRC/news/topics/20110608/

2011年6月8日水曜日

Ducatiの問題は解決していない


バルセロナGPでは、Ducatiのロッシは5位に終わった。
ペドロサがいれば、きっとロッシの前でゴールしただろうから
実質的には6位ということになる。

ここ2,3試合、バトルすることが多かった
ドヴィチオーゾにバトルを挑むことができず
後方に大人しく付いていくことしかできなかった。

しかし、ロッシ自身のレース後のコメントによると
決勝はドライ路面をウェットセッティングで走っていたらしい。
ロッシによると、賭けに出るため
朝のウェットセッティングのまま走ったが、
マシンの挙動が不安定になるなど、結果的には失敗だったという。

しかし、ドヴィチオーゾとの差はたった2秒しか無い。

ドヴィチオーゾは、すなわち、
前戦までの(ドライセッティングで走っていた)ロッシである。

要するに、実質的にはドライのセッティングでも
ウェットセッティングでも、マシンの能力は
大して変わらないことを意味する。

ロッシと共にDucatiに移籍したバージェスは、
それまでの固いシャシで走っていたストーナーを評して
「勝つか転ぶかというギリギリで攻めないと走らないマシン」
とし、自分たちの方向性は間違っていない、と主張しているが、
今のところ、ストーナーの速さを遥かに下回る結果しか
もたらしていない。

Ducatiには本当に「別の乗り方」があるのかどうか?
ロッシとバージェスは"ストーナーマジック"を上回ることができるのか?

Fifth place and progress for Rossi in Barcelona, Hayden eighth
http://www.motogp.com/en/news/2011/Ducati+review+Catalunya+GP

2011年6月7日火曜日

ライダーズクラブ編集長、撮影中に車と衝突し死亡

自分はライダーズクラブって好きじゃないので、
もうずっと読んでないけど、
有ってほしくない事故だな。

日経新聞の記事も読んだが、
センターラインをはみ出した四輪と
ぶつかったらしい。

バイクに乗る以上、自分だけじゃなく
周りのアホな四輪にも注意しないといけない。

当たり前のことのようだが、悲劇を繰り返さないために
生きている我々は、再度それを思い起こそう。

「ライダースクラブ」編集長、撮影中に衝突死亡 堺市
http://www.asahi.com/national/update/0606/OSK201106060073.html

2011年6月6日月曜日

折れてしまった不屈の人?


前戦、フランスでシモンチェリとの接触から
鎖骨を骨折したペドロサだが、
事前に聞こえてきた話によると、
次戦以降への影響は軽微で済む、とのことだった。

しかし、蓋を開けてみると、昨日のバルセロナGPの欠場
いや、それどころか、次戦のイギリスGPの参加さえ不透明。

その結果として、イギリスGPではヘドロサの代役に青山を指名する、
というところまで話が進んでいる。

やっと左腕の痛みから開放されたと思ったら、
転倒により新たなケガに見舞われ、モチベーションが落ちた
という憶測記事まで出てきた不屈の人ペドロサに
何があったのか?

折れた心を取り戻すのは、骨折の回復よりも難しい。
本当にメンタルな問題だとしたら
回復には少しばかり時間がかかることになるが・・・

D.ペドロサ:メンタル回復せず、代役に秋吉耕佑
http://gp.lachirico.com/2011/06/05/motogp-185/

2011年6月5日日曜日

日本政府と東電の怠慢


MotoGP日本の開催を巡り、GP界が揺れている。
ロレンソ、ロッシをはじめとするライダーが反対で大団結しているのだ。

彼らの元には東北大学の『Laboratory Obayashi』による測定値が示されており、
日本の放射線量はローマのそれよりも低い、とあるが、
ロッシ曰く
「ローマの放射線量が載った紙っ切れなんかじゃなく、
もっと詳しい情報が得られなければ。」


彼らの反対意見を、根拠がない、と切って捨てるのは容易い。
しかし、これが、今現在、世界が日本を見る目なのである。

震災以来、最初こそ日本への同情が広がったものの、
原発事故を巡る日本政府と東電の対応に
「日本は情報を隠している」と疑念の目が向けられるようになった。

日本語での記者会見に比べ、英語での記者会見の内容の薄さを見れば
世界の目は、残念ながら当然のこと、と言わざるを得ない。

しかも、日本語の発表でさえ、
「メルトダウンは起きていない。」
と、散々繰り返しておきながら
「やっぱりメルトダウンしてました。」
と、言い出す体たらく。

原発については色々な見解があるだろうが、
ただ一つ言えるのは「東電には過ぎたるオモチャ」。

GPライダーに文句を言う前に、
日本政府と東電のお粗末な対応を呪うしかあるまい。

J.ホルヘ:『茂木GP反対』ロッシの権力を利用したかった
http://gp.lachirico.com/2011/06/05/motogp-240/
『茂木GP反対』ロッシ&ロレンソが一致団結
http://gp.lachirico.com/2011/06/04/motogp-238/

2011年6月4日土曜日

2010年 二輪免許取得者について

ちょっと古い記事です。

<ニュース>2010年 二輪免許取得者は45万人
伸びるAT免許取得者


これの原典にあたってみました。

免許の名称は複雑なので、ここでは
・大型:排気量制限なし
・中型:400ccまで運転可
・小型:125ccまで運転可
・原付:50ccまで運転可
とします。それぞれの取得人数を
AT限定か否かで分けて書き下します。

大型:78,436
大型AT:195
中型:171,004
中型AT:16,944
小型:5,688
小型AT:8,421
原付:176,502

大型は全体で78,631人中195人(0.2%)のAT限定がいる。
中型は全体で187,948人中16,944人(9.0%)のAT限定がいる。
小型は全体で14,109人中8,421人(59.7%)のAT限定がいる。

若者を中心に、スクーターにしか乗らないので
中型AT限定免許、というのがAT免許の中心ですね。

また、趣味で二輪免許取る人で、小型なんて取る人は少ないので
AT限定免許が過半数を越えていることも理解できます。

>AT限定免許は大型、普通、小型限定とも増加しており
と、書いてありますが、650ccまでしか運転できない大型AT限定は
なんと0.2%。こういうのは、増えたとか減ったとかいうものではなく
ほぼゼロ、というのが正しい評価でしょう。

2011年6月3日金曜日

NSF250Rは2万ユーロ以上の高価格


カタルニアGPでは、NSF250Rの公式発表があり、
ドヴィチオーゾ選手が跨ってみせたりしてるようですが、
気になる価格はHRCのサイトによると
なんと€23,600と発表されました。

日本での販売価格はいくらか分かりませんが
おそらくは似たような価格になるので
単純に1ユーロ=120円として計算してみると約280万円になります。

こりゃあ、どうみても250万円を下回るのは難しいですね。

ちなみに、前モデルのRS125Rの価格は1,102,500円(税込)
NSF250Rはざっと倍以上の価格で登場です。

RS125R程度の価格なら、ちょっと欲しいかな、と思いましたが
この価格では、普通にCBRのホワイトボディ買った方がいいです。

2011年6月2日木曜日

ペドロサ、ホームGPを休場


18日にバルセロナ市内の病院で手術を受け、
30日のブログで、ホームレースの参戦に関して、
まだ最終的な決断を下していないことを明かしていたが、
グランプリの開催2日前に、欠場を決めた。

「鎖骨を安定させるために手術を受け、
バルセロナでレースをするためにトライしてきた。
全力を尽くしたけど、鎖骨は準備が整っていない」
と、完治していないことを説明。

鋼の意志を持つ男、とも評されているペドロサが休場する
というのだから、怪我の回復がまだおもわしくないのだろう。

まだシリーズは前半だし、異次元の人、ストーナーには、
またロッシがぶつかるかもしれないし、ということか・・・

・・・いや、冗談ですよ、冗談。(^^;;)

D.ペドロサ、ホームレース欠場
http://www.motogp.com/ja/news/2011/Pedrosa+to+miss+Catalunya+GP
鋼の魂ペドロサ、ホーム・バルセロナを戦略的に棄権
http://gp.lachirico.com/2011/06/02/motogp-232/

2011年6月1日水曜日

Ducati新型スーパーバイク


ロッシがムジェロで来年のMotoGPマシン、
GP12をテストしていましたが、
同様にムジェロでテストされていたらしい
新型市販スーパーバイクのスパイショットです。



今まで、鋼管トレリスフレームは、
Lツインエンジンと並んで
Ducatiのアイコンとも言えたのですが、
とうとうこれを廃止するとのこと。

2009年に、DucatiのMotoGPマシンが
トレリスフレームを止め、
エアボックスをカーボンにして
フレーム材として使うことを始め
市販SBKも、その知見が反映されるか?
と、言われていましたが、
いよいよ時期SBKから、それが採用されるようです。

Ducatiが、勝つために採用した新シャシ。
はたしてファンはどう受け取るか?

ああ、私ですか?
私は、当面今のSS1000DSに乗り続けます。

Spy Shot: 2012 Ducati Superbike Superquadrata
http://www.asphaltandrubber.com/rumors/2012-ducati-superbike-superquadrata-spy-photo/

2012 Ducati Superquadrata Superbike Testing at Mugello
http://www.asphaltandrubber.com/racing/2012-ducati-superquadrata-superbike-testing-mugello/