2011年2月28日月曜日

800cc Ducati MotoGPマシンは・・・

長くなったので、二つに分けます。

さて、ロッシの走らせ方、本当にそれで良いんだろうか?
ネットでのコメントを見てみると
「ロッシはドゥカティのフロントを使おうとし過ぎてる。
ターンインはいいだろうが、荷重の抜けたリヤには
トラクションがかからず、アクセルの開け出しが遅れてしまう。」
なんとなく、説得力があるように思えますが・・・

まあ、ヘッポコライダー同士が、好き勝手に言ってるだけですが、
「ストーナー・マジック」のおかげで、みんな誤解しているけれど、
800cc Ducati MotoGPマシンは、ただの失敗作ではなかったか?

2007年にストーナーがチャンピオン取った年こそ
7位にカピロッシが食い込んだが、
それ以外に、10位以内に食い込んだストーナー以外のライダーはいない。

2007年は、ミシュランタイヤの不振のおかげで
ブリジストン勢が全体に上位に来ていたので、
カピロッシ7位も、ブリジストンのおかげ、という見方も可能。

Lツイン、パイプフレーム、というDucatiのアイデンティティを守るために
Ducatiのマシン作りは、他のメーカーと比べて制約が多い。
ヤマハなんてクロスプレーンクランクのバイクを作ったら
市販車のR1の方をクロスプレーンにしちゃったけれど、
Ducatiにはそんな芸当は不可能

別に、それを悪いとは言わない。しょせん、
レースはあくまで市販車を売るための広報活動。

でも、それなら、Ducatiはいっそ二気筒マシンで参入するという
手段はなかったか?
それで、「巨大日本企業に一人立ち向かう町工場!」
なんてヨシムラスズキみたいなイメージで売ればよかったのでは?
それじゃ勝てない、というのなら、SBKを主戦場に据えて
市販バイクでは無敵!のイメージを大事にすべきだったような・・・

・・・あ、まあ、最後の方は要するに
「なんでDucatiはSBKから撤退したんだ!」
と、文句を言いたいだけです(笑)

MotoGP:セパンテスト、ライダーコメント



笑みを浮かべるストーナー、こわばった表情のロッシ。
この二枚の写真が、今回のテストのすべてを物語っている。

そんなストーナーが、去年まで乗っていたドゥカティについて語った。
「ドゥカティに乗るには、他とは違うことをしなきゃいけないんだ。
コーナーに飛びこむときは、常に無理をする必要がある。
ドゥカティを速く走らせるには、アグレッシブになること。
ブレーキングはギリギリまで遅らせる。その結果、危険は伴うけどね。」

「セパンでRC212Vに乗ってみたけど、何をするにもソフト。
去年まで、ホンダやヤマハを追いかけているときに、
一体どうやったらあんなラインで走れるんだろうって思っていたけど、
今、そのラインで走ってる自分がいるよ。
しかも、ドゥカティでは、セッティングはその都度、大幅な変更が必要になるけど、
ホンダはちょっと手を加えるだけで良いんだ。
何もしないでも超イージーにタイムが出るよ。RCVに乗れば乗るほど自信が湧いてくる。
開幕が待ちきれないね!」

一方、ドゥカティに乗ったロッシは・・・
「以前とは違うライディングスタイルが必要になる。
このマシンは、500ccみたいに乗るべきなんだ。
あまり長いことバンクしていてはだめで、コンパクトに回り、
早目にマシンを立ててアクセルを開けるように走るんだ。
以前のヤマハのコーナリングは忘れないとダメだ。
構造面での哲学にしろマシン自体の特性にしろ
日本車とは全然別個のマシンなんだから。
僕達はドゥカティの長所を利用して、
短所の方をできるだけ少なくしていかなければならない。」

そうやって四苦八苦しているロッシを見る他のライダーの視線
と、いうことで、ドヴィチオーゾのコメント
「ロッシの後ろについて1周走ってみたけれど、
マシンが簡単に曲がってくれないって感じで、
コーナー出口で大回りしている。
そんなヴァレンティーノなんて、僕は初めて見たよ。」

2011年2月27日日曜日

道志道のピザ屋さん


食べログで見て、行ってきました。

厚木から、宮ヶ瀬湖経由でプチツーです。

山道でのCB1100、わりと良くよく走ります。
アップハンドルのバイクなんて、
バイクとの一体感が感じられないし
フロント荷重が決定的に不足してる、と思ってましたが、
実はフロントタイヤがちゃんと仕事してくれる。
タンデムで走っていて、全く危なげがない。

KATANAの場合、「曲がりたければお前が何とかしろ!」
というところがあって、まあそれがKATANAの味なんですが、
それだけにバイクを振りまわす必要がある。
CB1100だと、動きが自然だし、無理してる感じが無い。

で、道志道の始まりの処にあるピザ屋さんです。

ピッツェリア・ドリームファーム

ここ、バイク専用駐車場があるんですよ!!

最近、バイク駐車場問題が、TVでも取り上げられたりしてますが
なかなか、バイク駐車場を設置してくれるところってありません。

この時点で、ドリームファームへの評価は◎決定!!

頼んだ料理ですが、
・生ハムのサラダ
・イタリアンピザの「ポーロ」
・アメリカンピザの「ハム」
・デザートとコーヒー
で、一人当たり約2500円。

特に、生ハムのサラダとイタリアンピザのポーロは 嫁も絶賛していました。
コーヒーは、普通のレギュラーコーヒーは あまり美味しくないので、
エスプレッソを頼むと良いでしょう。
いろんな意味で、お勧めです。

2011年2月26日土曜日

CBR150R


嫁用に買ったバイク。我が家の3台目。
タイホンダ製の単気筒スポーツバイク。
水冷のバイクなんて、我が家ではこれだけ(苦笑)

タイではつい最近まで150cc以上のバイクを国内生産するのが
禁じられていたらしく、CBR150Rは、タイホンダの最高峰機種!

かつての日本人の「ナナハン」みたいなもの。
そのためか、エンジンは水冷DOHC4バルブという
最高のシステムがおごられ、
シャッターキーがついているなど、いたるところが豪華装備。

嫁用という観点から、これを選んだ理由は
 ・オフ車並みに軽いこと。(乾燥重量115kg)
 ・足つきが悪くないこと。
 ・高速を走れること。
 ・安いこと。
の4点。

FTRやグラストラッカーという手もあったけど
タンクが小さいのが気になった。
(CBR150Rは10リッタータンク)
価格も当時で26万円くらいで買えた。
(今はもう少し高いらしい)

150ccなので、パワーはたかが知れているけれど、
驚いたのは、エンジンのフレキシビリティ。
レッドゾーンは11000回転ほどで、
トルクが立ちあがってくるのは7000回転以上からだが、
3000回転でも、それなりに走る。

嫁は街中4000回転とかで走っているようだけど
ピーキーなエンジンだと、こんなことは出来ない。

スリックタイヤを履けば、つくばを1分13秒で走ることも可能。
(ライダーの腕によるのはもちろんだけど・・)
チャイナ・バイクでカートコース走るのを止めた後は
こいつでカートコースを走ってる。

軽量・安価、しかも本気になればそこそこ走る。
そういう意味では、とても良いバイクで
こういうバイクを、メーカーはもっと供給すべきだと思う。
実際、国内4社も、ここ2年ほどで、
小排気量バイクをタイ工場に生産移管し、
逆輸入してくるようになった。

今度発売するホンダの世界戦略車、CBR250Rも、
要はこのCBR150Rのモデルチェンジに合わせて
250cc版も作ったというもの。


・・・・と、まあ、ここまでは理性で書いてる部分。


実は、このバイク、どういうバイクなんだか
今一つ掴みどころがない。
ミニサーキットも走れるし、ツーリングもできる。
通勤・通学、街乗りもOK。
では、こいつは何?スーパースポーツ?ツアラー?ストリート?
どれも違う気がする。

ポジションだって、妙に腰高だが、
さりとて前傾というほどでもなく、なんとも曖昧なポジション。

なんでも一定以上のレベルでこなせるが、
どれかが傑出してるわけではない。
器用貧乏という言葉があるが、それだよ、それ。

おかげで、このバイクとどう付き合うべきか、よく分からない。

もちろん、これ1台で何でもできるという守備範囲の広さは、
本来はものすごいメリットと言うべきで、
それについてあれこれ文句を言うのはおかしいのだろう。
でも、それでもなおかつ、あえて言ってみる。

このバイク、どういうバイクだか、よくワカラン!

・・・・まあ、嫁は満足しているので
そういう意味では良い買い物ではありますが。

2011年2月25日金曜日

iPhoneがバイクのメーターになる・・・


iPhoneとどこでも一緒にいたい!
と願っているバイク乗りには朗報・・・かも。

でも・・・・タコメータの針、見えにくいよ
このデザイン、なんとかならないんだろうか?

2011年2月24日木曜日

MotoGPセパンテスト最終日


もはや異次元の人か?
それとも、一人だけ1000ccで走っているのか?

ストーナーがセパンテストでとうとう2分を切り、1分59秒665
午後になってどうにかペドロサも2分を切ってきたが、
3日ともストーナーがトップ。
しかも、ベストタイムだけでなく、 ラップタイムの安定性がピカイチ。

何度も言う通り、テストでトップを出しても ポイントとは全く無関係。
とはいえ、ここまで良いように走られると
シーズン初期の流れはストーナーを中心に回ることになる。

自分もストーナーのことを予言はしたけれど、
ここまでピタリと当たるとは思わなかった。

800cc最後の年、独走でチャンピオンが決まってしまうかどうかは
ペドロサ、ロレンソらの肩にかかっている。

1. ストーナー 1m 59.665s (37)
2. ペドロサ 1m 59.803s (38)
3. シモンチェリ 2m 0.163s (46)
4. ドヴィチオーゾ 2m 0.541s (45)
5. スピーズ 2m 0.678s (32)

7. ロレンソ 2m 1.003s (48)
11. ロッシ 2m 1.469s (59)

2011年2月23日水曜日

CB1100のクラッチは重いか??


あくまで人それぞれですが・・・・・

これ以上軽くなったら、 かえって感触が分かりにくくなりそうで怖い

これ、買う人っているんだろうか?
すごく疑問だ。
もちろん、自分の場合、ドカSSとかチャイナバイクとか
もっとクラッチが重いバイクに慣れているってのもあるし
何度も言う通り、あくまで人それぞれですが・・・

HONDA CB1100 のクラッチが軽くなる!? 注目アイテム紹介

MotoGPセパン・セカンド・テスト


昨日から、再びマレーシアのセパンでMotoGPのテストが行われている。

初日の結果(ベスト5とロッシのみ)は

1. ストーナー Honda 2m 0.987s (53)
2. ペドロサ Honda 2m 1.360s (46)
3. ロレンソ Yamaha 2m 1.468s (50)
4. エドワース Yamaha 2m 1.654s (42)
5. ドヴィチオーゾ Honda 2m 1.747s (54)
9. ロッシ Ducati 2m 1.999s (53)

同じく二日目は

1. ストーナー Honda 2m 0.171s (43)
2. ペドロサ Honda 2m 0.229s (41)
3. ドヴィチオーゾ Honda 2m 0.531s (46)
4. スピーズ Yamaha 2m 0.824s (54)
5. ロレンソ Yamaha 2m 0.931s (45)
ロッシは風邪のため出走せず

基本的に ホンダ>ヤマハ>ドゥカティ という勢力図は変わらず。

ロッシはインフルエンザかもしれない、との話もあり
明日までに回復できるか?
また、ドゥカティのスタッフも風邪だと言う話もある。
劣勢なのに貴重なテストを棒に振ったのは痛い。

それにしてもストーナーは絶好調。
特に今日は2分0秒171と、2分を切る寸前。

テスト結果がそのまま開幕の勢力図には繋がらないとはいえ
今年のホンダはマシン作りをかなり根本から変えてきている。
つまり、熟成はまだ進行中ということ。

一方、ヤマハは(外見から推察すると)
去年のマシンから大きな変更はしていない模様で
これ以上の伸びしろはどこまであるのか疑問。

このまま突っ走るか?ストーナー

2011年2月22日火曜日

ホンダMoto3マシンの能力公開


コストか、エキサイティング(=パフォーマンス)か?
ホンダのMoto3ベースマシンとなるNRS改め、NSF250R。
もてぎやSUGOでテストしたところ、
ノーマルのRS125よりも1.5~2%ほどラップタイムが速かったとか。

しかし、ノーマルのRS125は、開発もストップしており、
すでに世界GPの舞台では完全に競争力を失っている。
むしろこの数字は、開発の止まってるRS125に
それだけの差しかつけられないの?と、取るべき。

現に、ホンダ自ら認める通り、NSF250Rは
ワークス・アプリリア125ccマシンには歯が立たない。

馬力は14000回転で45馬力ほど。
チューンすれば、もっとパワーは上がるが、
それをするとエンジンの寿命が縮み、 ランニングコストの上昇を招く。
ホンダとしては、Moto3はローコストで戦う場にしたい、とのこと。

さて・・・どう考えます?

2011年2月21日月曜日

CB1100(その2)


その2、ではCB1100についてちょっとした考察をしてみた。

こういうバイクを作り上げるのに
ホンダはバイクの基本構造から
きっちり検討を重ねてきたのだと思う。

ホンダのネイキッドといえば、CB1300。
操安性をはじめとする種々の要素を
高次元でまとめあげた、高い完成度を持つバイク。

普通なら、その1300のシャシに空冷エンジンだけ乗せて、
「オジサン・ホイホイの出来上がり」
としてしまえば、開発費も安く済んだはず。

でも、ホンダはそれではCB1100のコンセプトを実現できないと
シャシの基本設計から変えてきた。
代表的なものが、CB1300よりも寝たフロントフォーク
そして、あえての18インチホイール。
そのおかげで、バイクが人を急かさない
あの乗り味が実現した。

CB1300というのは、どんな乗り方をしても、
それなりに応えてしまうところがある。

よく言えば「懐が深い」ということだけど、
悪く言えば、主張が何もない、印象の低いバイク
ということになる。

たぶん、自分が買ったのがCB1300だったら
今のようにゆったり走ることはなかっただろう。

ライダーの性格まで変えるとは
まさに恐るべきバイク。
CB1100に乗ってみてホンダの技術と執念を感じた。
ホンダのバイクなんかつまらない、と
散々書いてきたけれど、こいつにはさすがに脱帽です。

CB1100(その1)


いきなり、4台目のバイクから紹介してしまったけれど、
次は、我が家の2台目、CB1100。(一台目は、以前に書いたドカのSS)

CB1100の前に乗っていたバイクはGSX1100S、そう、カタナの1100。
別にキリンにも西部警察にもハマッたことはない。
ただ単に、ちょっと乗ってみたかっただけ。

そんな感じで、何の思い入れも無く乗ったKATANAだけど
なぜか、妙にウマが合った。シンクロ率がすごく良い、
なんて言い方をしたこともある。
要するに「ものすごくしっくりくる」といえばいいのだと思う。

とはいえ、それは良い事ばかりではなく、
あまりにも波長が合いすぎて、ついついイケイケ・ドンドンになりやすい。
ともすると矢でも鉄砲でも持ってこい!という心境になりがちだった。

その結果、とうとう去年の夏、握りゴケして事故ってしまった。
一応、物損だけだし、カタナも直そうとすれば直せた。
でも、この事故でいろいろ反省させられた。

カタナでサーキット走るつもりは無い。
サーキットなら、ドカSSに乗る。
なので、カタナは街乗り、通勤、ツーリング用。
普段の公道用バイクがイケイケ・ドンドンというのはいかがなものか?

公道を走るなら、まったり穏やかな気分に
させてくれる奴の方がよいのではないか。
そもそも、「バイクって良いなぁ」と思った原点は、
ゆったりと走りながら 風を感じ、
流れる風景を感じることができたからだったはず。
目を三角にして走るだけがバイクではない。

そんな風にいろいろ考えた結果、カタナを手放してCB1100にした。
なぜCB1100かというと、まずはそのエンジン。
カタナと比べてウルトラシルキー。
これに比べると、同じホンダでも、
CB1300のエンジンは表情がなさすぎ。

おまけに1500rpmからの低速トルクが豊か。
カタナだと、3000rpm以上まで回さないと
エンジンが本調子じゃないような音をさせたものだけど
CBは2000rpmも回っていれば、これで充分という気にさせる。

それに、Type1のハンドルがもたらす、いわゆる殿様ポジション。
バイクに乗った時のポジションが、ライダー心理に及ぼす影響って
じつはかなり大きいものがある。

CB1100に乗りはじめたばかりのころ、
気分が乗ってくると、ついつい前傾姿勢を取りそうになった。
そのたび、アップハンドルがそれを押しとどめる。
そして、「そうそう、ゆっくり行こうや」
と、気分を落ち着かせる元になった。

今では、殿様ポジションにも慣れ
そんなにガツガツ走らせたりしない。
後方から四輪が煽ってきても素知らぬ顔して、
悠然と走っている。

ドカのSSみたいな刺激はないのかもしれないが、
この悠然とした感じは、悪くないと思った。

2011年2月20日日曜日

我が家の4台目のバイク


mixiも読んでいる方はご存知の通りだけど、
我が家のバイクの4台目は、中華製の125cc、
エイプのコピーバイク。
本物エイプの1/3以下の価格なのに125cc、
前輪ディスクブレーキ・・・・だけど、
品質はまさにチャイナクオリティ!

いろんなトラブルがあったけど、一番驚いた(苦笑した)のは、
走行中に溶接がはがれてリヤのストップランプがステーごと脱落したこと。

溶接痕を見たら、これなら自分がやったほうがよほどマシ。
以前は、カートコースに持ち込んで走ったりしたけど、とんでもなく遅い。

タイムを比較すると、これの前に持っていたGS50(ノーマル)より3秒くらい遅い。

ビデオが残っていたので、区間タイムを比べてみたけれど、
ストレートは腐っても125cc、それなりに速かったけれど、
低速コーナーが全然ダメ。ヘアピンひとつで0.5秒以上遅い。
あまりに遅すぎて危険なので、
カートコース走行は別のバイクに譲り、街乗り用に。

と、いっても、嫁のCBR150Rもあるし、
近所に小排気量バイクで楽しい場所もあまりないので
あまり乗る機会もないといえばない。

まあ、正直いって手放しても構わないのだけど
4台目のバイクの既得権のために持っているというのが正直なところ。

2011年2月19日土曜日

MotoGP:ヤマハの落日?


今年GP参戦50周年を迎えるヤマハは、メインスポンサーを見つけられず、
ファクトリーカラーのマシンでシリーズを戦うことになりそう。

「ヤマハの記念すべき年にファクトリーカラーで走ることは
むしろセレブレーションに華を添える」と強気の発言をしているが、
身も蓋もない言い方をすれば、レースに必要なのは
セレブレーションなんかよりも金。

SBKヤマハもタイトルスポンサーが見つからないなど、
今年のヤマハの資金状況ははかなり厳しい。
しかも、先のセパンテストではホンダに差をつけられていると ロレンソは語る。

今季二度目となるMotoGPクラスのオフィシャルテストは、
来週の火曜日から再びマレーシアはセパンで実施される。
はたして、開発資金にどれだけの金をつぎ込めたのか?
現段階では、どうやっても悲観的な見方しかできそうにない。

因みに写真は、ロレンソのツイッターから・・・

2011年2月18日金曜日

ビューエルの新型バイク


ハーレーからトカゲの尻尾切りの対象とされ、
泣く泣く看板を下ろしたビューエルですが、
どっこい、エリック・ビューエルのバイク魂は死んでいない。

これまでにも、いろいろ試作バイクを作ってますが
このバイクもその一つ。

エリック・ビューエル・レーシング1190RS、つまりEBR1190RS。
ちょっと気にいってしまいました、これ・・・

2011 Erik Buell Racing 1190RS Breaks Cover

2011年2月16日水曜日

バイクマンガ「ばくおん!!」


「ヤングチャンピオン烈」で連載が始まったばかりの
バイクマンガです。

なんでも、 女子高生がバイクの魅力に目覚めていく姿を描いた作品・・だそうで。

このごろ、女子高生を主人公にすれば
なんでも売れると思ってるな。

ナップス幸浦の人がツイッターでつぶやいてましたが
バイク関係の描写は合格だけど、話は・・・今後に期待だそうです

女子高生×バイク!おりもとみまな新連載「ばくおん!!」

2011年2月15日火曜日

今日の通勤は・・・

みなさん、何で通勤しましたか?
特にいつもはバイク通勤の方

お前はどうしたって?・・・日和見しました ええ、電車ですよ、電車通勤!
バイク通勤よりも時間が倍以上かかるけど、
昔、冬山特攻とかやった経験上、雪の恐ろしさはよく知ってる。

CB引っ張り出して、万が一雪を踏んでコケて、
後続車両にひかれたりしちゃぁ、タマラン

と、思ったら、バイク事故、けっこう起きてるらしい。
【バイク注意】凍結絡みの事故が多発しています
http://yukky.txt-nifty.com/bikeblog/2011/02/post-8442.html

ちなみに、原チャリとかは走っていた。 警官の乗ったカブもいた。
もしチャイナ号で通勤してたら 「このぐらい平気平気!」
なんて言いだしたりしたかな?

2011年2月13日日曜日

『レーシング少女』 読んでみた

『レーシング少女』
http://os-nightsky.blogspot.com/2011/01/blog-post_26.html

最初読んでいるうちは、サイモン&ガーファンクルの
「ボクサー」を思い出していた。

「ボクサー」は、一人の成功者の陰には何千という敗北者がいる、
「アメリカンドリーム」なんて言うけれど、そんなもの嘘っぱちだ、
と、強く弾劾している歌である。

が・・・・最後はそう来ましたか・・・・
これは「ボクサー」と同じ話ではなくて
いわゆる『青春小説』ってやつでしたか。

ああ、『青春小説』ねぇ・・・・
誰が誰を傷つけたとか傷つけないとか、なにを全く・・・

オジサンになると、そんなことぐらいじゃ
ゼンゼン傷つかなくなるんだよね。

でも考えてみると、それは、すでに傷だらけだから、
新しい傷が一つ増えても気がつかないだけかも。

古い傷だらけの中古車に、傷が1つ増えたって
だれも騒ぎ立てたりしないのと一緒。
それが大人になったということなのかね?

と、いうようなことを考えてみた。

ちなみに、ミニバイクレース経験者だけあって
レース関係の記述はかなりリアルに描かれている。

冒頭に出てきたのはサーキット秋が瀬。
むかし、よく走っていたので、コースは熟知している。
なので、コースを思い浮かべながら読めた。

経験者には、そういう楽しみもあるかな。

MotoGP:今年のホンダは・・・


この写真が、各方面でいろいろ話題を呼んでいる。

ホンダ800ccといえば、マシンは極めてコンパクト
前輪に近いところにライダーを座らせるというのが
アイデンティティといってもよかった。

それが、この写真では全く見られない。
タンクは長く、全長を伸ばしても構わないとばかり
スイングアームも長めにとってきた。

元々、エンジンパワーは去年ペドロサが
最高速を記録したように折り紙つき。

そのホンダが、マシンコンセプトを根本から変えてきた。
その結果が、この前のセパンテストの結果。

ドゥカティのヘイデンが「今の僕らはメタメタだけど、
どんどん改善してるから開幕までには・・・」
なんて言っていたけれど、熟成がこれからなのは
実はマシン作りを根本から変えてきたホンダも同じはず。

開幕までには、さらにホンダは速くなって
2003年までのホンダ帝国の再現となるかもしれない。

眠れる獅子がようやく起きたか?

2011年2月12日土曜日

ツナギがゆるい

去年、コレステロールがA-DのD判定になり、
自宅の体重計でも、内臓脂肪が「過剰」 になったのを
受けて始めたダイエット。

まあ、そんなに頑張って減量したわけではないけれど、
ゆるゆるながら続けていたので、1年で10kg減量に成功。

が、ここで困ったことが一つ。ツナギやら革パンやらがダボダボ。
我が家のHYODのツナギは、サイズを見るとM/W3。
つまりMの3サイズ・ワイド。 先週、アサカワスピードで、
HYODのSさんに 試着させてもらったところ、M/W、
つまりMの1サイズ・ワイドが着られた。 実に2サイズダウン。

たしかに、ドカSSで前傾してバイク乗ってると
最近、腹の部分が余ってシワになるので、ちょっと乗りにくい。

そのほか、一番太っている時期に買った革パンが凄まじくダボダボ。
Sさんによると、ツナギとか革パンって、
そうそう普通の服みたいにツメるわけにもいかないようで
サイズ直しは、まあ、一応受け付けてくれるけど
満足の行く仕上がりにはならないのを覚悟してくれ
と、いうことらしい。

ちなみに、減量は今も継続中。
もっと痩せると、さらにすごいことになるのは確実ですね。
けっこう高いんだよねぇ・・・ツナギや革パンって。

まあ、嬉しい悲鳴ということなんだけど・・・

ホンダ、四輪も・・・

二輪で起きていることが、とうとう四輪でも。

asahi.com(朝日新聞社):ホンダ、国内向け車種絞り込み 新興国向けの開発に注力 - http://www.asahi.com/car/news/TKY201102110198.html

2011年2月11日金曜日

まずは見ろ!



まずは見ろ!全てはそれからだ!

お前ら、このジジイたちに負けてなんかいられないぞ!!

TC Bank- Dream Rangers
http://www.youtube.com/watch?v=vksdBSVAM6g

雪の三連休初日

こういう天気でも、高速道路は渋滞していたみたいだ。
この雪の中??と思ったけど、それはバイク乗りの考え方かもね。
四輪なら、多少滑っても、なんとなることが多い。

四輪趣味を止めてもう6年近くになる。四輪乗りの気持ちはもう分からなくなっている。

もちろん・・・・ドカやCB1100でなく、チャイナ号で出かけるって選択肢はある。
あれでコケまくるのは楽しいだろう。

・・・ただし、四輪のいないところで、だけど。

2011年2月9日水曜日

MotoGP:ロレンソはヤマハに不満を漏らす


2010年のチャンピオン、ロレンソが、2011年型ヤマハYZF-M1に不満を漏らしている。

パワー、トラクションといったバイクの基本的なところで ライバルメーカーに遅れをとっている。
また新型のシャシも気に入らない。

・・・なんか、全部ダメダメみたいですね。

ここ数年、みんなが羨望の眼差しを送っていたヤマハM1、
今年のテストも、そんなに悪い位置にいるわけではないけれど、
2011年はライバルメーカー(ホンダ)に遅れをとってしまうのか?

ヘイデンが言っていた 「今、レースをしたら僕らはメタメタだけど、
シーズンが始まるのはまだ先さ」 という言葉通り、
シーズンインまでにヤマハや ドゥカティの改良が進むのか?
それとも・・・・

Lorenzo: Yamaha needs to improve

2011年2月7日月曜日

ストーナーは今年やるかもしれない


セパンテストのストーナーは初日トップを奪うなど確かに好調だった。
けれど、好調と言うなら、二日目ペドロサ、三日目シモンチェリは?
その中で、なぜストーナーだけに?

MCNの記事にもあるんだけれど、 昨シーズンのストーナーは
フロントエンドのトラブルに泣かされ続け、
そのためか年間5戦もの転倒を記録している。
しかし、ホンダでは、フロントに全く不安がないとのこと。
「まったくもってファンタスティック!一度転んだのはただのミスで
 それ以外、3日間のテストで一度もフロントを失わなかったよ!」

よく言われることだけれど、ドゥカティのアイコンとも言える
L型エンジンは、フロント荷重が稼ぎにくい。
「それゆえにリヤ主体のコーナリングができる!」 なんて
言ってる向きもあるけれど、趣味で走ってるならともかく、
MotoGPで速く走るにはフロントもきちんと使わないといけない。
そのため、非常にナーバスな特性になりかねないのがドゥカティの宿命。
ストーナーの速さの実態は綱渡りのコーナリングだった、 とも言えるわけで。

そのストーナーがワークス・ホンダを手に入れた。
これは何かを起こす可能性があるとはいえないか?

2011年2月6日日曜日

それは無い無い・・・・

バイクにテント載せてあちこち出かけていたときも、
アルファ・ロメオに入れ込んでいたときも、
カートでレースをしていた時も、
ドカでサーキット走っていても・・・

女の子に「素敵な趣味ですね」なんて言われたことは


 ま っ た く 無 い !

30代以降になると、女性もお世辞が言えるようになるので
「カッコ良いバイクですね」
と、お世辞で言われたことはあるけれど・・・


女の子に「意外と男っぽい!」と思われる趣味9パターン
http://www.sugoren.com/report/post_1272.php

夜遅くまでの宴会は・・・・

昨日はカート仲間との新年会。

が、5時間ぶっ続けの宴会は、最近体力がついていかない、
というか、そもまで夜遅くなると、眠くなってダメだ。
翌日もなんとなくだるい。

みんな、よくもまあ、無理がきくもんだと思う。

2011年2月4日金曜日

MotoGP:セパンテスト最終日


トップは3日通算してもベストだったシモンチェリ。とはいえ、
朝の状態の良いところで一発出しただけらしいので
すぐにこの数字だけで評価するわけにはいかない。

以下、ストーナー、ロレンソ、ドヴィチオーゾ、スピーズ、ペドロサ と、ワークス勢が続く。
ロッシは10位。本人は現在の調子でトップから1秒しか
離れてないのを収穫と言っていたが、これはどうにも判断しかねるところ。

と、いうのも、ドゥカティのライダーのほぼ全員がフロントに問題ありと指摘している。
それをどうにかできるかもしれないロッシは手負いの状態。
マシンの熟成は、あまり進んでいるとも思えない。

絶好調のホンダは三人+シモンチェリのワークスマシンで ガンガン進歩させている。
少なくとも、シーズン初めはホンダV.S.ヤマハという図式になる、
というのが、今のところ、最も順当な展開といえる。

「ロッシは第二のメランドリ」なのかどうかは ロッシの肩の故障が癒え、
マシンの熟成が進んできた シーズン後半になるまで答えはでなさそう。

でも、今年のロッシは「肩」とマシンの「熟成不足」と、
すでに二つも言い訳のカードを手にしているってことか・・・

1. Marco Simoncelli ITA San Carlo Honda Gresini 2m 0.757s (42 laps)
2. Casey Stoner AUS Repsol Honda Team 2m 0.811s (42 laps)
3. Jorge Lorenzo ESP Yamaha Factory Racing 2m 0.845s (46 laps)
4. Andrea Dovizioso ITA Repsol Honda Team 2m 0.945s (51 laps)
5. Ben Spies USA Yamaha Factory Racing 2m 1.002s (60 laps)
6. Dani Pedrosa ESP Repsol Honda Team 2m 1.241s (44 laps)
7. Hiroshi Aoyama JPN San Carlo Honda Gresini 2m 1.353s (63 laps)
8. Nicky Hayden USA Ducati Team 2m 1.534s (60 laps)
9. Colin Edwards USA Monster Yamaha Tech 3 2m 1.651s (32 laps)
10. Valentino Rossi ITA Ducati Team 2m 1.842s (52 laps)
11. Hector Barbera ESP Aspar Team 2m 2.030s (42 laps)
12. Loris Capirossi ITA Pramac Racing Team 2m 2.057s (48 laps)
13. Randy de Puniet FRA Pramac Racing Team 2m 2.159s (57 laps)
14. Karel Abraham CZE Cardion AB Motoracing 2m 2.645s (29 laps)
15. Cal Crutchlow GBR Monster Yamaha Tech 3 2m 2.717s (44 laps)
16. Toni Elias ESP LCR Honda MotoGP 2m 2.916s (55 laps)
17. Bike #T1 JPN Yamaha Test Rider 2m 2.965s (41 laps)
18. Kosuke Akiyoshi JPN Honda Test Rider 2m 3.452s (3 laps)
19. Bike #T2 JPN Yamaha test Rider 2m 3.621s (32 laps)
20. Nobuatsu Aoki JPN Suzuki Test Rider 2m 4.700s (46 laps)

2011年2月2日水曜日

MotoGP:セパンテスト


テスト禁止期間を終えて、いよいよスタートした2011年のMotoGP
最初のテストは、マレーシア、セパン。

初日のタイム
1. Casey Stoner AUS Repsol Honda Team 2m 1.574s (52 laps)
2. Jorge Lorenzo ESP Yamaha Factory Racing 2m 1.977s (44 laps)
3. Dani Pedrosa ESP Repsol Honda Team 2m 2.024s (61 laps)
4. Marco Simoncelli ITA San Carlo Honda Gresini 2m 2.295s (52 laps)
5. Ben Spies USA Yamaha Factory Racing 2m 2.332s (29 laps)
6. Alvaro Bautista ESP Rizla Suzuki MotoGP 2m 2.422s (65 laps)
7. Hiroshi Aoyama JPN San Carlo Honda Gresini 2m 2.483s (65 laps)
8. Andrea Dovizioso ITA Repsol Honda Team 2m 2.507s (57 laps)
9. Colin Edwards USA Monster Yamaha Tech 3 2m 2.514s (60 laps)
10. Randy de Puniet FRA Pramac Racing Team 2m 3.152s (63 laps)
11. Kosuke Akiyoshi JPN Honda Test Rider 2m 3.224s (49 laps)
12. Valentino Rossi ITA Ducati Team 2m 3.365s (30 laps)
13. Nicky Hayden USA Ducati Team 2m 3.508s (65 laps)
14. Loris Capirossi ITA Pramac Racing Team 2m 3.695s (63 laps)
15. Hector Barbera ESP Aspar Team 2m 3.767s (59 laps)
16. Cal Crutchlow GBR Monster Yamaha Tech 3 2m 4.009s (62 laps)
17. Toni Elias ESP LCR Honda MotoGP 2m 4.238s (64 laps)
18. Karel Abraham CZE Cardion AB Motoracing 2m 4.470s (52 laps)
19. Bike #T1 JPN Yamaha Test Rider 2m 4.717s (58 laps)
20. Bike #T2 JPN Yamaha test Rider 2m 5.235s (48 laps)

二日目(つまり今日)の結果は以下の通り
1. Dani Pedrosa ESP Repsol Honda Team 2m 0.770s (39 laps)
2. Casey Stoner AUS Repsol Honda Team 2m 1.434s (44 laps)
3. Ben Spies USA Yamaha Factory Racing 2m 1.508s (60 laps)
4. Andrea Dovizioso ITA Repsol Honda Team 2m 1.512s (48 laps)
5. Marco Simoncelli ITA San Carlo Honda Gresini 2m 1.522s (42 laps)
6. Hiroshi Aoyama JPN San Carlo Honda Gresini 2m 1.534s (58 laps)
7. Jorge Lorenzo ESP Yamaha Factory Racing 2m 1.563s (35 laps)
8. Alvaro Bautista ESP Rizla Suzuki MotoGP 2m 1.687s (63 laps)
9. Colin Edwards USA Monster Yamaha Tech 3 2m 1.722s (33 laps)
10. Hector Barbera ESP Aspar Team 2m 2.093s (45 laps)
11. Nicky Hayden USA Ducati Team 2m 2.379s (62 laps)
12. Randy de Puniet FRA Pramac Racing Team 2m 2.426s (50 laps)
13. Valentino Rossi ITA Ducati Team 2m 2.597s (42 laps)
14. Kosuke Akiyoshi JPN Honda Test Rider 2m 2.619s (47 laps)
15. Cal Crutchlow GBR Monster Yamaha Tech 3 2m 3.032s (38 laps)
16. Loris Capirossi ITA Pramac Racing Team 2m 3.047s (56 laps)
17. Karel Abraham CZE Cardion AB Motoracing 2m 3.466s (47 laps)
18. Bike #T2 JPN Yamaha test Rider 2m 3.910s (51 laps)
19. Toni Elias ESP LCR Honda MotoGP 2m 4.026s (58 laps)
20. Bike #T1 JPN Yamaha Test Rider 2m 4.142s (56 laps)

初日はストーナー、二日目はペドロサがトップタイム。
初日と2日目でかなり順位は異なるとはいえ、
全体として目立つのは、ドゥカティの不調、そしてロッシの出遅れ。

ちなみに、ロッシの昨日のコメントを拾ってみると
まだ肩は痛み、完治するのはまだ先。
ドゥカティは日本車といろいろ違うので、
セッティングに今までの知見が使えず、仕事が山積み、とか。

また、ヘイデンのコメントによると 今年のドカはフロントに問題があるとのこと。

さて、今シーズンはどうなるか?