2018年11月22日木曜日

世界初:全パーツを3Dプリンターで作ったバイク・・・だけど



https://www.visordown.com/news/new-bikes/worlds-first-completely-3d-printed-bike-revealed
https://www.asphaltandrubber.com/bikes/nera-3d-printed-electric-motorcycle/

3Dプリンターの発達に伴い、
将来は、データを買って自分でバイクを作る
そういう時代になる
・・・といくつかのサイトは報じています。

いや、原付などの小型バイクを除き、
それはありえないんだけどね。

昨今のバイクの性能向上は
材料工学の発達にも多くを負っており
ここのパーツにはこの合金
という膨大な知見がベースになっています。

したがって、同じ鉄に見えても、
性質はまるで違う素材になっています。

昨今、鋼の開発が進み
同じ強度でアルミよりも軽い
夢の鋼が出来つつあります。
(コストがネックなので、
アルミを完全に駆逐出来てませんが)

オイラは、カウルのビスなどは
社外品を使いますが、
エンジンに使うボルトなど
重要な部分については
社外ボルトなんか使いません。

メーカーからデータを買ったとして
ここのパーツにはこれこれの材料を
使わないとダメだからね!
と、言われて何種類もの鉄を買ってきます?

それなら、工場で作られたバイクの方が
はるかに安価になるはず。

ということで、上の動画のバイクも
製作が容易な電動バイク
それも小型のもの。

20世紀の間に積み上げられた
機械・材料・化学技術は
部外者が思うほどチャチではない
ということです。

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