2011年11月30日水曜日

マルくなった(?)ハスクバーナ


ハスクバーナから、またBMWのエンジンを使ったバイクが発表された。
今度は650ccの単気筒エンジンだそうだ。
このエンジン、すでにお蔵入りしているはずだが、
また引っ張り出して使うことにしたらしい。
一応、ハスクバーナによりチューンされるとはいう。

ハスクバーナのラインアップには、すでに単気筒600ccのモタードがあり
これとはどういう住み分けをするのだろう?と思ったが
おそらく、ハスクバーナはレース直系の硬派メーカーという
看板を降ろすつもりなのだろう。
その第一歩がNudaであり、第二モデルが、このバイク。

バイクユーザーとはいえ、尖がったユーザーばかりではないので
確かに、硬軟合わせたモデルを用意した方が台数は売れる。

ただし、ボヨョ~~ンと走るハスクバーナを見た従来のユーザーは
果たしてどう思うのだろう?

New G650GS-powered Husqvarna street bike unveiled
http://www.motorcyclenews.com/MCN/News/newsresults/New-bikes/2011/November/nov2911-new-g650-gs-powered-husqvarna-street-bike-unveiled/

2011年11月29日火曜日

ロッシの将来?


レースがオフシーズンということもあり、
どこを見ても「ロッシがWRCで大活躍!」
という話で持ちきりである。

そのロッシはインタビューに答えて、
「WRCは将来のプランに入ってる。あと何年かMotoGPで走ったら
 ラリーで走るよ。それに、ラリーカーには余計な電子制御がないからね。」
と。正直、2012年もDucatiがどこまでロッシに合わせたマシンを
作ってくるか不明なだけに、あと何年、なんて長いことではなく
2013年にもラリーに転身してしまうかもしれない。

ロッシをMotoGPに引き留めたいドルナとしては
是が非でもDucatiに頑張ってほしいと思っているかもしれない。
そうなると2013年にも大がかりなレギュレーション変更があるかも?

レギュレーション変更といえば、のCRTだが、ロッシによると
「僕らはもっと安いバイクでレースしなきゃいけないってことだよね。
 そういうことならCRT導入に反対はしない。
 だけど、CRTのレースは盛り上がるとは思えないけどね。」
と、どちらかというと否定的な見解を述べている。

CRTについてのトップライダーの見解は
これで1勝1敗1分け(限りなく1勝2敗)
というところだろうか?

残るペドロサはなんと言うか?

Valentino Rossi: "I wouldn't have problems riding a CRT"
http://www.twowheelsblog.com/post/8355/valentino-rossi-i-wouldnt-have-problems-riding-a-crt

2011年11月28日月曜日

ディーゼルエンジンのバイク



火花点火のガソリンエンジンは火炎伝播速度が有限であるため、
ボアにも一定の限界があるが、
ディーゼルエンジンだと、その手の制約とは無縁。
舶用エンジンだと、ボアが80cmくらいあるような
超ビックボアエンジンもある。

圧縮比も高いし、ポンピングロスも無いので
トルク、特に低速トルクは非常に大きく
また、燃費も圧倒的に良い。

しかし、これが小型エンジンとなると
ディーゼルのメリットを生かせず、
重いだけで馬力の無いエンジンとなってしまう。

このため、ディーゼルエンジンのバイクというのは
あまり存在しない。

比較的有名なモノとしては
ロイヤルエンフィールドのバイクにスバルの汎用エンジンを
搭載したエンフィールド・ロビンというのがあるが、
200kgの車重に10馬力あるかどうかという、
かなり低性能のものしかない。

しかし、軍隊となると話は別。飛行機はジェットエンジンだし、
戦車をはじめとする車両はみなディーゼルエンジンなので
ガソリンなんて燃料は使わない。

たとえば、写真のこのバイクHDT M1030だけど
カワサキのKLR650をベースに、水冷670ccエンジンを搭載し
33馬力で、最高速度は152km/h。

燃費データはないが、90km/h走行の場合
無給油で650キロを走り抜けることが可能。

これ、米海兵隊では使われているらしいけど
自衛隊では、普通のXR250RとKLX250Rを使っている。

個人で買えるのかな?と思ったが
現在は軍用のみだとのこと。

ちょっと、どんな感じなのか興味があるだけに残念。

HDT
http://www.hayes-dt.com/home.htm

2011年11月27日日曜日

ロッシが久々にトップに!・・・ただしWRC


http://twitter.com/#!/ValeYellow46/status/140586570557308929/photo/1

情報元はロッシのツイッターから。

ロッシの今季初のトップタイムはモンツァラリーにて。
セレスでのテストを不参加にしてまで参加した
モンツァラリーでのタイムシートがこれ。

最近、WRCは見ていないけれど、
セバスチャン・ローブの黄金時代だったよね?
一応、ローブは2位につけて、健在ぶりをアピールしているようだが・・・

2012年も勝てないままだったら、本気でロッシは
四輪転向してしまうのだろうか?

かなり心配な某ヤングライダー君

カート仲間の一人で、カワサキの1100に乗っている
20代の某ヤングライダー君がいます。

彼は、一度、四輪への追突事故を起こし
救急車で運ばれる怪我を負いました。

にもかかわらず最近、高速道路で
急に車線変更した四輪と接触し
百数十キロで転倒、けっこうな怪我をしました。

バイクに乗っているからには
事故や怪我の危険性は常に付きまといますが
問題は、彼の態度と技量です。

そもそも、大事故を起こしたのに、
全く懲りていません。今でも
「高速は220キロくらいで巡航だ」
などとうそぶいています。

まあ、魔王様(笑)がふわわキロ以上で巡航していても
誰も何も言わないでしょうが、彼の場合
その速度で走るだけの技量と危険予知能力が無い。

バイクの性能を自分の能力と勘違いしている
という、いわゆる典型的なバカヤロタイプ。

さらに、200キロ以上で走るってのに
革ジャン・革パンも着ていない。
今回の事故でも、革を着ていれば、
もっと軽症で済んだはず。

こういうタイプは、サーキットに誘ってみても、
まず乗ってきません。彼も、
FISCOのコースの話とかミニバイクの話とか
いろいろしてみても、全く食い付きなし。

正直いうと、彼の気持ちはよく分かります。
今からン十年前、「俺は30歳までに死んでいる」
とうそぶいていたのは、他ならぬオイラなので・・・

オイラは、幸運なことに今まで生き延びてきましたが
彼もラッキーに恵まれる保証は無い。

知人が死ぬ話を聞きたくないので
何かしてやりたいとは思うのですが、
でも、はたして何が出来るのだろう?

2011年11月26日土曜日

エイプにキックペダル取り付け・・・のハズが・・・(クリッピングポイントの欺瞞を暴く)

クリッピングポイントのバックステップつけて、押しがけ専用になった
我が家のエイプですが、嫁の
「そもそもエイプにしたのは、公道で私も乗れるように
 というためじゃなかった?」
というクレームで、キックペダルを装着することになりました。

でも、ノーマルのはつかないので、
同じクリッピングポイントから出ているキックペダルをポチッと。
一応、購入してあるバックステップとセットで使えることになってます。

取り付けは・・・キックペダルなので一瞬です。





が・・・・この商品、マフラーと干渉します。

ノーマルマフラーとのチェックさえもしてないってことは、
社外マフラーも、どれがダメで、どれがOKか
全くチェックしてませんね。
この会社、どういう神経してるの?

ここで、声を大にして言っておきます。

クリッピングポイントのキックペダルを
買うと、こういう目に遭います!


----(追記)----------------------------------------------

陰で文句を言うのは嫌なのでメーカー問い合わせ窓口に
状況を連絡したところ、以下のような返答が来ました。


 >弊社のキックペダルについてですが、
 >ノーマルマフラー、弊社のハイパワースポーツマフラー装着車に干渉なく装着可能です。
 >お客様が装着できない場合は専門店などに依頼することをお勧めいたします。
 >純正キックペダルを使用できない事は商品説明に記載しております。

著作権があるかもしれないので、重要な部分以外を
わざと変えておきましたが、ほぼこういう返答です。

では、上の写真は何?
手の込んだ合成写真?
そんなことして何のメリットが??

しかも、
 >純正キックペダルを使用できない事は商品説明に記載しております。
って、何? こんなことに文句をつけたつもりは無いけれど、
議論のすり替えをしようとするつもり?

まあ、以後、この会社の経営姿勢は良く分かりました。
以後、気をつけます。

2011年11月25日金曜日

MotoGP:チェカはGP12に何を感じたのか?


さて、自分がカートコースで転倒して云々という間に
世間ではMotoGPのセレステストが行われていた。

と、いってもMoto2マシンとCRTマシン、それにドカのGP12だけで
ホンダやヤマハのプロトタイプは出てきていない。

CRTマシンは、かなり苦戦している。
まだ熟成が進んでいない、という言い訳はあるものの
Moto2マシンといい勝負、というタイムしか出ない。

このまま熟成が進まないままだと、来年のMoto1は
「Moto2マシン」と「MotoGPマシン」の混走、なんてことになりかねない。

また、DucatiのGP12もテストが行われ
ロッシとヘイデンが不在だったことから
SBKチャンピオンのチェカにマシンが託されテストを実施。
1分41秒0というタイムを記録した。

・・・が、このタイム、今年の第二戦のセレスでの予選タイムと比べると
MotoGPクラスでは、なんと17位のタイム。
いくら気候が違うとか、チェカがマシンに慣れていないとか
いろいろ言い訳するにしても、あまりに酷いタイムしか出ていない。

さらに、走行後のチェカの詳しいコメントが、全然出てこない。
いろいろ情報を集めてみても、「ちょっと妙だったよ」
ぐらいしか出てこない。いったい、チェカは何を感じたのか?

ロッシの言うがままにアルミツインスパーを作ったはいいが、
2012年のDucatiは、どこに向かっているのか、全く分からないままである。

2011年11月24日木曜日

ヘルメット選びの基準

実は、ヘルメットにゴテゴテ付いているのが嫌い。
昔ながらの、つるんとしたメットが好きだった。

けれども、最新のヘルメットはベンチレーションも考えられており、
夏に被っていると、汗のかきかたが歴然と違ったりする。

自分の場合、かなりの汗かきなので
嫁に言われて、しかたなくゴテゴテ・ヘルメットを
被るようになった。

また、だんだん、つるんとしたヘルメットが
低価格品ばかりになってきて、
FIM・MFJ公認でなくなってきたこともある。

で、ここのところずっと愛用していたのは
アライの最高ランク、RX-7RR4、RX-7RR5

ところが、昨日のカートコースでの転倒で
かなり強く頭を打ってしまったようで
残念なことにご臨終に。

最近、使用期限が来て買い替えよりもサーキットで転倒して
買い替えというパターンの方が多い・・・・

ということで、毎日の通勤でも使うし、
早速、新しいヘルメットを調達のためNAP'Sに。

ところで、最高級ヘルメットと、ちょっとランクが下のヘルメット。
違いはどこにあるのだろうか?

ひとつ目は、内装が外せて洗濯可能
ふたつめは高速走行時の整流効果
三つ目は、(もしかしたら)安全性

・・・なのだけど、
実は内装を外したことがここ数年ない。
ものぐさなもので、内装を外さずに拭き掃除などで
ごまかしているけれど、臭いが気になったことはない。

また整流効果についても、某全日本ライダーの人に聞いたことがあるが
「あれはGP125くらいのスピードじゃ、ほとんど分かりません。
 JSBに乗って、初めて違いが分かった、という感じですね。」
つまり、時速200キロ程度では違いは分からず、250~300キロ
まで行かないと、違いなんてないらしい。

我が家のバイクで一番速いのは、SS1000DSだけど、
しょせんは空冷バイク。時速300km/hなんて出やしない。
と、いうことは、せっかくの整流効果も無駄ってこと?

三番目の安全性についても、スネル規格とか
FIM・MFJ公認を取っていれば、少なくとも一定レベルの
安全性は担保されているということになる。


・・・・・・と、いろいろな事を考えて、
今度の新しいヘルメットはトップモデルだけではなく
FIM・MFJ公認を取っている下位モデルも検討してみることにした。


で、値段も含めて決めたのが、アライのvector。
RX-7RR5と比べると、ベラボーに安い。

しかも、買ってみて気がついたけれど
RX-7RR5よりも、持った感じが軽い。

実際に重量を計ってみたら、100gほどだけど、確かに軽い。

そうなると、時速300km/hのうんたらよりも
日常での軽さの方が有り難いでしょう。

そんなことで、アライvector、安いわりに良い買い物かもしれない。

2011年11月23日水曜日

バックステップエイプのカートコースデビュー

という晴れ舞台に・・・・


まが玉、製作しまちた、、、


バックステップは、はや先端が削れ・・・


メットも・・・・

バックステップの効果については
これから嫁の撮ってくれたビデオ見て研究しますが、
問題は、今日が、新しいビデオカメラのデビュー
でもあったので、機械音痴の嫁が
「よくわからない~~??」
と言ってました。(@_@;;;)

・・・・果たしてビデオがとれているのか?

2011年11月22日火曜日

スズキMotoGP撤退の真因?


四輪関係では、ちょっとした話題になっているが、
スズキが、VWとの提携を解消すると発表した。
正確に言うと、提携解消をVWに通告した、という段階で
VW側は提携解消を拒否している。

フォルクスワーゲンAGとの業務提携
及び相互資本関係に係る包括契約の解除に関するお知らせ
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2011/1118a/index.html

この問題は、ずいぶん前からいろいろ揉めていたが、
理解に苦しむのは、なぜこんな短期間でこじれてしまったのか?
ということ。今までスズキは幾多のメーカーと提携しており、
契約書の文面だって、きちんと精査しているはず。

今後は、第三国の仲裁機関に仲裁を申し入れることになるが、
ここからが問題で、もしスズキの言い分が通り、
提携の解消、および相互資本関係の解消、ということになった場合
スズキは、VWが保有するスズキ株を買い戻す必要が生じる。

それによりスズキが用意しなければならない資金は莫大なものになり
資金繰りは、一時的にせよかなり苦しくなることは確実で
そうなると、確かにMotoGPなんてやってる場合ではない。

VWとの提携なんて、四輪の話でしょ、なんて思っていたら
とんでもないところで、バイクにも関係が出てきてしまったという事になる。

スズキMotoGP撤退を残念に思う人は
VW不買運動でもすると良いかもしれない(笑)

Suzuki Says Sayonara to Volkswagen
http://www.asphaltandrubber.com/news/suzuki-volkswagen-parternship-over/

2011年11月21日月曜日

レースには金がかかる

11月16日の記事が、ちょっと話題になっているようだ。
「このままでは、2013年にはワークスホンダの2台を除いて
 みんな撤退してしまうぞ!」
と、ドルナCEOのエスペラータが、
MotoGP改革の必要性を訴えている。

Dorna CEO Carmelo Ezpeleta says MotoGP must change now
http://www.autosport.com/news/report.php/id/96261

レースに金がかからないようにしようという主旨は分かるが、
しかし、どんなにレギュレーションをいじろうが
ホンダが勝つ図式が、そう簡単に変わるとは思えない。

ホンダの勝利を止めるのは、
2004年のロッシのようなライダーが出ない限り無理である。

そもそも、研究開発への投資が、
ホンダと他のメーカーでは違いすぎる。
2010年度のホンダの二輪関係研究開発費は678億円。

これは、同時期のヤマハの全社研究開発費552億円を上回る。
ちなみに、ヤマハの二輪関係の研究開発費は349億円で
ホンダの約半分に過ぎない。

金を掛ければ偉い、というわけではないが
研究にはどうしても金がかかる部分がある。
そして、こうした毎年の地道な積み重ねが
やがて技術的な基礎体力の差となって表れてくる。

たとえば、1982年に他社より遅れて
GP500・2stマシンを投入したホンダが、
なぜヤマハとスズキを追い越してしまったのか?
「4stのホンダ、2stのヤマハ&スズキ」ではなかったのか?

しかも、現在、ワークスヤマハにはスポンサーがいない。
欧州メーカーのDucatiは、全く勝てなくてもスポンサーには困らないが
ホンダを追いおとせる可能性がある唯一のメーカーであるヤマハは
ロッシがいなくなった途端に、スポンサーにも困る状態になった。

エスペラータはまず、この状態から手をつけるべきだと思うのだが・・・

2011年11月20日日曜日

メガリ250R試乗

今日は、雑誌RoadRiderのフェアがお台場でありました。
アサカワスピードも出店してるというので
ちょいとのぞきにいくことにしました。

昨日、エイプのバックステップを取り付けたので
その試乗もあるし、そのほかにも嫁のバイク・リハビリ
(なにせ、嫁はバイクに4ヵ月半も乗ってません。)
という意味もあるので、CBR150R(嫁)とエイプ(オイラ)
で出かけます。

バックステップというけれど、
「体格のある人でもさほど膝が窮屈にならない」
のがウリのステップなので、
わずかに着座位置が後ろにずれる以外は
公道で乗っても、特に違和感ありません。

最初からこうだった、と言われれば、
そのまま信じてしまうかもしれません。

スタンドがないので、いちいち
簡易スタンドを持ち歩かないといけないのと
キックペダルがないので、始動は押しがけ限定
というのは不便といえば不便ですが、
慣れてしまえば問題ない。


アサカワスピードのテントは、こんな感じ。

ところで、会場では試乗会もやってました。
その中にメガリ250Rがあったので、早速申し込みです。


メガリ250Rは、イギリスの新興メーカーの
開発したバイクで、生産を中国で行い
コストを低減し、驚きの低価格を実現。
ホンダCBR250Rの対抗馬と目されるバイクです。

一応、以前試乗したCBR250Rと比べてみると
ポジションはCBR250Rと比べ、レーシー。
エンジン音も、ちゃんとバイク好きのツボを抑えている。

乗り出すと、軽量単気筒250ccらしく、軽快です。
これに比べるとCBR250Rは、かなり安定性重視に感じる。
エンジンは、さして高回転まで回るわけでもなく
上まで回しても、驚くような加速は見せませんが、
フラットトルクで普通に乗れます。
街乗りに使っても、神経質さに手を焼くことはないでしょう。

全体的な印象として、バイク好きが、
楽しいバイクを作ろうと頑張った感じがして
好印象がもてます。

ただ問題は、このバイクの信頼性とパーツ供給性。
なにせ新興メーカーなので、そのへんは全くの未知数。
サーキットで乗るにしても、
アフターパーツとかはまず出てこない。

そういうことなので、本気印のサーキット野郎は
CBR250Rを買うべきでしょう。

メガリはどんな人に良いかというと、
このバイク1台で何でもする人。
峠を走って楽しんだり、ツーリングもしたり、
たまにサーキットもちょこっと走る。
そういう人が、いろいろ楽しむにはメガリの方が上です。

ところでこの日の帰り、
とんでもない土砂降りに出くわしました。

エイプのプラグは、サーキット仕様の冷え型のまま!
土砂降りの大雨で、一気に冷えたエンジンのせいで
気を抜くと失火してエンストしてしまう。

しかたないので、信号ごとにアクセル開けてるものだから
シグナルグランプリを仕掛けるヤンキーニイチャンみたい(苦笑)。

さて、今日は関東地方、午後は晴れの予報じゃなかった? >気象庁

これでどうして的中率85%以上なんだか???

2011年11月19日土曜日

Ape100バックステップ取り付け

大雨なので、エイプのバックステップ取り付けでもするかな
ということで、作業しました。


ノーマルのエイプです。


右ステップ周り


取りつけは簡単なので省略して
これが取り付け後(右)
キックペダルがつかないので外しました。


左のステップを外すと、サイドスタンドもなくなるので
簡易ステップでバイクを支えます。


こういう奴ね。レースしてる人なら良く使ってるでしょう。
これって、ホームセンターで材料買ってきて
作っちゃう人もいると思います。
アサカワスピードでも、小寺さんが
数ミリの鉄棒を曲げて器用に作ってました。

最初は作るつもりだったけど
Jトリップのこの商品3500円くらいで買えます。
なら、まあ、オイラが作るよりよっぽど頑丈だし
時間とか手間も考えると、買った方が良いです。


んで、左ステップ周辺


交換後です。
まだ試乗してないので、微調整などはしてません。
2万円を切るお手頃価格のバックステップf(^^;;)ですが
まずはこれで、次のカートコース、どこまでタイムアップできるか?

2011年11月18日金曜日

スズキは本当に2014年に戻ってくるのか?



スズキが正式に2012年のMotoGPには参戦しないことを発表した。

モトGP活動の休止について
http://www1.suzuki.co.jp/motor/sports/race/motogp_info.html

これを受けて、海外メディアも一斉に
「スズキ撤退」を報じ始めている。

スズキの撤退は一時的なものであり、
2014年の復帰に向けて、バイクの開発は続けるとしている。

しかし、チームスズキのメンバーは
2014年までタダ飯を食わせてもらえるはずもなく
散り散りになるはずで、2014年には
全く新しいチームを、1から立ちあげないといけない。

はたして、「新しいチーム」がどの程度活躍できるものなのか。
いや、スズキは復帰することが出来るのか?

そして、そもそも2014年のMotoGPはどうなっているのか?

ドルナCEOのエスペラータは、先日
「現在のMotoGPは金がかかりすぎており、バトルも無く
 スポーツやエンターテイメントとして不満足なものだ」
と、かなり強い調子で「時代は変わった!」と主張した。

ストーナーが怖れるように、MotoGP改め、Moto1が
CRTのみのレースになっている可能性すらある。

その時に、今、スズキで開発しているという
プロトタイプマシンはどうなるのだろう?

ともかく、これから2,3年で、二輪レースは
根本から変わってしまう可能性がある。
スズキは、その波をうまくさばけるだろうか?

2011年11月17日木曜日

地味な扱いの耐久選手権


http://www.suzuki-racing.com/img.aspx?OBJ_ID=28833

耐久レースは、スプリントレースに比べ、決して派手ではない。
鈴鹿八耐はちょっと例外的だが、24時間レースでは
それも後半となると、バトルらしいバトルも無い。

ずっと見ていると、退屈になってくるのも
あるいはしかたないかもしれない。

しかし、かつては耐久レースがアツかった時代もあった。
そもそも、アメリカ発のスーパーバイク(SBK)が
市販車改造車両レースの代名詞になる前は
TTがその代表的な存在といえた。

TTというのは、ツーリスト・トロフィー(Tourist Trophy)の略で
レースの形態が現在のようなクローズドされた周回コースで行われる前、
都市と都市を結ぶ公道を使用する都市間長距離移動レース
という形態であったことに由来している。

TTは、主として欧州での耐久レース用に開発された、
市販車ベース・レーサーを追認的にレギュレーション化したもので、
その成立も、名前も、色濃く耐久レースを見据えていたと言える。

パフォーマンスカワサキや、ホンダRCBなどは、
TTの最高峰、TT-F1マシンの走りともいえる。

改造範囲を広く認めすぎたため、コスト高騰を招き
90年代にSBKにとって代わられるが、TTの終焉とともに、
耐久レース自体も注目を集めることが
少なくなっていったように思う。

これは日本だけの現象ではなく、海外でも同じで、
FIMの公式サイト以外、耐久レースに関して
まとまった情報が得られるサイトは少ない。

97年以降15年で11勝と、圧倒的な強さを見せている
スズキのホームページを見てみても
耐久選手権の扱いは極めて地味である。

05年、06年とスズキに乗って二連覇した北川選手のことも
二輪レースファンですら、知らないという人も多い。

こういうのを見ると、もはや耐久レースは
世間から忘れ去られた存在なのかもしれない
とさえ思う。

2011年11月16日水曜日

バックステップ

今日届きました。


おおっ?


これは・・・・・

エイプ用のバックステップです。
なんと新品で2万円を切る大奉仕価格

ホントに大丈夫か?(笑)

バイクに金掛けるなら、その分走って腕磨け!
というのが正道ですが、でもバンク角の少なさはさすがに・・・・
今週末にでも取り付けてみましょうかね。

2011年11月15日火曜日

日本メーカーが途上国に力を入れるわけ


http://bikeadvice.in/indian-bike-sales-figures-october-2011/

これは、10月のインドにおけるバイクの販売台数のグラフ。
赤が昨年(2010年)、青が今年(2011年)
スズキの今年のデータが無いが、これはちょっとゴタゴタがあって
データが手に入ってないだけ。

まずビックリするのが、台数。
言っておくけれど、この台数は年間売り上げではなく
あくまで10月だけの台数。
もちろん、売れているのは利幅の小さい小型バイクだが
これだけ台数が出れば、得られる利益は半端ない。

1位のヒーローは、ついこの前までホンダとの合弁で
「ヒーロー・ホンダ」という名前で販売していた会社。
インド政府による資本の「非」自由化政策で、
ホンダはヒーローと組んでインド市場に進出したわけだが、
まんまとインド政府の政策は図に当たり、
ホンダは自らの手で、とんだ化け物を作り上げてしまったことになるわけだ。

しかし、ヒーローを別にしても、
日本メーカーの販売台数はそれほど多くない。
トップ3を地元メーカーが占め、ホンダ(HMSI)がようやく4位で、
ヤマハ、スズキにいたっては弱小メーカー状態。

ただし、ホンダとヤマハの販売台数の伸びは地元メーカーを上回り
特に、ホンダの伸びは著しい。
また、ホンダの後ろ盾を失ったヒーローが、今後どうなるかも興味の的。

こういうグラフを見ると、もはや、ホンダやヤマハの敵は、DucatiでもBMWでもない
というのが、よく分かりますね。

2011年、芋煮会

え~と、最近、このブログは
「バイクと二輪モータースポーツニュースブログ」
みたいになってますが、必ずしもそのつもりではなく
基本は私が書きたいように書いてる私的ブログです。

・・・と言い訳しないと、バイクと関係ないことが
書きにくくなってる気もする。
なにせ、自分の話を書くと、その日は
閲覧数がさぁ~っっと下がる。(苦笑)

ま、閲覧数なんて知ったことではないよ。
書きたい事を書くからね!


先週末は芋煮会でした。
これはDucati関係の仲間とで恒例になっている行事で
ここ数年、毎年参加してます。


定番、羊の丸焼き!
けっきょくのところ、こいつが一番美味いです。


何かなぁ~、これ?
分かる人には分かる、とある部分を激写!
・・でもちょっと手ぶれでボケた。


「居酒屋のび」もパワーアップして開店です(笑)




翌朝、すっきりと晴れました!


いつも初日は騒ぎまくりすぎて、翌日歩けなくなるという、
期待を裏切らない某ワンコ君。
今回もちょっとビッコひきつつ、うなだれてます


朝御飯。昨日、食い過ぎてちょっと胃もたれしてますが
これがなぜか食えるんだな。


いっちーさんの持ち込んだ爆弾っ
何が「爆弾」かって、まずはその臭いをかいでもらいましょう


今回の新顔。オイラもちょっと乗ってみましたが
やっぱ、遠心クラッチのATバイクはちょっと怖いわ。


いやいや、こないなところで競争しなくても(笑)


いつものことながらyasuさん、ベンボスさん、KOさん、みなさま
有難うございました。

・・・ただ、せっかく15kg痩せたのに
体重は2kgリバウンドしました(爆)

頑張って、元に戻します。

2011年11月14日月曜日

スズキ撤退の噂



先週の金曜日を期限に、ドルナからスズキに
2012年体制について公式に態度を示せ、と言われたというのに
スズキが沈黙を決め込んでいるとして、
海外では、すわ、スズキ撤退か?と、噂が噂を呼んでいる。

もちろん、現時点では全ては噂の域を出ないのだけど、
一方で、ロッシとDucati渾身のアルミツインスパーマシンを
あっさりと800ccマシンでぶっちぎって見せたド・プニエは
「来年、スズキで走りたい!」
とラブコールを送っている。

スズキといえば、2000年にロバーツJr.がたった1勝ながら
チャンピオンを取ったのが最後に、まったくチャンピオンから遠ざかっているが、
かつてはバリー・シーンを擁して無敵の名をほしいままにしていた時代だってある。

ちなみに、以下の動画はNAP'S幸浦のブログで紹介されていたもの。
スズキのバイクをプレゼントしてもらった姉妹の狂喜乱舞ぶりが微笑ましい。


http://sachiura-naps.seesaa.net/article/125813889.html

何度も言うが、四輪のスズキは弱小だが、
バイクのスズキは世界的な企業だ。
二輪のスズキファンを裏切らないでいてほしいものだが・・・

MOTOGP » Suzuki pulls out of MotoGP?
http://www.crash.net/motogp/news/174907/1/suzuki_pulls_out_of_motogp.html

MOTOGP » de Puniet: I want Suzuki MotoGP ride
http://www.crash.net/motogp/news/174811/1/de_puniet_i_want_suzuki_motogp_ride.html

Suzuki quits MotoGP?
http://www.twowheelsblog.com/post/8163/suzuki-quits-motogp

2011年11月13日日曜日

CRTについてどう思いますか?





2012年からMotoGP最高峰クラスはMoto1となり
純レーサーである各メーカーのプロトタイプマシンの他
CRT(Claiming Rule Teams)として、
市販エンジンを独自シャシに搭載したマシンも参戦可能となる。

バレンシアのテストでは、CRTのマシンも走り
当初懸念されていた通り、プロトタイプとCRTのマシンとで
ラップタイムに大差がつくことが明らかになった。

CRTにはエンジン使用数や燃費規制などで
有利な条件を与えられているが、
CRTが上位に進出するのは容易ではない。

一方、後に否定されたとはいえ
ドルナは2013年はプロトタイプの参加を禁止し
CRTのみでレースを実施するとの報道がなされたことがあり
ケーシー・ストーナーがこの動きに不快感をあらわにした。

CRT's don't interest Casey Stoner
http://www.twowheelsblog.com/post/8027/crts-dont-interest-casey-stoner

ストーナーの言い分は分からないではない。
四輪のF1とハコ(公道用車両)ほど極端ではないとはいえ
バイクの場合も、レーサーとロードバイクの差は大きい。

たとえば、我々素人でも触れることが出来るマシンということで
600ccSSと、GP125マシン(RS125Rなど)を比べてみると、
やはり600ccのスーパースポーツは、あくまでロードバイクで
GP125マシンとは成り立ちが違うことが分かるはずだ。

一応、自分の意見だけでは心もとないので、
前JSBライダーのH選手の話も聞いてみたことがあるが、
レーサーとロードバイクでは、根本的に走らせ方も違う。

かつてトロイ・ベイリスが
「GPマシンと比べるとSBKのバイクは
 ラグジュアリーカーに乗っているようだ」
と語っているのも、このあたりの事を示している。

だが一方で、ロレンソは、CRTルールを支持。

Jorge Lorenzo in favour of CRT's
http://www.twowheelsblog.com/post/8147/jorge-lorenzo-in-favour-of-crts

「将来、パワーとスピードが制限されたとしても、しかたないかもしれないね。
 360km/hでレースするのは最高だけど、危険なのも事実だよ。」

さて、あなたはどう思いますか?

2011年11月12日土曜日

ホンダ700cc三兄弟のフレーム


予想はしていなかったわけではないが、
実際にこのフレームを見ると、ちょっと引いてしまった。

ホンダの新型700ccエンジンを搭載する三兄弟
NC700S、NC700X、インテグラ。

普通のモーターサイクルと、スクーターを
同一のシャシで作り分けるため、シャシだけ見ると
まさに両者の混血児のようななんとも中途半端な形である。

もちろん、NC700SにしてもNC700Xにしても
こいつでサーキット走るユーザーは皆無だろうし
今どきの材料工学やCADの設計能力からすれば
こういうフレームでも問題はないかもしれない。

でも、このフレームは、やっぱりカッコ悪いよ。

The secret of the Honda NC700
http://www.visordown.com/motorcycle-news--general-news/the-secret-of-the-honda-nc700/19470.html

2011年11月11日金曜日

中上が世界に復帰


少し前から憶測記事は出ていたけれど、
本日、正式に決定したとのことだ。

チームは、かねてからの噂通りITALTRANS Racing Team。

最近、日本人選手は日本に戻ってきたとか、
そういう話ばかりで、世界に打って出る、なんて話はあまり聞かない。
こうなると、日本GPをボイコットした某ライダー氏には感謝、ということかも(苦笑)。

前回のGP125に参戦した時は、あまり活躍出来なかったが
それから2年、いろいろ学ぶこともあっただろう。
富沢の抜けた穴を埋める存在になれるか注目していきたい。

中上公式ブログ
http://ameblo.jp/takanakagami/

ライダーって絶対バカばかりだ!


こういうモノを見ると、ついつい嬉しくなるんだから。

Ducatiクッチョロの玩具・・・だと思う。

Ducati: When Two Wheels Are Not Enough
http://news.motorbiker.org/blogs.nsf/dx/ducati-when-two-wheels-are-not-enough.htm

2011年11月10日木曜日

800ccのスズキに勝てなかったDucati


Motogp最終戦が終わると同時に実施されたバレンシアテスト。
Ducatiはとうとうロッシの要求を入れて
アルミツインスパーフレームを導入した。

エンジンは狭角V4エンジンを導入したとの話もあったが
どうやらガセだったようで、90度L4エンジンのまま。
90度L4までも捨ててしまったら、さすがにDucatiではなくなる。

とはいえ、90度L4エンジンを捨てなかったことで
マシンのジオメトリは、従来とあまり変化していない。

結果として、初日のロッシの順位は
800ccのままのスズキ、しかも初めて乗ったド・プニエよりも後ろの6位。

二日目はスズキは走らなかったものの
ドヴィチオーゾが順位を上げたため、結局6位のまま。

これにはロッシも思わず辛口のコメントを残す。
「マシンは進化したというには程遠い。やるべきことは山ほどある。
フロントタイヤのフィーリングは全然伝わってこないよ。」

ロッシとDucatiの結婚は最悪の状況になりつつある。
Ducatiはロッシの言うがまま、マシンをいじくり回し、
自らのアイデンティティを全てドブに捨てようとしている。

ロッシが去った後、Ducatiには何が残るのだろう?

初日
1 Pedrosa(Honda) 1:32.186
2 Stoner(Honda) 1:32.322
3 Spies(Yamaha) 1:33.226
4 De Puniet(Suzuki) 1:33.544
5 Crutchlow(Yamaha) 1:33.652
6 Rossi(Ducati) 1:33.857
7 Dovizioso(Yamaha) 1:33.859
8 Barbera(Ducati) 1:34.174
9 Bradl(Honda) 1:34.330
10 Abraham(Ducati) 1:34.393
11 Battaini(Ducati) 1:35.371
12 Akiyoshi(Honda) 1:35.728
13 Silva(BQR Inmotec) 1:37.159
14 Morales(Suter BMW) 1:38.989
15 Nannelli(Gapam BMW) 1:39.173
16 Sandi(Gapam BMW) 1:39.827



二日目
1 Pedrosa(Honda) 1:31.807
2 Stoner(Honda) 1:31.968
3 Spies(Yamaha) 1:32.338
4 Crutchlow(Yamaha) 1:32.550
5 Dovizioso(Yamaha) 1:33.256
6 Rossi(Ducati) 1:33.332
7 Abraham(Ducati) 1:33.433
8 Barbera(Ducati) 1:33.648
9 Bautista(Honda) 1:33.814
10 Bradl(Honda) 1:34.142
11 Akiyoshi(Honda) 1:34.546
12 Battaini(Ducati) 1:34.840
13 Morales(Suter BMW) 1:35.911
14 Silva(BQR Inmotec) 1:36.695
15 Hernandez(FTR KAWASAKI) 1:37.279
16 Sandi(Gapam BMW) 1:38.680

2011年11月9日水曜日

やはりスズキを見限ったバウティスタ



スズキとバウティスタの来年で憂えたことが現実となった。

バウティスタは、契約期間満了により、という非常に微妙な言い方ながら
スズキを離れることとなったのだ。

バウティスタの去就については、一部のメディアで、
来年もスズキで走るかのような書き方をしているところがあり、
それをもって、希望的観測をしている向きもあったようだが、
あれは単なるスズキの願望。

やはり、1000ccマシンの開発の遅れが響いたとしか言いようがない。

某会長殿、これでも貴方は二輪を軽視し続けますか?

Rizla Suzuki confirm Bautista departure
http://www.motogp.com/en/news/2011/Rizla+Suzuki+and+Bautista+part+ways

2011年11月8日火曜日

ザルコはJiRからMoto2に参戦


ヨハン・ザルコ。GP125における2011年度ランキング2位。
・・・なんていう事よりも別の意味で最も話題を集めた男、と言った方が良い。

例の後方振り向き事件の時は、見ていた我が家の嫁が爆笑し
以後、彼女にとってロッシの次に有名なライダーになったほど。

あんなに精神的に弱かったら、
このままMotoGPで戦っていくのは大変では?
などと、我が家の嫁にも心配されたザルコだが、
2011年の急成長を買われて、2012年はJiRから
Moto2参戦が決まったとのことだ。

さて、2012年のザルコは精神的にも一回り大きくなり、
素晴らしい戦績を残せるのか?

Johann Zarco switches to Moto2 with JiR Racing
http://www.twowheelsblog.com/post/8017/johann-zarco-switches-to-moto2-with-jir-racing

2011年11月7日月曜日

果たしてペドロサはチャンピオンになれるのか?



今回のレースと、2011年の年間ランキングを見ただけで
「ペドロサよりもドヴィチオーゾの方が速い」
と主張する者はいないだろう。
そのペドロサには気になる指摘がある。

チャンピオン無経験者の中での勝利数ランキングで
ヘドロサは歴代一位なのだ。つまりMotoGPにおける無冠の帝王とは
ペドロサのことだというのである。

 D.ペドロサ:無冠の帝王『殿堂』入りでビアッジ、マモラと並ぶ
 http://gp.lachirico.com/2011/05/11/motogp-195/

現在のMotoGPはじめ、多くのレースのポイント制度は
浮き沈みの激しい選手よりも、安定して上位を走る選手の方が
有利に出来ており、そのため、無冠の帝王というと
ランディ・マモラとか、一時期のケビン・シュワンツ
みたいな存在を想起しがちである。

しかし、今やペドロサこそが、無冠の帝王だそうだ。

ペドロサの場合、怪我による欠場により
チャンピオン争いから脱落することが多く、
それがチャンピオン獲得への障害の一つになっているのは事実。

だが今回のように、ダメなときでも
何とかそこそこの順位でまとめあげる能力の欠如も
大きな原因になっている。

元MotoGPライダーの中野選手の指摘によると
ペドロサはタイヤの使い方が上手とは言えないという。

たしかに、セッティングが出せなかった時のペドロサは
後半、急速に順位を下げることが多い。

体の大きい人にはわからないで書いたとおりだが、
体の小さいペドロサには、いろいろと不利な要素がある。

ペドロサが、体格の不利を跳ね返して
チャンピオン争いが出来るかどうか?

とりあえず、来年、ペドロサが怪我しないことを祈る。

Stoner wins dramatic Valencia GP at the line, Dovizioso seals third in the Championship
http://www.motogp.com/en/news/2011/valencia+ricardo+tormo+motogp+race+repsol+stoner

MOTOGP » Dovizioso beats Pedrosa to end Honda career on a high
http://www.crash.net/motogp/news/174685/1/dovizioso_beats_pedrosa_to_end_honda_career_on_a_high.html

2011年11月6日日曜日

スズキとバウティスタの来年



スズキは本気で800ccのまま戦うつもりか? でも書いたけれど、
ここのところ、スズキの周辺が騒がしい。

なかなか明らかにならないスズキの2012年体制だったが、
どうにか、1000ccマシンのシェイクダウンも行われた。
が、しかし、開幕に1000ccマシンが間に合うかどうかは
極めて不透明。最悪、最初の数戦を800ccで戦うことになるかもしれない。

スズキは来年2台体制に復帰し
バウティスタとジョン・ホプキンスで戦う予定でいるが、
1000ccマシンの開発の遅れに、とうとうバウティスタが不満を表明。
「だれがどう考えたって、800ccより1000ccの方が速いじゃないか!!」

最近のバウティスタは、ようやくマシンの完成度が上がってきたこともあり
わりと好位置をキープすることが多く、評価を上げている。
この結果、LCRや、エースのシモンチェリを失ったグレシーニなどが
バウティスタ獲得に名乗りを上げている。

スズキがバウティスタをつなぎとめていられるかどうかは
1000ccマシンの開発スピード次第であると言っても良い。
四輪にしか興味のないともっぱらの噂の某会長も
少し、二輪に金とマンパワーを振り向けてもバチは当たらないと思うのだが・・・


Suzuki poised to confirm 2012 MotoGP deal
http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/MotoGP/2011/November/nov0411-suzuki-poised-confirm-2012-motogp-deal/

2011年11月5日土曜日

普通の店の「納車整備」って・・・

富士のカートコースを走った後で
そろそろ、と思ってApe100のチェーンを掃除した。

が・・・・・凄いよこれ、
いくら掃除しても、ものすごい色した液体が
いくらでもボトボト落ちてくる。

え~と、納車されてからというもの
ほとんどクローズドコースしか走ってませんけどね。
雨でも走ってないし、ダートに行ったわけでもない。
納車の時、ちゃんとチェーン掃除した??

・・・なぁ~んてことはオイラは言わない。

フツーの店の納車整備なんてこんなものよ。
チェーンの掃除くらいでガタガタ言いませんよ。

でも、アサカワスピードとか
某ドカ・マイスターのお店しか知らない嫁は
そのレベルを基準に考えてしまうため、
「納車整備料とっておいて、これは何!!」
と、えらくフンガイしてる。

ま、チェーンだけじゃなく、
他にもちょっとしたチョンボがあったものでね・・・・

いやぁ、正直言うとアサカワスピードや
ドカ・マイスターの店の方が例外なんだけどね。
もっと酷いところもいっぱいあるよ。
特に四輪関係の店なんか・・・・もう・・・・

だからこそ、自分で出来ることは自分でやるようになったんだよね。

などと言いつつ、ひたすらチェーンの掃除。
下に敷いてる新聞は、もう真っ黒。
なのに、まだ汚れが取れきらない・・・・・

でもさぁ、逆に、これだけ綺麗にすれば
チェーンのロスもすごく減るよね。
そうしたら、ストレートの伸びもちょっとは良くなるかな?

・・・ということを期待して、ひたすら掃除です、、、

2011年11月4日金曜日

CB1100:フォロントフェンダーのサビ落とし

CB1100のフォロントフェンダーは金属製。

そう、今どき金属製なんて珍しい。
プラスチックの方が安価だし、軽いし。

リヤフェンダーの内側が、けっこう錆びるので
フロントフェンダーも、見えてはいないけど
それなりに錆てるだろうなぁ・・・・

と、思ったので、フロントフェンダーを
外してみることにしました。




全体図。けっこうサビきてます・・・



こういう部分のサビがすごい (>_<;;)

そんなことで、頑張ってサビ落としです。
使ったケミカルは「花咲かG」


これ、量がけっこうあるので、よく使ってます。


1時間半ほど頑張ったところ、
このくらいにはなりました。


酷かったサビもこの通り。

たまには、こういう部分も外して
サビ落とししたほうがよいですね。