2011年11月13日日曜日

CRTについてどう思いますか?





2012年からMotoGP最高峰クラスはMoto1となり
純レーサーである各メーカーのプロトタイプマシンの他
CRT(Claiming Rule Teams)として、
市販エンジンを独自シャシに搭載したマシンも参戦可能となる。

バレンシアのテストでは、CRTのマシンも走り
当初懸念されていた通り、プロトタイプとCRTのマシンとで
ラップタイムに大差がつくことが明らかになった。

CRTにはエンジン使用数や燃費規制などで
有利な条件を与えられているが、
CRTが上位に進出するのは容易ではない。

一方、後に否定されたとはいえ
ドルナは2013年はプロトタイプの参加を禁止し
CRTのみでレースを実施するとの報道がなされたことがあり
ケーシー・ストーナーがこの動きに不快感をあらわにした。

CRT's don't interest Casey Stoner
http://www.twowheelsblog.com/post/8027/crts-dont-interest-casey-stoner

ストーナーの言い分は分からないではない。
四輪のF1とハコ(公道用車両)ほど極端ではないとはいえ
バイクの場合も、レーサーとロードバイクの差は大きい。

たとえば、我々素人でも触れることが出来るマシンということで
600ccSSと、GP125マシン(RS125Rなど)を比べてみると、
やはり600ccのスーパースポーツは、あくまでロードバイクで
GP125マシンとは成り立ちが違うことが分かるはずだ。

一応、自分の意見だけでは心もとないので、
前JSBライダーのH選手の話も聞いてみたことがあるが、
レーサーとロードバイクでは、根本的に走らせ方も違う。

かつてトロイ・ベイリスが
「GPマシンと比べるとSBKのバイクは
 ラグジュアリーカーに乗っているようだ」
と語っているのも、このあたりの事を示している。

だが一方で、ロレンソは、CRTルールを支持。

Jorge Lorenzo in favour of CRT's
http://www.twowheelsblog.com/post/8147/jorge-lorenzo-in-favour-of-crts

「将来、パワーとスピードが制限されたとしても、しかたないかもしれないね。
 360km/hでレースするのは最高だけど、危険なのも事実だよ。」

さて、あなたはどう思いますか?

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