2011年11月10日木曜日
800ccのスズキに勝てなかったDucati
Motogp最終戦が終わると同時に実施されたバレンシアテスト。
Ducatiはとうとうロッシの要求を入れて
アルミツインスパーフレームを導入した。
エンジンは狭角V4エンジンを導入したとの話もあったが
どうやらガセだったようで、90度L4エンジンのまま。
90度L4までも捨ててしまったら、さすがにDucatiではなくなる。
とはいえ、90度L4エンジンを捨てなかったことで
マシンのジオメトリは、従来とあまり変化していない。
結果として、初日のロッシの順位は
800ccのままのスズキ、しかも初めて乗ったド・プニエよりも後ろの6位。
二日目はスズキは走らなかったものの
ドヴィチオーゾが順位を上げたため、結局6位のまま。
これにはロッシも思わず辛口のコメントを残す。
「マシンは進化したというには程遠い。やるべきことは山ほどある。
フロントタイヤのフィーリングは全然伝わってこないよ。」
ロッシとDucatiの結婚は最悪の状況になりつつある。
Ducatiはロッシの言うがまま、マシンをいじくり回し、
自らのアイデンティティを全てドブに捨てようとしている。
ロッシが去った後、Ducatiには何が残るのだろう?
初日
1 Pedrosa(Honda) 1:32.186
2 Stoner(Honda) 1:32.322
3 Spies(Yamaha) 1:33.226
4 De Puniet(Suzuki) 1:33.544
5 Crutchlow(Yamaha) 1:33.652
6 Rossi(Ducati) 1:33.857
7 Dovizioso(Yamaha) 1:33.859
8 Barbera(Ducati) 1:34.174
9 Bradl(Honda) 1:34.330
10 Abraham(Ducati) 1:34.393
11 Battaini(Ducati) 1:35.371
12 Akiyoshi(Honda) 1:35.728
13 Silva(BQR Inmotec) 1:37.159
14 Morales(Suter BMW) 1:38.989
15 Nannelli(Gapam BMW) 1:39.173
16 Sandi(Gapam BMW) 1:39.827
二日目
1 Pedrosa(Honda) 1:31.807
2 Stoner(Honda) 1:31.968
3 Spies(Yamaha) 1:32.338
4 Crutchlow(Yamaha) 1:32.550
5 Dovizioso(Yamaha) 1:33.256
6 Rossi(Ducati) 1:33.332
7 Abraham(Ducati) 1:33.433
8 Barbera(Ducati) 1:33.648
9 Bautista(Honda) 1:33.814
10 Bradl(Honda) 1:34.142
11 Akiyoshi(Honda) 1:34.546
12 Battaini(Ducati) 1:34.840
13 Morales(Suter BMW) 1:35.911
14 Silva(BQR Inmotec) 1:36.695
15 Hernandez(FTR KAWASAKI) 1:37.279
16 Sandi(Gapam BMW) 1:38.680
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