2018年6月21日木曜日

ブレーキフルード強制劣化実験

実験というより遊びですね(笑)


ヤマハのフルードを
瓶に取りました。

ブレーキフルードは
ポリエチレングリコールモノエーテルの
ホウ酸エステルが主成分なので
吸湿すると加水分解を起こして
劣化していきます。

なので、加速劣化試験ということで・・


上から水をジャッッ(笑)
瞬時に濁ります。

加水分解がすぐに始まり
反応熱で温かくなるほど。


2時間ほど置くとこんな感じ。
分離が始まり、上のほうに
油層らしき層が発生しています。

油層?は未反応のフルードかと
思いましたが、臭いをかいでみると
全く違う臭いになってますので
たぶん、ほぼ全部が加水分解された
と思われます。


良く振ると、混ざってこんな感じ。

さらに1日放置しますが、
変化はあまりありません。

一般にフルードが古くなると
色が変化したり、
もっと劣化すると
黒い沈殿のようなものが
出来たりしますが、
水を大量に入れても、
加速劣化にはならず、
別の現象がおきてるようです。

もしかしたら、水を入れすぎた?


そこで、今更ながら
フルードを追加してみました。


と、こうやって見てみると、
色自体はあまり変わってませんね。
よく見ると濁っているんですが。

これ、尋常じゃない量の
水が入ってるんですけど、
ちょっと見ただけで、
「ああ、大丈夫!」
は、やめたほうが良いのがわかります。

これでしばらく放置してみます。
色の変色はいつぐらいかなぁ?

何にせよ、ダメになる前に
フルードは交換が吉、と!

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