2018年6月4日月曜日

MotoGP:燃料タンクが大事なのはオイラにだって分かる


https://jp.motorsport.com/motogp/news/lorenzo-ducati-1stwin-1044351/

以前、KTM最初のスーパーバイク、
1190RC8をモーターサイクルショーで見たオイラは、
デザイン優先で作った燃料タンク形状が
乗るのには全くダメだったので、
ボロクソにけなしたことがあります。

また、ホンダRC211Vの
ニッキーヘイデン車に跨った時、
そのタンク形状が絶妙で
「ヘイデンはこんなタンクに跨って
 楽していたのか!(ずるい!)」
と言ったこともあります。

ヘイデンはワークスライダーでしたから
彼の体格にぴったりフィットするよう
タンクをワンオフで作るなんざ
ごく当たり前の話ですから、
ずるいもクソもないのですが f^^;;)。

またKTMも後になって
RC8のタンク形状を変更したようで、
最初ほどの違和感はなくなり、
ようやくSBKを作るイロハが
分かってきたかな、
と思った覚えがあります。


何の話かというと、
ロレンソの話です。

ロレンソの話によると、
自分にあったタンクを作れと
ドゥカティに要求したのに
全然作ってくれなかった。

今回のレースで
ようやく作ってくれたので
優勝できた、とのことです。

もちろん、ロレンソは
社外秘の件はコメントできないので
タンクの話にしても、
そのままストレートに
受け取って良いのかは不明ですが、
ここでは、とりあえず
ストレートに受け取ることにして
話を進めましょう。

レーシングバイクの場合
前傾姿勢がきついとか言われますが
実はそんなにきつくはありません。

というのもタンクに寝そべってしまえば
よいからですね。

タンクをきちんと使えれば
前傾バイクの操縦は
非常に楽になるのは事実です。

ロレンソじゃなくても
ワークスライダーが要求する第一は
自分専用の形状のタンク・シートを作ること。

こんなことは
オイラですら理解できます。

・・昔、浅川さんから教えてもらった
 というのはナイショですが(笑)

その、オイラですら分かってることが、
ドゥカティワークスに分からなかった?

さて・・・この話
どう受け取ったらよいのだろう?

ワークスチームの内情は
オイラたち部外者には
分からないことの方が多いので・・・

でも、もし本当に
ドゥカティがロレンソ用タンクを
作ってくれなかったのだとしたら
ロレンソが「バイバイ、ドゥカティ」
と、公然と口にするのも分かる気がします。

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