2018年6月18日月曜日

MotoGP:化けの皮がはがれつつあるドヴィチオーゾ


https://goo.gl/5u6nyH

本来、ドヴィチオーゾは
転倒が少ない選手です。

転倒が少ないというと
見てる側からは詰まらなく映り
「勝つかリタイヤか」の選手のほうが
オイラを含むミーハーからは
歓迎されるわけですが、
実は、転倒しないというのは
非常に高度な能力が・・・

あ、「お前なんぞに言われなくても!」
ですか、はい、分かりました(汗)

ま、一時、他人のミスに巻き込まれ
なんて時期もありましたけどねぇ。

しかし今年のドヴィチオーゾは
・・・・以下略。

何度も書いたとおり、
かつてドヴィチオーゾを
高く評価していたオイラは
ドヴィチオーゾの去年の活躍は
彼の才能を考えれば
決してフロックではない
と考えていますが、
一方で、メンタル面を考えると
去年の6勝はいわば無欲の勝利で
「俺がドカのエースだ!」
と思い始めてしまった今年は
大丈夫なんだろうか、
と思っていたのも事実。

去年の最終戦の情けなさが
その懸念を強めることにもなってました。

今回のレースにしても
ソフトタイヤが機能しているときの
ロレンソが手に負えないのは、
ヤマハ時代のロッシ-ロレンソの比較を
見るまでもなく、明白な事実です。

ロッシ同様、ブレーキングに強みを持つ
ドヴィチオーゾは、
ロレンソがどんどん先に行ってしまっても
「あのロッシですら対処できなかったんだから
 このレースはしかたない」
と思って、3位でゴールすべきでした。

が、そこは、変に「俺がドカの・・」
という意識が邪魔してしまい、
また、前戦のムジェロのように
「他を追い越しているうちに、
 ロレンソは先に行ってしまった」
という言い訳も不可能な状況に、
つい冷静さを失ってしまった
と思われます。

こういうドヴィチオーゾを見るに、
オイラを含む周囲から、1年半にわたり
ボロクソにこき下ろされ続け
引退説まで囁かれても、
決して折れずに復活して見せた
ロレンソの精神力は
やっぱり大したものなんでしょう。

才能的には決してロレンソに
引けを取らない・・・はずの
ドヴィチオーゾですが
MotoGPでの二人の勝利数の差は
やはり伊達ではなかった
ということでしょうか。

ドヴィチオーゾが、
ここで踏みとどまって、
逆襲に転じられるかどうか
さて、どちらに賭けます?

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