2018年5月16日水曜日

ウルフ125をドッグ125と呼ぶ人はいないけど・・


https://minkara.carview.co.jp/car/suzuki/wolf125/photo/

狼の最初のイメージというと、
まあ大抵の人が
「赤ずきんちゃん」「三匹の子豚」
あたりを思い浮かべるでしょう。

オイラもそうでした。

でも、小学生のころ、
図書館で読んだ日本狼の本によると
犬と日本狼を見分けるのは
専門家でも難しい。

そして、これがために
日本狼が絶滅したかどうか
について諸説が乱れ飛ぶ
原因になっている、とのこと。

実際、狼って、こんな外見です。


http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-41675883

いや、これ・・・絶対に犬だよね!

にも関わらず、オイラたちは
「一匹狼」だの「権力の犬」だのと、
全然違うイメージで両者を扱っています。

しかも、最近の研究によると
「イヌはオオカミと比べて寛容で友好的」
という通説にさえ疑問が生じているらしい。
(上のリンク参照)

スズキにウルフ125というバイクが
ありますよね。

YSR80で走っていた時
きれいに維持されたウルフ125を
みかけました。

もちろん、瞬間にオイラの前から
消えましたよ。

そりゃあYSR80とウルフ125じゃあ
最初から勝負にも何にもなりません。(笑)

で、あのバイクだって
「ドッグ125」と命名されていたら
果たして買う人はいただろうか? f^^;;;

こうやってみると
「赤ずきんちゃん」と「三匹の子豚」
のもたらした害悪って
かなり大きいんじゃありません?

ちなみに、21世紀の今、
程度のよいウルフ125は
大事に乗ってるオーナーが
決して手放しませんから、
市場に出ているウルフ125なんて
その多くが廃車寸前・・でしょうねぇ。

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