二人乗りに適したバイク

一般に二人乗りに適しているかどうかは
余裕のある排気量とか、タンデムシートの出来とか
そういう話になることが多いと思います。

しかし、そんなことよりもっと大事なことがあります。

なにかというと・・・・・ダルな運転特性！

我が家のドカSSは、マルケジーニの
マグホイールを履かせてるので
ノーマルよりもさらに鋭い特性になっているけど、
こいつで嫁を後ろに乗せてタンデムしたことが
一度だけあります。

マジ、死ぬかと思いましたよ(怖)

後ろで嫁が無意識に動くことが
全部バイクの動きに反映されてしまい
SSが全く自分のいうことをきかない。

たとえば、
①目の前にコーナーが迫る
②バンクさせながらコーナーに進入
③バンクしたことにビビった嫁が
　無意識に反対側に荷重移動
④バンクしかけたバイクがいきなり起き上がる
⑤そのまま急激にアウト側に膨らむ

しかも、嫁はビビったことも、荷重移動したことも
全く無意識のうちにやっているので
止めるように言っても
「何もしてないよ」・・・・・・(><;;;)

それに、なにせ無意識にやってることなので
やっていることに再現性がない。

そのせいで、アウト側に膨らんだかと思えば
逆に急激にイン側に切れ込んだりと、
車線内に留まることさえ不可能に近いほど。

暴れまくるSSに疲れ果てたオイラは
嫁を最寄の駅で降ろし、
そのまま電車で帰ってもらい、
一人で帰ったオイラは、SSを止めるや否や
そのままへたり込んでしまいました。


こういうのは、誰でも起こることではなく
後ろに乗る人の資質によります。

良いタンデムライダーは
完全に荷物と化してくれるので
バイクが予想に反した動きをすることもなく
鋭敏な特性のバイクでも
何事もなく走ることができます。

が、しかし、ウチの嫁に関しては絶対に無理。

そこで、CB1100みたいなバイクの出番になるわけです。

CB1100てぇのは、嫁が多少動いても
本当にびくともしない。

まっすぐといったら
どこまでもまっすぐ走るし
コーナーで姿勢が決まれば
嫁が何しようと全くラインを乱さない。

信号で止まってる時も、
バイクが左右に揺さぶられることがない。

そんなわけで、CB1100には
本当に助かっています。