2014年5月28日水曜日

MotoGP:イタリア人の身贔屓か、クラッチローの離反か?

http://www.motogp.com/ja/news/2014/Ducati+Luigi+DallIgna+interview

前に書いたことがあるが、
坂田選手がアプリリアに乗って
GP125のチャンピオンを取った翌年、
彼を取材したジャーナリストに
「イタリア人の○○ほど優遇されてないから
 いろいろ不便で・・・」
と、語っているのを聞いて驚いたことがある。

アプリリアはワールドチャンピオンよりも
イタリア人選手を優遇するのか?

だが、これはアプリリアに限った話ではなく、
イタリア人の国民性のようで、その後
ドゥカティのストーナーに対する待遇でも
同じことが繰り返されることになった。

その結果、ストーナーはドゥカティを去り
それ以降、ドゥカティは勝利から見放されてしまう。

そんなことを思い出したのは、
ドゥカティの現場責任者ダリーニャの
「ドヴィチオーゾ、イアンノーネとの契約継続を望む。」
という発言が理由。(上の参照先の記事)

言わずとも明らかだが、
記者の質問に答えてダリーニャの口から出たのは、
ワークスライダーのクラッチローを差し置いて
サテライトライダーのイアンノーネ(イタリア人)である。

確かに、今年のランキングを見ると
イアンノーネの方がクラッチローよりも上にいるが
だからといって、クラッチローの力が衰えた
と考える人間は、たぶん誰もいまい。

これはイタリア人の身贔屓のなせる業か、
それとも、すでにクラッチローが
ドゥカティに三下り半を叩きつけており、
離反することが確定的であるためか。

何にせよ、記者もわざわざ記事のタイトルに
この発言をあげているように、
かなり不用意な発言のような気がする。

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