2015年8月11日火曜日

リザーブ切り替えコックの話

http://blog.goo.ne.jp/toyokozy/e/95410e890149ccdaed6bfd4f43bfcf79

昔のバイクは、リザーブ切り替えコックが定番でしたが、
インジェクションになった最近のバイクは
燃料計がついて、リザーブ切り替えコックは姿を消しました。

インジェクションというのは、
系内を流れるガソリンが潤滑油の働きをしています。

つまり、カラカラの状態のまま
インジェクションを動かすと
部品が摩耗してしまう恐れがあります。

以前のキャブレーター式のバイクの場合
前回給油した時からの距離で判断して給油し、
万が一、計算をミスっても、
ONからリザーブにすれば追加で数十キロ走れるので
その間に給油すればよい、というシステムでした。

でも、今のバイクは
ガス欠=インジェクションの摩耗なので、
リザーブシステムはまずい。

それに、最近のオーナーは
距離見て給油するなんて面倒らしい。

そのせいで、燃料計を取り付ける方向に
全て統一されてしまいました。

オイラは、リザーブ方式で育ったので、
距離を見て給油するのが身についています。

最近の燃料計が付いているバイクは
タンクを外す時にも、変なコードがあって面倒!
としか思いません。

しかし、ウチの嫁あたりだと
「最悪リザーブで」というのは恐怖。

別にガス欠になっても慌てず騒がず
その場でリザーブコックをいじればよいし
最悪、道端に停車して、
コックを切り替えればよい・・・・はず。

これだけの話ですが、
バイクがガクガクし始めたら
嫁の場合、パニックになるのは確実。

昔ならば、はじめてバイクに乗ったときに
意図的にガス欠になるまで走って
どんな症状が出るのか経験してみたものですが、
昨今はそういうわけにもいかないのだろうなぁ。

そもそも、嫁の最初のバイクである
CBR150Rの場合は、キャブ式なのに
リザーブはなくて、燃料計がついてます。

我が家のバイクでいうと
ドカSSとダエグはインジェクションなので
燃料計システム。

CBR150Rはキャブのくせに燃料計。

ST250EとYSR80だけがリザーブシステムです。

さて、前置きが長くなりましたが
今回の話は、その絶滅しつつあるリザーブコックの話。

通勤用のST250Eでは、おおよそ燃費の目安が
分かっているので、距離を見て給油してますが
都合で給油間隔を延ばす時は
リザーブにして、しばらく走ることもあります。

先日も、用事があったので給油をさぼり
さて、今朝、コックのリザーブを指で確認して
スタート・・・・・あ、あれ??

エンジンはかかるのですがすぐにエンストする?

おかしいなぁ、リザーブにはなっているはずだし
タンクはチャポチャポいってるし・・・・・

リザーブ時代に育った人ならもう気が付いたでしょう。

リザーブの切り替えコックの形状というのは
メーカー、車種によって全然統一されていません。

なので、複数車両所有者の場合
指で触って確認だけだと、
ONとリザーブを勘違いすることがあります。

今回もそれでした。

間違えてONの状態をリザーブと誤解していたのです。

最近、リザーブになるまで
給油を引き伸ばしたことがなかったので
うっかり、どちらがリザーブか忘れてました。(汗)

ということで、無事、リザーブにして
ST2150Eは何事もなく走り出しました・・・・f^^;;

0 件のコメント: