2015年8月31日月曜日

MotoGP:このままでは、ジャック・ミラーの将来は暗い

http://www.mcnews.com.au/jack-miller-officially-sanctioned/

雨のおかげでスタート直前にディレイとか
ロレンソがまたもヘルメットトラブルとか
やはり雨だと速いドゥカティとか
いろいろ話題には事欠かなかったイギリスGPだが、
またもやらかしてくれたのは
例によってジャック・ミラー先生(苦笑)

Moto3時代から、危険走行スレスレの
ラフ・ファイトで有名で、
しかも、そのせいで自滅して
結局チャンピオンも取りそこねたのだが
全く懲りていないようで、
今年もいろいろ問題を起こしている。

近いところでは、バルベラに突っ込んでおいて
何の謝罪もしていないだとか、
ホンダから(公私ともに)行動について
厳重注意があったらしいとか・・・・

今回、やらかした相手は
よりによってチームメイトのクラッチロー。

映像を見ると、全くブレーキをかけずに
無理やりインに飛び込んで
そのまま転倒したとしか思えない。

オイラは、かつて
「今はこの世にいないライダー」
のことを、かなり辛辣に批判していたが、
こういうミラーの行動を見ると
例のこの世にいないライダーなど、可愛いものだ
という気がしてくる。

しかも、結果を残しているのであればまだしも
体力不足でレース後半に息が上がるレースが続き
ホンダからアルベルト・プーチの下で
トレーニングを受けるように指導される始末。
    ↓    ↓    ↓
http://itatwagp.com/2015/08/21/motogp-3516/

MotoGPでのレースが体力を要するのは
サーキットを走ったことのある人間なら
容易に想像できることだろうが、
2006年にステップアップしたペドロサも
250ccよりも一段上の体力が必要と痛感し
必死にトレーニングを積み重ねた経緯がある。

こういう所を見ると
才能に溺れて努力をせず、しかも世間をなめきっている
という人物像が浮かぶのだが、どうだろうか?

「才能はせいぜい2倍しか違わないが、努力は千倍違う」
とは、ビジネスセミナーあたりで語られる定型句だが
どこの世界でも、これは不変の事実である。

もし、ミラーが今後も甘ちゃんのまま
成長できないとしたら、将来はかなり暗いだろう。

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