2015年8月16日日曜日
MotoGP:クワッタハッホは第二のマルケスか、それともエスパルガロか?
http://www.motogp.com/ja/twitter_update/2015/08/07/farewell-memory-for-jules-bianchi-a-f1-driver-for-nice/180896
オイラにとっての今年の鈴鹿八耐は、
ストーナーのスーパーポールを見ることができた、
というのが95%くらいを占めていると言っても良い。
気温37℃、路面温度59℃というコンディションで、
多くのライダーがバイクをヨレヨレとのたくらせる中、
ただ一人、ストーナーが
スムーズにバイクを走らせ、
荷重移動もきわめてスムーズで、
速度が桁外れなこと以外は
まるでツーリングしているかのよう。
「あれが世界チャンピオンの走りか!」
あの衝撃は、そのときストーナーの走りを
間近で見た人にしか分かるまい。
同じマシンに乗る高橋選手の走りが
いっきに色褪せて見えてしまった瞬間だった。
そのストーナー・ショックのまま
MotoGPインディアナポリスを見ていて
気になったのがゴールデンルーキー
クワッタハッホの走り。
かつて、スペイン選手権を全戦優勝で飾り、
華々しくGP125にデビューしたポル・エスパルガロが
なかなか活躍できずにいたことがある。
エスパルガロが活躍できずにいる理由として
多くの人が挙げていたのが彼の走りが荒っぽいこと。
もう少し丁寧に運転しないと、世界では活躍できない。
そうこうしているうちに、超人マルケスが登場し
あっというまにエスパルガロを追い抜いていった。
現在のクワッタハッホは、そのエスパルガロ同様
丁寧な運転という点でストーナーのようには
走れていない。
坂田和人氏に言わせると、クワッタハッホは
ゴールデンルーキーと持ち上げられ
気が急いて、勝ち急いでいるために
どうしても転倒など安定した成績を残せていないという。
オイラは、スペインでのクワッタハッホの走りを
見たことが無いので、現在のクワッタハッホが
気が急いているだけか、元々こういう選手なのか
もう一度、カタールあたりから
レースを見直してみないとわからない。
16歳の少年が、ゴールデンルーキーと持ち上げられ
その圧倒的なプレッシャーにさらされているのは
ある意味、気の毒ではあるが、
チャンピオンになるライダーは、
みな強烈なプレッシャーの中で
それを撥ね退けてきた男たちである。
クワッタハッホがエスパルガロのように
活躍できるまでに何年かを費やしてしまうか
それとも、すぐに一皮むけるのか?
残念ながら、チェコでは
転倒リタイアとなってしまったが・・・・
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