2013年7月31日水曜日

八耐に行ってきました(その3)

さて、安物接着剤に毒づきながら
VIPルームで涼んでいたところ、
朝のフリー走行終了と同時に
魔王様と、その執事殿ご到着。

ピットウォークの時間なので、3人でお出かけ。

そこで、魔王様アタック!
こちらも・・

こちらも・・・

こっちでも・・・
こんなところでも、魔王様のサインアタック!

が、しかし、シュワンツにはさすがの魔王様アタックも玉砕(爆)
やるな、シュワンツの側近(笑)

あ、そうそう、パカパカのブーツですが、
魔王様からテープを下賜いただき、
無事、とりあえずのやっつけ修理完了!

さて、この日の朝のウォームアップ走行では
酒井大作選手が出て行ったその周で大転倒
そのまま酒井選手は病院に運び込まれるという
アクシデントがありました。

酒井選手ほどのライダーが出て行ってすぐ、
タイヤが冷えているときのクラッシュは考えにくく
マシントラブルが疑われました。

写真は、マシンの修復に必死のBMWメカニック。

今回、BMWは良いことがなく、酒井選手のチームもさることながら
世界耐久チームも、朝のウォームアップで
2番手タイムを出した直後にエンジンブロー。

そして決勝でもエンジントラブルでストップ。
朝、エンジンを1基つぶしているので、
そのまま修理もできず、あえなくリタイヤ。
チャンピオンのS.E.R.Tにポイント差をつけられてしまいました。

一方、ドカで参戦のチームはみな1199で参戦。

SBKではチェカが大苦戦し、全日本では須貝選手が
データのなさからいろいろ苦労しているという1199ですが、
どのチームも果敢に最新ドカで参戦しています。

ところで、レースが進むにつれ、
ピット裏ではこんなスペアマシンの姿が・・・

どうやら、壊れたパーツをスペアマシンから
剥ぎ取って修理しているのでしょうね。

そういう意味では、ピット裏のスペアマシンを見れば
マシンの真の信頼性が分かるのかもしれません。

ちなみに、上の「くまもん」1199パニガーレは、
レース終了後でもマシンの形態を保ってました。

ということは、1199、実は信頼性は高いのか??

そして、いよいよレースはフィナーレ!

今年も結局ホンダのホンダによるホンダのためのレースでした。


翌日・・・・・・・は、朝から雨。
しかも、あちこちに雷注意報まで出ている始末。
せっかく、レース後も一泊したので、ツーリングでもしながら、
奈良のjoriyさんの店まで行ってみようかと思ってましたが
雨や風は人間が頑張ればいいのですが
雷はシャレにならない。

紀伊半島の山中で雷に打たれて
なんてのは、さすがにヤバイ。

まあ、joriyさんの店は当面、逃げないし
今回は、ゴメン >joriyさん

こうして、今年の八耐は幕を閉じました。

でも、ちょっとあれれと思ったのは観客数の少なさ。
かつての八耐と比べて少ないのはまだしも、
普通の全日本+αぐらいしかいない。

もちろん、ライダーは全日本+世界耐久に
一部のSBKライダーが加わっただけで、
かつてのようにGPライダーが
ゴロゴロ参戦していた時代とは違いますがね。

ま、ずっと八耐から足が遠のいていたオイラが
言えた義理じゃありませんが・・・

2013年7月30日火曜日

八耐に行ってきました(その2)

昼過ぎに四耐が終わると、
いよいよ八耐チームのフリー走行
そしてトップ10トライアル。

しかし、通り雨のため、
トップ10トライアルは
コースコンディションが一定にならない
との判断により、協議の上中止。

その代り、通常の形式の予選を
40分間行うことになりました。

が・・・ここで、TSRホンダは
全く予選をする気がない。
なんと清成がルマン式スタート練習と
それに続いて、予選用タイヤを封印して
レース用タイヤでの連続ラップ。
しかも、レース用タイヤで2分7秒台を連発。
う、嘘だろ、(@@;;;)

ポールは例によって中須賀選手のヤマハ。
が、しかし、この順位が明日も続く
と考えてる観客は、たぶん誰もいない。

こうして、一日目が終わりオイラは
予約しておいた四日市のホテルに向かいます。

ホテル前にバイクを止め、
チェックインしようとしたところ・・・・
あれ?ちょっと変だぞ。
ブーツがパカパカ言ってる。

パカパカしてるって、
靴底が剥がれかかってますかな。
何とかしようにも、接着剤もガムテもない。

しかたないので、チェックインするや
接着剤を買いに出かけます。
まずはホテルの市街案内にあった最寄りのコンビニに・・・

え~~~~と、、、、、パチンコ屋はあるけど
コンビニなんかないんですけど、、、、、、
ちょっとぉ、、、靴底パカパカで歩くのしんどいから
店探して歩くの勘弁してよ、と思って、
案内図のコンビニまで歩いてきたのに
パチンコ屋ってどーゆこっちゃっっっ!!!!!

しかし、ここでぶつくさ言っていても
接着剤が手に入るわけではないので
市内をウロウロします。

次に目を付けたのが近鉄四日市駅にある
近鉄百貨店! 百貨店っていうんだから
文房具屋ぐらいはあるっしょ!
コンビニなんかより、よっぽど品揃え良いもんね!

・・・・と、思ったら、
「夕方6時以降は3階から上の営業は行っておりません」
って、なんですかぁぁぁ、それはっっ!!!

ぢゃぁあ、なんですかい、文房具屋は
この時間帯はお休みゆう事っすか!
1階と2階って、クソの役にも立たん
婦人服売り場とか、そーゆーのだけ。

近鉄デパートのバカやろ~~~~~~~~っ!

こうして市内をうろつく怪しいオッサンが一人
ようやくコンビニ見つけて、接着剤をゲット。

コンビニで売ってる安物接着剤とはいえ、
一応、「靴底の補修にも」って書いてあるし
とりあえず、明日一日くらいは持ってくれるでしょv(^^)

んが、そんなことはなかった!

四分間固定して、一晩おけば実用強度
というので、その通りにしておいて
その日のうちは手を触れずに置いておいたブーツ。

なんと、翌日、サーキットに着いた途端
またパカパカと・・・・・

何が実用強度だっちゅぅの!
履いて30分で終わったぞ・・・・・

ん?八耐はどうしたかって?
八耐なんかどーでもええわいっ!
このブーツをどうしてくれる!

安物接着剤のバカヤローーっっ!!

(怒りのため、今回は写真なしでお送りします(^^;;)ゞ )

2013年7月29日月曜日

八耐にいってきました(その1)

ども、八耐に行ってきました。

土曜日、目が覚めると、
CB1100にまたがって、ピャ~~と東名へ

むかし、八耐っていやぁ、
サーキットでも大変だったのはもちろんですが、
行き帰りにしても、名古屋市街を抜けるのが
えらく大変だったのですが、
最近は伊勢湾岸道があるので、
特に渋滞もなく、名古屋を一気に抜けて
四日市まで行けます。

なので、渋滞とかそういうことを考えず
普通に起きて、普通に走り出します。

でも考えてみると、
CB1100で静岡県から西に行くのって
実は初めてかもしれない。

KATANAの時は、けっこう気軽に
あちこちロングツーしてたように思いますが
CB1100って、シートの出来がイマイチだとか、
あんまり長く乗ってると、飽きてくるとか f(^_^;;)
まあ、いろいろ事情はあるでしょうが、
あまり遠出をしたことがないですなぁ。

でも、逆に言えば、以前に乗ってたホンダ車は
超絶つまらなかったのですが、
CB1100の場合、とりあえず、苦痛ではない。
それだけでも、すごい進歩かもしれない。

ま、そんなホンダの悪口は置いといて
400キロ程度の鈴鹿なんて
淡々と走っていればすぐです。

伊勢湾岸道に出るころ、
「四日市-鈴鹿渋滞10キロ」
とか出て、さすがに観客が減ったとはいえ、
腐っても八耐、さらに今年はシュワンツ効果もあるし?
と、思ったけど、何の事は無い、
ただの車線減少渋滞でした。

鈴鹿ICを降りると、道路はガラガラです。
ウンカのようなバイクもいない。

拍子抜けのまま、サーキットでバイクを停めます。
それにしても暑い。
バイク停めて、ガサガサやってる間にも
汗がダラダラ・・・・・・

今年は、こんなところから観戦です。
こんなVIP席でレース見るのは初めてですが、
驚いたのは、初めて入った鈴鹿のピット。

同じホンダ所有で国際サーキットの茂木と比べて
ピット広いし、ピット裏の設備も充実しているし、
何から何まで、全く違う!

関東のコースを例に上げて言うなら

鈴鹿と茂木の差=茂木と筑波の差

ってぐらい違う!なんなんだいったい、、、、


ちなみに、チーム加賀山のピット裏はこんな感じ。
この内部はエアコンが入ってる。

一度、シュワンツが出てきたときは
サインを求める人間が押し寄せて、
大変なことになったようです。

ちょうどオイラが到着した時は
四耐が始まって1時間ほど過ぎたころでした。

四耐は最近アジアチームの躍進が目覚ましく
今年もアジアチームが優勝争いに絡んでいます。

結果はこちらを見てもらうことにして
  
  ↓       ↓
http://www.suzukacircuit.jp/result_s/2013/sundayr/

なかなか最後まで二転三転の手に汗握るレースでした。(^^)v

2013年7月26日金曜日

8耐に行ってきます

耐久レースってのは、やる側は楽しいけれど、
見てる側は、レースというよりお祭りに近い。

とくに昔の8耐ってのは、バイク見に行くってより
すさまじい人混みの中に放り込まれる、と言った方がよかった。

そんなこんなで、8耐を見に行かなくなって幾年。
今年、ひょんなことから、見に行くことになりました。
CB1100で、出かけてきます。

そんなことで、土日のブログはお休みします。

混雑はするとはいえ、ピーク時の1/3程度しかいないらしいので
少しはゆっくりできるかな?

2013年7月25日木曜日

SBK:BMWがSBKから完全撤退


http://www.twowheelsblog.com/post/39887/bmw-to-withdraw-from-world-superbikes-at-the-end-of-2013

BMWワークスがSBKに参戦する!と聞いて、
従来SBKで戦っていたチームは、
「黒船来る!」とばかり
けっこうビビッていた、と聞いている。

二輪だけ見ていると信じられないが、
四輪の世界ではBMWは世界トップクラスの
スポーツイメージで売っており、
四輪レースの経験も豊富である。

レースのノウハウにしても、
下手な二輪メーカーよりも蓄積がある。

しかし、蓋を開けてみると、
BMWはSBKのタイトルを取るどころか、
ただの1勝を挙げるのに、長い時間を要した。

タイヤを太くすれば、
とりあえずグリップを稼げる四輪と違い
二輪ではタイヤを太くしても、
稼げる接地面積などたかが知れている。

それゆえ、二輪レースは全開率が低く
ピークパワーよりも中速域の過渡応答が
非常に重要になってくる。

また、ライダーの動きを計算しないといけない
シャシの設計も、四輪にはない。

BMWも、そのあたりは理解していたと思う。
だからこそ、テレレバー、パラレバーなどの
独自のサスペンションではなく、
日本メーカーという優秀な教師がいる、
テレスコピックフォーク+インラインフォーエンジンの
スポーツバイクを作ってきたわけだ。

そのBMWだが、昨年、ワークス撤退を発表。
さらに、今年を最後に既存チームへの
ワークスサポートをも終了する、と発表があった。

撤退の理由は「戦略的再編」とかいう
全く内容の無い表現を除けば、
「途上国対策」らしい。

経営の点からいえば「正解」かもしれないが
結局のところ、BMWのSBK挑戦は何だったのだろう?

2013年7月24日水曜日

ホンダが800ccV4ネイキッドバイクを開発?

http://www.motorcyclenews.com/MCN/News/newsresults/New-bikes/2013/July/jul1913-hondas-naked-vf800-designs/

良く見てるなぁ・・・という感じである。
MCNによると、ホンダが出願した特許の中に
トレスフレームで800ccV4エンジンを積んだ(と思われる)
ネイキッドバイクがあった、ということである。

ちなみに、技術屋で、特許出願の経験がある人なら
誰でもわかっていると思うけれど、
特許というのは、他社に先に出願されないよう、
少しでも可能性があるものは何でも出願する。

出願したけれど、結局そのままお蔵入り
なんて案件は山ほどある。

そのため、MCNが騒いでるけれど、
このスクープ(?)が空振りに終わる可能性は大。

だが、しかし、ここはそれを承知の上で
この話に乗っかって騒ぐことにすると、
確かに旧VFRの800ccエンジンを再利用して
V4ネイキッドを作るのであれば、エンジンの開発コストは不要だし
コンパクトなスポーツネイキッドを作ることは不可能ではない。

MCNによると、ヤマハのMT-09によって
このバイクの発売可能性が増した、と判断しているようだが
そうなれば、日本メーカーが手薄のミドルクラスに
新たなバイクが出現することになるだろう。

2013年7月23日火曜日

MotoGP:ストーナーがホンダRC213Vをテスト

http://www.motogp.com/en/news/2013/stoner+to+test+with+HRC

マルケスの史上最年少連勝で沸くMotoGPだが、
両レースとも、ペドロサとロレンソが不在もしくは手負い状態。
夏休み明けのインディアナポリスこそ、真価が試される・・・・

なんて言っていたら、ホンダ関係のニュースが飛び込んできて
マルケスの話なんぞ、あっという間に忘れられてしまった。

去年の秋に、ホンダの中本氏が
「ストーナーにテストライダーになってほしい」
と、コメントしていたことがあるが、それが実現したのだ。

80年代から、日本のGPバイクに関して
欧州のライダーが不満に思っていたことがある。

それは、欧州メーカーのテストライダーに対し、
日本メーカーのテストライダーは遅い、ということだ。

そのため、バイクの正しい評価がなかなか出来ない。
・・・・・と言っていたのは、あくまで欧州ライダーであって
    オイラじゃないので念のため。

ストーナーがテストライダーになるということは
その状態が逆転することを意味する。

他のメーカーが、どんなテストライダーを連れてきても
ストーナーを超えるテストライダーなど、どこにもいない。

参戦ライダーのテスト回数が制限されている現在、
テストライダーの重要性は、以前よりも増している。

ストーナーのおかげで、
ホンダの開発がどの程度加速されるか
まずは注目したい。

2013年7月22日月曜日

SWC第4戦

土曜日はカートのSWC第4戦でした。

 今回は、第一ヒートは4位以下を周回遅れにして優勝。
第二ヒートも優勝で、本当に久しぶりにピン・ピンというやつ。

まあ、たまには良いですね。
これでしばらくは気分よく過ごせます。v(^^)

2013年7月21日日曜日

カタナ乗りよ、ちゃんとフレームは剥げているか?


GSX1100S KATANAにはヒールガードがない。
そのため、フレームの一部をヒールガード代わりに
使って運転することになる。

その結果、KATANAは必ずその部分(カカトのあたる部分)
が、剥げてしまうことになる。

カカトでホールドするなんてのは
単なる基本中の基本でしかないので、
別にこの部分が剥げていたからといって
乗り手が上手い、ということにはならない。

が、しかし、逆に
この部分が剥げてないKATANAがあったとしたたら、
その乗り手は基本中の基本が出来ていない、
簡単にいえば「かなりの下手」ということになる。

「新車の時以上に綺麗だ」
なんて言われて喜んでいるオーナーも、
そう言って褒めてる人間も
どっちもなんだかなぁ・・・・

と、元KATANA乗りのオイラは思うのだった。


いえ・・・今日のとある所でのお話ってだけです。

2013年7月20日土曜日

SBK:メランドリはカワサキ、アプリリアと接触を持つ


メランドリの運命が暗転したのは、2008年に
ホンダからドゥカティに移籍してからである。

実は2007年以前から、メランドリとドゥカティは相思相愛だったのだが、
ホンダのガードが固くて、なかなか契約に至ることがなかったのである。

その後のメランドリの運命はご存じのとおり。
ドゥカティに移籍するや、いきなり最下位争いに加わり
どうにかカワサキに移籍したと思ったらメーカー撤退。

SBKに活躍の場を移したものの、
ヤマハ(チーム・イタリア)、BMWと相次いで撤退。

BMWは、ワークスこそ撤退したが
ワークスサポートを受けたチームが残ったので
今もメランドリはBMWで走っているが、
今季のBMWはどうにも冴えない。

チャンピオンシップ争いでも、
好調のアプリリアとカワサキ・サイクスに
大きく後れを取っており、
おそらくメランドリのフラストレーションは
沸騰寸前になっているはずである。

一方、アプリリアも、マシンの完成度は高いはずなのに
チャンピオンシップでリードを取れずにいる。

安定度は抜群だが、勝てないギントーリ
不運もあったとはいえ、取りこぼしの多いラバティ。
なかなかビアッジの跡を継ぐエースが出てこない。

また、カワサキも、メランドリを迎えれば
絶対エース、サイクスとの二枚看板となり、
ライダータイトルだけでなくメーカータイトルを狙うことができる。

今のところ、どちらかというとアプリリアの可能性の方が
高いようだ。そうなると、ジンクスから言って、
次に撤退するのはアプリリアで決まり??

2013年7月19日金曜日

GSX-R1000加賀山スペシャル:5台限定ですか・・・

http://team-kagayama.com/news/20130717-1/

加賀山レプリカ[GSX-R1000L3(2013年モデル)]
が発売になる。    仕様は以下の通りらしい。

<仕様>
●フロントフォーク:オーリンズ FGTR200シリーズ
●リヤショック:オーリンズ TTX36
●ホイール:BITO R&T マグネシューム鍛造ホイール JB3
●タイヤ:ダンロップ スポーツマックス α-13
●トップブリッジ:トリプルK 加賀山SP 【シリアルナンバー入り】
●フロントブレーキマスター:ブレンボ RCS19可変タイプ
●フロントブレーキ:ブレンボ GP4RX
●フロントブレーキホース:ステンメッシュホース
●リヤブレーキ:STD
●リヤブレーキホース:STD
●ステップ:ヨシムラ レーシングステップ
●マフラー:ヨシムラ スリップオン HEPTA FORCE サイクロン
EXPORT SPEC 政府認証マフラー
(ステンレスカバー/カーボンエンド)
●サーキット専用マフラー :ヨシムラ R-11 レーシングサイクロン1エンド
(ステンレスエキパイ・チタンカバー)
●オイルフィラーキャップ:ヨシムラ オイルフィラーキャップ
●外装:2013年 加賀山モデル スペシャル塗装

・・・・が、オイラだったら、外装はノーマルで良いし、
ナンバーは取らないので
公道用マフラーもいらない。
だからその分安くして!とか言いそうだな。(苦笑)

生産台数は5台限定なので、
オイラみたいなのが買うより
熱狂的な加賀山ファンの手に渡った方が幸せだろう。

2013年7月18日木曜日

MotoGP:ヘイデンの後には誰が入る?


http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/MotoGP/2013/July/jul1613-hayden-told-no-factory-ducati/

今日は、右を見ても、左を見てもこのニュースで一色である。
来年、ドゥカティ・ワークスはヘイデンと契約しないことが判明した。

このこと自体は、前から噂として流れていたが、
ヘイデンは米国市場を重視するドゥカティにとって
かなり大事なライダーである。

それが証拠に、ワークスから放り出すとはいえ
ドゥカティはヘイデンを手放すつもりはなく
WSBKまで含めて来年のオプションを提示するつもりだという。

問題は、そのヘイデンを放り出してまで取るのは誰か?ということだ。
もちろん、真っ先に注目が集まるのがクラッチローだ。
クラッチローは、2014年を現在のチームで戦い、
2015年にワークスヤマハ入りすることを希望しているが、
ロレンソとロッシを抱えるヤマハは
クラッチローに2015年の約束を与えることを渋っている。

そのことにしびれを切らしたクラッチローが
ドゥカティ入りするのでは?・・・・・というのも
これまた前から流れていた噂。

もちろん、エスパルガロ兄弟のどちらかの可能性もあるし、
またはイアンノーネを迎えてオールイタリアン、
なんて話もないわけではないらしい。

自分がクラッチローだったら、名ばかりのワークスよりは
Tech3にいることを選ぶのだろうが・・・・・・

2013年7月17日水曜日

八の字する場所がない!



下手な人間ほど、たかが八の字、
と馬鹿にするが、実は
「八の字を制するもの、バイクを制す」
と言っても良いほど、バイクの基本が
凝縮されて詰まっているのが八の字である。

しかし、最大の問題は、、練習場所。
だいたい、どこでも、練習していると
いつの間にか誰かがやってきて
「こんなところで何をやっている!」
と文句をつける。

進入禁止のところとか、施設の駐車場などであれば
そう言われても仕方ないかもしれないが、
なるべく人の迷惑にならないように、と
場所を選んでやっていても、だいたい、誰かがやってくる。

そういう人々にとっては、
迷惑かどうかとか、違法かどうか、
などは全く問題ではなく
とにかく文句をつけたい、というだけなので
まったく取り付く島がない。

バイクはせいぜい原付二種のミニバイクで
速度も出ていないが、彼らにとっては
バイク=とにかく悪 らしい。
下手をすると犯罪者を見るような目でこちらを見る。 

特にオッサン連中ほど、そういうのが多い。
逆に、若い人には、そこまで拒否反応がない。

オッサン連中は、例の三ない運動で
「バイク=悪」と吹き込まれているから、
という説があるらしい。

オイラもオッサンだが、教師の言うことには
眉に唾をしっかりつけて聞いていたので、
変な先入観などなく、普通バイクに乗れたが、
オイラと違い、「真面目」な「青年」もいたのだろうか。

あのトシになって、頑固にもなってるので
ますます手におえない。

これは交通事故で入院していた時にも
ツイッターで書いた内容だけど、
オイラは、自分がオッサンになったら
「近頃の若いもんは・・・・」
と言い出すのか?と、ちょっと悲しんでいたけれど、
いざオッサンになってみると、
オッサン世代のしょうもなさがやたらに目立ち
「近頃の若いもんは・・・・」
という機会がほとんどないので、ちょっと驚いている。

良いことなのか悪いことなのかは分からないが・・・・

2013年7月16日火曜日

MotoGP:ヤマハ・ENEOS、出光・ホンダの持つ意味


http://www.idemitsu.co.jp/tady/team_machine/index.html

2,3年前にヤマハファクトリーチームからスポンサーが
どんどん離れていったとき、
日本のENEOSがスポンサーに名乗りを上げた。

ENEOSは、メインスポンサーにこそならなかったものの、
たとえばロレンソやロッシのツナギの胸の部分に
ロゴを入れてもらうなど、かなりの出資をしている。

「ENEOSって、日本の石油会社なのに、
海外に名前を売ってもしょうがないじゃん。」
・・・なんて考えているアナタ、それはちょっと違う。

日本のバイクメーカーと海外のバイクメーカーの違いの一つに
純正ブランドのエンジンオイルを持っているかどうか、がある。

つまり、日本のバイクメーカーは
エンジンオイルでも商売をしている。
たとえばヤマハなら、ヤマルブという子会社がある。

しかし、ヤマルブのオイルはヤマハで作っているわけではなく
予算と要求性能だけ示して、石油会社にOEM生産させているもので、
ヤマルブは単なるオイル販売会社でしかない。

このメーカー純正油、(かなり買いたたかれるので)
石油会社にとっては、利幅はごく僅かだが、
なにせホンダならホンダ全世界の純正油を
一手に引き受けるわけで、販売数量と安定顧客という点で
石油会社にもそれなりにオイシイ商売である。

しかも欧米の石油会社は
「そんな下請みたいな仕事できるか!
 おれっちが作ってるオイルそのまま使え!!」
と、そんな仕事はハナから相手にしないし
(だから、Ducatiの指定油はシェルが普通に作っている
 シェル・アドバンスなのである)
途上国の石油会社の多くは、技術がないので参入できない。
つまり、競争相手はほとんどが日本の石油会社ばかりである。

その純正油の世界だが、現在までのところ
ホンダは比較的ENEOSとのつながりが深く
ヤマハは比較的出光とのつながりが深い。

ここまで来ると、ハハーン、と思った人もいると思う。
ENEOSがワークスヤマハにスポンサードしたのは
ヤマハ純正油に食い込むことが第一の目的のはずだ。

また、日本の石油会社は国内の二輪市場など
ごくわずか、ということでハナから相手にしていないが
海外、特にアジア市場では増大する二輪市場向けに
様々なバイク用オイルをそろえている。

ここのところ、日本のバイクメーカーが
アジアに工場進出しているが、それに合わせて
ENEOSや出光も海外工場を立ち上げている。
狙いはもちろん、アジア市場である。

ロレンソやロッシの胸にENEOSマークが光っていることは
アジアの現地石油メーカーに対してのブランド力アップにもなる。

こうなってくると、今度はヤマハで守勢に立たされているであろう
出光の動きが気になる・・・・・と、思ったら、今年になって
Moto2の高橋選手が走る「IDEMITSU Honda Team Asia」の
メインスポンサーとして、出光がGPに出てきた。

出光の狙いは、ほぼ確実に、ENEOSに奪われたヤマハのシェアを
ホンダで奪い返すことだと思われる。出光としては
本当はワークスホンダに食い込みたかったのだろうが、
ワークスホンダは、(ご存知の通り)
長年スペインの石油会社であるレプソルがメインスポンサーとしており、
競合他社の出光が入り込む余地はない。

実際に、両社の純正油納入量がどうなったか、は分からないが
ともかく、レースの現場の外側で
日本の石油会社によるシェア争いが過熱している。

2013年7月15日月曜日

MotoGP:ザクセンリンクはロッシの得意コースではなかったのか?

http://www.twowheelsblog.com/post/39039/2013-sachsenring-wrong-set-up-choice-leaves-valentino-rossi-a-distant-3rd

ドイツGPで、ロッシはセッティングの失敗により、
最初の10周を過ぎたところで戦闘力を失い、
結果として優勝争いができなったことを認めた。

ちょっと前に「ロッシはまだ勝てるのか?」
と書いた直後に、ロッシの優勝があったわけだが、
依然として、同じ懸念を感じている。

ここ10年でのザクセンリングの勝者は
ロッシが4回、ペドロサが3回。
現役ではこの二人だけである。
そして、そのペドロサは怪我でいない。

ザクセンリンクは小さなサーキットであり、
マシンパワーの差が出にくく、
ストレートの遅いヤマハの不利が表れにくい。
さらに、そこに唯一の勝利経験者がロッシとなれば、
ここで勝たずにいつ勝つのだ?と言っても良いはずだ。

一度は勝っているので「まだ勝てるのか?」
というのは適切ではないが
「まだチャンピオン候補の一人なのか?」
というのは言っても良いだろう。

ロレンソが、(怪我のため)事実上チャンピオン争いから
脱落しかかっている現在、今季の争いを白熱させるには、
ロッシの活躍がぜひとも必要なのだけれど。

2013年7月14日日曜日

首の皮一枚! ドカのハブダンバー


ドカのリヤホイールを外してみたところです・・・・(@@;;;;)
加速側のほうが粉々です。

浅川さんも、小寺さんも、こんなの見るの初めて、だそうです。
間一髪、首の皮一枚で金属部分には傷一つなく
ハブダンパーの交換だけで済みました。

それにして、危ないところでした。
もう一枠走っていたら、絶対アウトでしたね、、、、


2013年7月13日土曜日

ドカのリヤ・ハブダンパーにトラブル??

今日のつくばで・・・・・・

走行後のリヤホイールに白い粉がびっしりと、、、、(@@;;)

ハブダンバーがやばそうです、、、、
明日、入院かな?日帰りできればいいけど(>o<)

2013年7月12日金曜日

チェーンルブの注油タイミング:ドライタイプの場合?

指でローラーを回してみる。
注油直後は、ルブでねっとりした感じがあるが
そのうちにカラカラと回るようになってくる。
こうなると、ルブがなくなった証拠。

ウェットタイプのチェーンルブの場合
オイラはこうして注油タイミングを計っていた。

ずっとウェットタイプのルブしか使ってなかったけど、
うっかりドライタイプのルブを買ってしまい
しかたないので、CB1100に使ってる
というのは、以前にこのブログに書いた通り。

でも・・・このドライタイプのルブって
注油のタイミングをどうやって見極めればよいのか
まったく分からない。

一説によると、ドライタイプは
ウェットタイプより長持ちするとの話もあるが、
なにせ見極めができないので、
注油頻度を長めにとるのも怖い。

ドライタイプの人って、どうやって
注油タイミングを計っているのだろう??

2013年7月11日木曜日

どんどん進む四輪オイルの低粘度化

現在、エンジンオイルの高温粘度SAE分類は
20、30、40、50、60とあって、数字が大きいほど高粘度である。

しかし、四輪の世界では燃費向上が大テーマになっており、
必要以上に粘度の高いオイルは抵抗になるということで
低粘度オイルの開発まっさかり、である。

そのため、0w-20なんてオイルが普通に流通していたりする。

しかるに、今回、その下を行く高温粘度分類16というのができた。
これからは〇w-16などというオイルが出てくるわけだ

ここで問題なのが、SAE16というのは、
HTHS粘度の低下を盛り込んだオイルだということである。

HTHS粘度については以前このブログでもふれたが
  ↓      ↓
エンジンオイルの話:HTHS粘度
http://os-nightsky.blogspot.jp/2012/06/hths.html

HTHS粘度が低いと、カムやピストンリングなど
動弁系の摩耗が悪化するので
四輪の場合2.6mPa・s以上、二輪の場合2.9mPa・s以上
と決められている。(二輪の場合はJASO規格)

しかるに、SAE16のオイルは、このHTHS粘度を
2.3mPa・sまで下げても良い、と決められた。

ま、一応理由はあって、油温が90℃程度までなら
HTHS粘度が2.2mPa・sぐらいまで低下しても問題はない。

特に近年、ハイブリッドやアイドルストップなどにより
四輪の場合は油温が上がりにくくなっており
従来のようにHTHS粘度を気にしなくてもよい
という研究結果もある。

(ソースは・・・・ごめん、飲んで帰ってきたので
 今はわかんないや・・・有名どころでは豊田中研の
 論文があったと思う。)

しかし、これをバイクに使った場合は
えらいこっちゃ!である。

特に夏の空冷エンジンは過酷である。
CB1100は油温計がついてないので分からないが
DucatiSSなんか、ちょっと油断すると
あっという間に100℃を突破してしまう。

たとえサーキットを走らなくても
90℃なんてありえない世界である。

こうして、四輪用オイルと二輪用オイルは
ドンドン違う世界になっていっている。

2013年7月10日水曜日

Ninja250に惚れて免許を取った若者多数・・・という都市伝説は本当か?

http://www.kawasaki-motors.com/model/ninja250/index.jsp

とにかく、とんでもない人気で、生産が追い付かないんだそうである。

そのせいかどうか、このバイクに惚れて免許を取る若者が急増!
という都市伝説まで流れるに至っているほど。

確かに、通勤途中、Ninja250に乗る若者を見かけたりもする。

もてぎの四大耐久の一つ、「もて耐」のベースマシンでもあるし
完全に、向かうところ敵なしに近い。

そのNinja250に2014年カラーが登場した。
写真はそのうち、スペシャル・エディション。

都市伝説が流れる理由も、ちょっとだけわかった気がした。

2013年7月9日火曜日

ホンダ700cc新兄弟:このバイクのハンドリングは大丈夫なのか?

http://www.honda.co.jp/CTX700/

ホンダの700cc三兄弟の新しい二車種CTX700/CTX700N。
国内でも8/6から発売されることになった。

この700ccエンジン、エンジン単体としては悪くないが
その超低重心が災いして、ハンドリングがおかしかった。

全体的に背の高いデュアルパーパスタイプはともかく、
ネイキッドは、どうしたものか乗っているだけで困り果てた。
そのあたりの事情は以下に
  ↓   ↓
雨のホンダ試乗会

その700ccをさらに低重心にしてしまったこの二兄弟
ハンドリングは本当に大丈夫だろうか?

誰か試乗してみてほしい。
自分では・・・あまり積極的には乗りたくない、、、

2013年7月8日月曜日

SBK:チェカはいつまで勝てるか?再び

http://os-nightsky.blogspot.jp/2013/07/sbk.html

2011年に「SBK:チェカはいつまで勝てるか?
で、とある問いかけをしたことがある。

その骨子は、四気筒スポーツバイクを掲げて
SBKに参戦するメーカーは数多い。
その開発予算は膨大だが、
二気筒は事実上Ducatiのみ。

その結果、四気筒の開発速度と二気筒の開発速度は
今後大きな差となってくる。
Ducatiがいつまで勝てるかは全く予断を許さない。
・・・・ということだった。

もしかしたらDucatiもそのことを意識していたのかもしれない。
そして、例のフレームレスシャシは、
「当たり前のことをしていたら四気筒に負ける。」
という危機感が生み出した、大きな賭けだった可能性もある。

フレームレスシャシがヤマハの後方排気と同じ運命をたどるか
それともストーナーの後継者が大量に表れて
もう一段上の速さを見せていき、次世代のシャシとなるのか?

今のところは後方排気と同じ道をたどっているように見える。

新型シャシの開発に乗り出した2008年以降のDucatiは
「ストーナーしか乗りこなせなかったマシン」とよく言われるが、
もしかしたら、「あのストーナーでさえ、あの程度しか勝てなかったマシン」
だったのかもしれない。

2013年7月7日日曜日

SBK:どん詰まりのDucatiに起死回生の手はあるか?


http://www.crash.net/world+superbikes/news/193172/1/checa_rebuilds_confidence_at_misano_test.html
MotoGPと違い、1週間遅れで放送されるためと、
昨今、MotoGP二軍的な状況になっていたため、
このブログでも紹介が少なかったSBK。

しかし、今年は7戦14レースが終わって
MotoGP経験者が勝ったのはわずか3レース。

ランキングでもカワサキのサイクスがトップを走り
3位にはアプリリアのラバティが入っている。

やはりSBKなのだから、
ちゃんとスーパーバイク育ちのライダーが
勝った方が楽しいと思っている。

そのSBKで話題になっているのが、Ducatiの不調。

今年度、二気筒への重量ペナルティ(3kg)が廃止となり、
引退したビアッジが、「なぜだ!」と激怒したのも
まだ記憶に新しい。

しかし、ここまでの時点で、1199の成績は全くふるわず、
最高位は6位がやっとで、メーカーランクは最下位。

あまりの不振ぶりに、二気筒へのリストリクターも
廃止となったが、第7戦でも、その効果はまるでなし。

アプリリアやカワサキ、それにBMWに勝てないならまだしも、
まったくやる気のないスズキにまで後れを取っている状態は
何も変わっていない。

ストレートスピードがモノを言うイモラは
二気筒は不利と言われるが、
四気筒の中で一番パワーの無いホンダ・レイが
表彰台に登っているのだから、それは言い訳にならない。

そもそも、去年までのDucatiは、タイヤに優しいマシンで、
終盤になってもタイムが落ちない、と言われていた。
それが、今年になってみると、逆に終盤に失速するようになった。
経験豊富なチェカでさえも、独特のフレームレスシャシゆえに
上手いセッティングが見つけられずにもがいている。

しかし、市販車ベースのSBKの場合、
1199の後継となるベース車両が出てこない限り
マシンを変更することができない。

しかしながら、一方で1199の販売は決して悪くはなく
販売の点からは、1199のモデルチェンジの必要はない。

このジレンマを解消するには
①ストーナーをSBKで復帰させる。
②エンジンを1201ccとし、SBKとは無関係と言い張る
ぐらいしか方法は無いのかもしれない。

2013年7月6日土曜日

めずらしくCB1100のメンテ

今日は暑かったですね。
仕事で疲れていたので、起きた時にはもう暑くて
そのままへばってました。

何もしないのも何なので、珍しく f(^^;) CB1100のメンテを

純正のブリジストンタイヤで、フロントを持たせるため、
リヤブレーキを酷使してきましたので、かなり減っています。


パッドを外して、キャリパーを洗いますが
CB1100のリヤキャリパーって、
写真のようにずらすことしかできません。


パッド、浅川さんなら「もう交換しなさい」というレベルですが
測ってみると3mm弱残ってますので、もう少しだけ。

もう交換用パッドは買ってるので、
別に今日交換しても良かったんですが(^_^;;;)

今日は、ブレーキのほかに クラッチレバーのタイコ
(部品名はブッシュ)を交換します。

新旧のタイコです。

以前にブログに書いたように
今までクラッチを安易に使っていたので、
けっこうすり減ってます。

教訓
楽ちんだからと、クラッチの多用は止めよう。

2013年7月5日金曜日

Ducatiモンスターに再登場した水冷の評価

http://www.motorcyclenews.com/MCN/News/newsresults/General-news/2013/June/jun2613-poll-new-monster/

ちょっと前にスクープされた水冷モンスターの写真。
オイラみたいな前世紀の遺物が、
「やっぱドカはカウル付だよ」
なぁんて文句を言おうがなんだろうが、
いまやドカティの代表車種。

旧型モンスターには、水冷空冷合わせて
数多くのモデルがあったが、新型になるに伴って
水冷はストリートファイター専用となり
モンスターは空冷モデルだけに変更となった。

しかし、やはり多くの要望があったようで
いよいよ満を持してモンスターに水冷モデル登場!

・・・・てな具合で、予想がついてただけに、
あまりインパクトのないスクープだったが、
このモンスターに対してMCNがどう思うかアンケートを取っていた。

すると、7/5 18:00現在で71.57%が好意的な見解を寄せており
やはり新型水冷モンスターも売れそうだ。

さて、日本での評判はいかに?

2013年7月4日木曜日

オクタン価とセタン価に関する、ある「たとえ話」

ガソリンのオクタン価と軽油のセタン価のJIS規格(JIS K 2280)
が改正されようとしている。

バイク乗りなら、ハイオクとレギュラーで
オクタン価はよく知っていると思うが、
測定方法は、JISにより厳密に決められている。

そりゃまあ、いいかげんな測定で
いい加減なデータを出されたらたまったものではないから
JISできっちり規定されているのは、
まあ当たり前の話。
問題はこの先である・・・・・

そこで何が起きているかはともかく、
とある「たとえ話」をすることにしよう。

(以下の国、そしてそこで起きていることは
あくまでも全てフィクションです(苦笑))

ある国ではコーヒーのカフェインの量と
緑茶のタンニン量を明示することが
規格で決められている。

しかし、カフェインとタンニンの量を
正確に測定するためには、
熟練した分析化学者が精密な測定をしないといけない。

しかし、社会に多量に流通する
コーヒーと緑茶を全て計るのに
いちいち熟練した分析化学者が出てこないとダメ
というのは、いかにも不都合である。

そこで、測定者の熟練度にあまり頼らなくても良いように
測定機械メーカーも、いろいろなトライをして
いくつかの改良測定装置を世の中に出してきた。

そこで、海外の国々では、これらの装置を使って
測定したカフェインとタンニンの値でもOKという風に
機動的に規格を改正しているのだが、
この国では規格を改正するのに何段階にもわたる審議があり
そのたびに、カフェインのこともタンニンのことも
全く知識のない連中がいちゃもんに近い文句をつけてくる。

たとえば、
「『カフェインおよびタンニン含有量の測定方法』では長い。
カフェインとタンニンは一つの言葉にまとめなさい。
たとえば・・・飲料特性値はどうだ?」

え?飲料特性値ってなんですか?
そんな言葉を勝手に作っても、この規格を読む人は
な~んにも分からないよね。

その他、実際にこの装置を使って試験する人が
分かりやすいように、と使っている用語が
「このカタカナ言葉は分からない。母国語にしなさい。」

こんなアホな審議があるので、
この国の規格はなかなか改正されない。

今回の『カフェインおよびタンニン含有量の測定方法』も
国際的には2005年のISOに準拠させる、というものだから
完全に周回遅れもいいところである。

こういうアホどもを抹殺出来たら
この国はもっと豊かで暮らしやすい国になるのだろう
と、この国のとある一市民は考えたのである。

2013年7月3日水曜日

ただの270度クランクだよね?ヤマハの新型二気筒


衝撃速報!ヤマハからクロスプレーン2気筒エンジン登場!
http://www.autoby.jp/blog/2013/07/2-7fcb.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

通常の四気筒エンジンは、四つの気筒全部が
いっせいに上死点または下死点になる。
この瞬間、全てのピストンは動きを止め、
ついで反対方向に動きを変える。

これが、タイヤのトラクションにマイナスとなるので
同時に上下死点になるのを2気筒だけにした。
これにより、トラクションを改善したのが
いわゆるクロスプレーンである。

クロスプレーンの理屈を、
正確さを犠牲にして、分かりやすさを優先して
説明すると、こういうことになる。

三気筒の場合は、ここまで話を難しくしなくても
普通の等爆クランクでトラクションは良くなるし、
二気筒の場合は、90度V2か、270度クランク・パラレルツインが
トラクションのためには良い。

・・・・・ここまで読んでくると
「クロスプレーン・コンセプト」って
三気筒や二気筒では、以前からあったことになる。

ヤマハのクロスプレーン新型二気筒エンジンが発表になった!
というけれど、TDM900のエンジンがあったよねぇ、、、
あれも270度クランクだったと思うけど?

ということで、新設計なのかもしれないけれど、
普通の270度クランク二気筒エンジンが
ヤマハから出てきた・・・・というだけ。

上の記述に間違いがあれば、ご指摘を。

2013年7月2日火曜日

(いまごろ)AMA-MX Rd.5 Budds Creek:今回はさえなかったバウシア




第一ヒートはぶっちぎりで優勝したものの、
第二ヒートではめずらしくスタートをミスしたヴィロポートが
勝ちを逃がして2位。

結果、ヴィロポートとダンジーが47点ずつ。
期待のバウシアだが、今回はまったく振るわず、
そのため、二強がさらに他を引き離すことになった。

ちなみに・・・・スチュワートはもはや優勝候補ですらないような状態。
このままでは、AMAモトクロスのチャンピオン争いに
ドラマがなくなる。新鋭の成長を期待したい。

2013年7月1日月曜日

ドレンパッキン:デイトナの手抜き発見!

Webike(http://www.webike.net/)で買ったドレンパッキン。
内径12と14です。
25枚もしくは50枚セットで売っています。
メーカーはデイトナ(http://www.daytona.co.jp/)です。

バイク用品店では1枚とかせいぜい5,6枚単位でしか
売ってないので、それを買ってしまうと、
パッキンって案外高いです。

そこで、このデイトナのパッキン買ってみたのですが
えらく薄いのは、この際我慢するとして、なんと・・・・


内径14のほうだけ、磁石にくっつきます!!
磁石にくっつくってことは、
アルミじゃないですね、鉄ですよ。

デイトナって、それなりに名の通ったところだけど
こういう手抜き(アルミよりも鉄の方が安い)をしてるとは!(激怒)

買ってしまったから、と今まで使ってましたが
冗談じゃありません。
全部捨てて、次回以降はアルミパッキンを使います。

ちなみに、通販サイトとしては、最近見つけたところで
モノタロウ(http://ihc.monotaro.com/またはhttp://www.monotaro.com/ )
がお勧めです。

ドレンパッキンも50枚セットで買えばかなり安くなります。
Ducatiなどの外車用のサイズは、ドレン専用パッキンこそありませんが、
通常のアルミパッキン(ワッシャー)の中にサイズがあります。
その他、エンジンオイル・ケミカル類なども
webikeより安く買えます。

もちろん、バイク用品専門ではないので
商品バラエティなどは制約ありますが、
そこは使い分けってことで。