2015年1月21日水曜日

カワサキMotoGP復帰よりはZX-10RR発売に期待したい

http://www.crash.net/motogp/news/212957/1/aegerter-to-test-kawasaki-motogp-prototype.html

ダエグやST250Eがどのうこうの、と言ってる間に
タイミングを逃したニュースがいくつかあるが、
これもそのうちの一つ

すでに、あちこちの海外サイトで
話題になっているので、知っている人もいるだろう。

Moto2のエガーターが、
カワサキワークスから
プロトタイプのテストに
招待された。

ただし、公式のMotoGPサイトには乗っていないし、
あくまで非公式のテストと思われる。

SBKが今年からEVOクラスのみのレースとなり
改造範囲が狭められる。

そもそもの事を言えば、スーパーバイクとは
誰でも参加できるように市販車をベースとし、
改造範囲も制限して、ノーマルに近いバイクでレースをする
という「古き良き草レース」が原型なので、
EVOルールの導入は、元々の姿への回帰と言える。

しかし一方で、ワークスチームにとっては、
参戦する妙味が失われるということにもなる。

また、二気筒が有利になると言われていることもあり
アプリリアは早々にワークス撤退を決め
MotoGPに転戦することを表明している。

残されたカワサキの取りうる道としては、
噂通りにSBKから撤退し、MotoGPに参戦する、
という手段の他に、
現在のワークス・カワサキZX-10Rをベースにした
スペシャルバージョンの販売、もしくは
旧MotoGPマシンZX-RRに保安部品を付けただけのもの
を市販して戦闘力を一気にあげる、という手段もある。

すでにヤマハはR1の大掛かりなモデルチェンジを行い
ホンダはRC213V-Sを公表している。

個人的な興味だけでいえば、
カワサキが、いまさらMotoGPに参戦するよりは
何らかのスペシャルバージョン
(仮にZX-10RRと呼んでおく)
を発表する方に期待したい。

エガーターがプロトタイプと言っていることから
ZX-RRに保安部品をつけただけのものを市販する
という可能性が高い、と言っておこう。(笑)

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