2014年12月18日木曜日

ST250Eでの通勤は案外楽しいし、速い


CB1100が事故って、ST250Eが通勤急行になりましたが
これがなかなか楽しいです。

しかも、遅くてしょうがないかと思ったら
実際の加速感はあまり違いがありません。

そんな馬鹿な!と言われそうですが
そう感じるんだからしかたありません。

それが証拠に、ちょっとした計算をしてみます。

両者のトルクを比べると

 ST250E 22Nm/6000rpm(キャブ仕様)
 CB1100 92Nm/5500rpm

ということで、約4倍違います。

でも、ギヤ比は、大雑把に言って
ST250Eのほうが2倍ショートギヤードなので
実際にタイヤにかかるトルクは(4÷2で)、
2倍しか違わないことになります。

これに車重が加わるわけですが

 ST250E 141kg(キャブ仕様)
 CB1100 243kg

なんと100kg違います。
オイラの体重も加味すると
両者の車重は約1.5倍違います。

加速力はトルク÷車重ですから(2÷1.5で)、
CB1100とST250Eの加速力の違いはわずか30%程度。

高速道路やサーキットの速度域だと、
話はまた変わってきますが、
日常の一般道の速度域だと両者の加速力の差は
まさにこの程度の違いしかありません。

これに加えて、CB1100はフライホイールも重く
18インチのホイールも重く、
加速がダルになっていますので
実際の加速感は30%から、さらに縮まっているはず。

「んなモン、計算しなくたって、あったりめぇだろ!
 リッターは高速でバビューンと行くバイクなんで
 通勤なんかのチマチマした用途には合ってねぇよ!」

と言われそうですが、CB1100の性格って、そういう
『バビューン』を否定しているところがあります。

KATANAの事故の後、「ゆっくり走る」練習のため
という目的でCB1100を購入しましたが
4年ほど「練習」はできました。

ということで、CB1100の次のバイクは
(ST250Eが案外楽しいこともあり)
通勤はST250Eに任せることにして、
大型らしい大型を考える予定です。

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