さて、ことしもいよいよ大詰めですが、
みなさま、お元気でしょうか。
で、今日はこいつの話題です。
↓ ↓ ↓
これはなにかというと、100円未満で買ったスプレーボトルです。
エンジンなどに使われる耐熱ワックスって
中身はシリコンオイルであることが多いです。
もちろん、普通のシリコンスプレーよりは
重質なシリコンオイルなんですが、
でも、どうせ効果は一時的なんだし
普通のシリコンスプレーだって充分。
でも、もっと安いのは
普通のシリコンオイルを買って
スプレーで噴射すればいいじゃん!
今は、シリコンオイルをぼろきれなどで
塗り広げていますが、
やはりスプレーできた方が楽です。
ということで、まずはmonotaroで
最安値のスプレーボトルを買ってみました。
・・・・・・・が、しかし!
このスプレー、全然霧状にならず、
線状にピューっと出るだけ。
なので、嫁にあげてしまって
風呂掃除用に重曹水を入れてみたら
ちゃんと霧状に噴霧します。
さては、粘度が違うからだな、、、、、
オイラは化学系なので
流体力学には疎いのですが
仕事で付き合ったいろんな業界の
機械系の人に話を聞くと
粘度が噴霧に及ぼす影響は大きいらしい。
そこで、ちょっと文献調べてみたら
こんなものを見つけました。
↓ ↓ ↓
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jime1966/20/3/20_3_194/_pdf
舶用機関学会誌の論文で、
粘度と噴霧について論じています。
これを読んで分かったのが、
・高粘度の液体は噴霧になりにくい。
・高粘度液体を噴霧にするには
①噴射圧力をあげる
②ノズルの穴を小さくする
つまり、サラサラの水は簡単に噴霧になるけど、
より粘度の高いシリコンオイルは
噴霧させるのが難しい、ということ。
ま、なんとなくそうだとは思ったけど、
そうだとすると、レバー握るスプレーの場合
人力なので圧力は上げられない。
ノズルの穴を小さくするしかないということですね。
次は、もう少し高いのを買った方がよいかもです。
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