2014年9月10日水曜日

復活マチレスのモデルX


http://www.motorcyclenews.com/mcn/news/newsresults/new-bikes/2014/september/matchless-is-back/

日本人のオイラにとっては
マチレス(マッチレス)と言われても、
あまりピンとこない。

そもそも「Matchless=無比の、比べるもののない」
って、すさまじいセンスの名前である。

イギリス人の命名センスというのは
けっこうブッ飛んでいて
軍艦でも
 Victorious:勝利の
 Illustrious:輝かしい
 Invincible:無敵の
 Revenge:復讐
 Repulse:撃退
 Glory:栄光
・・・・おいおい、、、、、(汗)

まあ、軍艦の場合は戦争に使うものだから
まだよいかもしれないが、
バイクの「トライアンフ」だって
誰も気が付かないふりしているが
「勝利、征服」と、ちょっと違いません?
なんて言いたくなる名前である。

与太話はこのくらいにして、
マチレスというメーカーは
戦前のマン島レースなどで名をはせたものの、
オイラがバイクに興味を持ったころには、
倒産して影も形もなかった。

  一応、マチレスを吸収した
  ノートン・ビリヤーズ・トライアンフは
  1977年まで存続しているが
  これをマチレスと考える人間はいまい・・・

70年代後半以降は、
バイクの世界四大メーカーとは
日本のホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ。

レースでも、日本車でなければ優勝できない。

自然とオイラの頭の中では
マチレスなんて単語など
追い出されて消えてしまった。

そういう、オイラにはあまりピンとこない名前だが
ともあれ、モノ好きが命名権買って
復活させたマチレスが出したのが、このモデルX。

S&SのX-Wedge V型二気筒1,916ccを積む
クラシックモデル。

S&Sは、ハーレーのパーツを扱うメーカーで
このエンジンもハーレーのエンジンに準ずる
と考えて、まあ間違いないが、
エンジンの搭載位置がハーレーと比べ、
かなり前方かつ上方にあり、
乗り味は全く違うものになっているはず。

ちょっと驚くのはブレーキ・キャリパーが
フロント12ピストン、リヤ6ピストン。

いや・・・ぜったい、それって
無駄にバネ下重くしてるだけだよ(笑)

とはいえ、最近発表されたロータスの二輪と違い
ヘンテコなシャシデザインではないので
普通に走るだろう。

日本メーカーも、こういうデザインのバイクを
限定生産で出してみたらよいのではないか?

XJR1300とか、W800とか
ベースモデルには事欠かないのだから・・・

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