高速四球試験というものがある。
シェル式と曽田式という二つの方法があるが
まあ、似たようなものだ。
試験は、オイルに浸した鋼球を下図のように4個一組で
組み合わせ、上の玉に荷重をかけながら回転させる。
で、何kgfの荷重まで耐えられるか、で
そのオイルの限界性能を試験するものだ。
限界性能を試すのだから、
当然、完全に焼付くまで荷重をかけていく。
その結果・・・・
ついに、こんな感じに焼付いて融着してしまう。
間の部分のデロデロは、
溶けた鋼が固まったものだろう。
4つの球がガッチリ固着していて
何をやっても引き剥がせない。
融着する瞬間、オイルの中に浸っているのにも関わらず
煙がもわぁっと出るので、すごいことになっているのだろう。
こうなってしまうと、この鋼球は
再利用なんてできるはずもないので
使い捨てということになる。
(なので、もらってきました。^^;; )
ま、こんなことがエンジン内でおきませんように・・・・(汗)
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