2014年9月15日月曜日

MotoGP:2016年のマシンは軽量化される

http://www.asphaltandrubber.com/motogp/grand-prix-commission-lower-bike-weight-software-freeze/

マルケス転倒とロッシの優勝で、
海の向こうは大騒ぎ。

オイラがびっくりしたのは
どこのサイトも見出しに「ロッシ優勝!」
と書いてあっても、「マルケス転倒!」
と書いてあるところは皆無だったこと。

欧州のロッシ人気が、いかに神がかり的か
改めて思い知らされますね。

で、ミサノはともあれ、今後のMotoGPについて
が今日の話題・・・・・


きちんと調べてないので、安易に「史上初!」
と言ってしまうと、あとで恥をかくかもしれないが、
たぶん、ほとんど史上初に近いのは確かだと思う。

2016年から、ファクトリーとオープンという
現在の複雑極まりないルールは改正され、
ファクトリーチームと言えど、
独自ソフトを使うことはできなくなる。

具体的には、2015年6月30日を最後に
ファクトリーチームはソフトのバージョンアップができなくなり
2016年に向けての軟着陸が始まる。

そのため、2016年には現在のオープンクラスは
ファクトリークラスと統合されることになり、
オープンクラスに与えられていたハンディもなくなる。

詳細なルールはまだ決まっていないが
1年で使用できるエンジンは、
ファクトリーの5、オープンの12の中間になるだろう
と言われている。

このように、詳細はまるで決まっていないが
ただひとつ、驚くのが最低重量が160kgから158kgへと
軽量化方向に変えられたこと。

元々、158kgから160kgへの変更は
CRTチームのためにファクトリーの戦闘力を落とす
という名目ではじめられたもので、
CRTチームが消え、オープンクラスだけになった現在
その大義名分が消えたため、とされている。

が、しかし、マシンの最低重量は
引き上げられることはあれ
下げられることはなかったのが
この半世紀のGPの歴史。

やはり、各社共通のソフトなんかでは
160kgの重い車体を350km/hで制御できない
ということなのだろうか?

そんな風に勘ぐりたくもなってくる。

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