2011年10月31日月曜日

ホンダは別にホンダを止めていない


ホンダの常務でHRCの社長の鈴木氏が
「高回転高出力バイクなんてものを作ってるような時代じゃない」
と発言したとか、しないとかで、
ネットのあちこちで、激論中である。

高回転高出力バイク「そういう時代じゃない」本田技術研究所鈴木常務
http://response.jp/article/2011/10/10/163565.html

が、同じ日に、同じ鈴木氏が、下記のような事を語っていることは
案外無視されているように見える。

ホンダ・レーシング鈴木社長、二輪レースに一段と注力
http://response.jp/article/2011/10/10/163566.html

そもそも、最初の記事にしたところで、
>「もうちょっと本当に常用域のところで楽しいものを造ろうよと。
>ただ、それだけ造ってるとリスクがあるんだけど、
>他にも沢山ラインナップがあるのだから、そういうことをやったらいいんじゃないのと、
>もういい加減にそろそろ」
と、いう部分を読むと、
高回転高出力バイクが他にあるんだから、
中には低速特性を考えたバイクがあってもよいのでは?
という意味であることは分かるはずだ。

実際、自分も今度の700ccエンジンにはちょっと期待している。
ファーストバイクとしてドカSSに乗っていて
それを楽しみつつ、街乗りやツーリングに
この700ccエンジンのバイクに乗るってのも悪くない気がする。
もちろん、乗って楽しいかどうか、が問題だけど。

そういう意味で、ホンダは終わった、みたいな事を書いてる人が多いけど
ホンダは、別にホンダを止めていない。

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