http://motomoto.hatenablog.com/entry/2015/12/03/081521
http://goo.gl/3hzRzO
現在、ヤマハは全世界で絶好調である。
国内の126cc以上のバイクについては
このブログでも触れている通り、
すでに(販売台数で)ホンダを追い越している。
しかし、決算資料で見る限り
ホンダの背中はまだ遠い。
たとえば、世界各地の販売台数でいえば
欧州では、ホンダを追い抜いている(ホンダの111%)ものの
北米(同25%)および途上国(同46%)では、
ホンダに大きく劣っているし、
国内にしても、125cc以下を含めると、ホンダの6割しかない。
そのため、2015年度4-9月の営業利益も
ホンダの1,046億円(二輪のみ)に対して
ヤマハは639億円にとどまっている。
(データはホンダ、ヤマハの決算資料より取った。)
一応言っておくが、これでもちょっと前より
ホンダに肉薄しているのである。
このため、ヤマハが一層の成長に取り組むべきは
一つは北米(ホンダ150千台、ヤマハ37千台:期間は同上)、
そしてアジア(ホンダ4,232千台、ヤマハ2,017千台)の中でも
販売台数がきわめて多いインドといえる。
この背景を考えると、
今年のMotoGPチャンピオン、ロレンソのインド訪問は
ヤマハのインド政策上、きわめて重要なイベントとわかる。
ところで、こういう役目は「人気のロッシ」なのかと思ったが、
ロッシ全盛時代を(たぶん)知らないであろうインドの人々には
ロレンソの方がアピール度は高いのかもしれない。
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