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WSBKでルール改正が発表された。
大きなものは2つ。
一つはホモロゲを獲得するための生産台数の緩和で
1000台から500台になる。ビモータやビューエルに限らず
昨今のスポーツバイク不人気のおかげで、
大手メーカーといえど、1000台の生産は重荷になっており
この緩和は時代の流れを反映したものと言える。
一方、もう一つについては議論が分かれそうだ。
現在、SBKクラスは、1レースで2ヒート制を取っており
日曜日にSBK→SS→SBKという順でレースが行われる。
これをSBK第一ヒートを土曜日に行うことで
土曜日午後:SBK第一ヒート
日曜日:SS→SBK第二ヒート
というスケジュールに変更する。
この他、SSクラスにもスーパーポールを設けるなど
変更点はあるが、そこは省略。
土曜日にレースを行うことについては、
チーム、TV局、サーキットとも話し合い、
好意的な感触を得たということであるが、
観客の意見は顧みられていない。
もちろん、チームにとっては、
第一ヒートでクラッシュした際、
バイクを修理する時間が充分にとれる、という意味で
非常にありがたいことであろう。
またサーキット側も、土曜日の集客増加になるので
悪い話ではない。
土曜日にレースを行うことについては
以前AMAで試みられたことがあるが、この時期は、
DMG(Daytona Motorsports Group)の
ルール「改悪」に対して批判が集中していたため、
土曜日開催が成功だったのかどうかを
判断する材料にはならない。
参考までに、DMGは2008年にAMAシリーズの興行権を買い、
・ファクトリーチームが参加できないようにルール変更
・ローリングスタート方式の採用
・ペースカーを導入し、フルコースコーションの導入
というルール変更を行ったものの、そのせいで、
レース人気の急落を招いてしまい、戦犯扱いを受けている。
ローリングスタート、フルコースコーションは
米国の四輪レースではメジャーな方法だが
オーバルコースで行う米国四輪レースは
世界的には非常に珍しいレースであり、
そこのシステムを二輪にも導入すればOK、
というDMGの浅はかさは、オイラも苦々しく思っている。
話を戻すと、誰もが土日の二日間とも
サーキットに足を運べるわけではないのに、
SBKがアホなDMGの考えたことと
同じ試みなんか導入して大丈夫だろうか?
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