それに伴って、ファクトリーとオープンクラスの区別がなくなるなど
いろいろと大きな変更が行われるMotoGPだが、
それに比べれば小さいとはいえ、
使用可能なタイヤ本数も変更される。
スリックタイヤ
フロント10本、リヤ11本→フロント10本、リヤ12本
レインタイヤ
フロント5本、リヤ5本→フロント7本、リヤ7本
インターミディエイト(カットスリック)
レインタイヤのうち、フロント、リヤ共に3本を
インターメディエイトに変更できる。
レインタイヤの本数の増加は
ミシュランがカットスリックタイヤを復活させる
と宣言したことに対応するものだが、
晴れ用タイヤもリヤタイヤが1本増える。
タイヤ本数については、一時、コスト削減のために
減らし過ぎた反省もあって、
2015年はフロントタイヤが1本増えたわけだが、
2016年はリヤタイヤが増える。
共通ECUの採用で、精密な制御ができなくなるため、
燃料使用量が20Lから22Lに緩和されるが
トラクションコントロールの制御も悪化することで
リヤタイヤの消耗も増えることが懸念されたと推測される。
2016年は、今年以上にライダーがタイヤを持たせる能力が
問われるようになるのだろう。
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