2012年6月30日土曜日

千葉、君津のパン屋、かさりんご

君津インターからほど近くにあります。

HPはこちら
http://members3.jcom.home.ne.jp/casalingo/
食べログの紹介ページはこちら
http://r.tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12004611/



一見、普通の住宅と見分けがつきません。


かさりんご、とはイタリア語で「自家製の」という意味だそうです。

三浦半島のザクロがソフトパンなら、こっちはハードパン。
オイラはつい最近まで、ソフトパンとハードパンなんて
区別があるということすら知りませんでした。

ザクロの紹介はこちら
  ↓   ↓


店内は、本当に狭く、
店長のお兄さんが一人で焼いているらしく
並べられているパンの数は、さほど多くありません。

我が家が買ったのは

・ドライトマトとモッツァレラチーズパン
・ハムチーズパン
・キーマカレーパン(焼きパン)

・クロワッサン
・バジルチーズパン
・チョコデニッシュ(←人気No.1らしい)
・メロンパン

確かに、こだわりのハードパンというだけあって
しっかり噛まないといけないパンばかり。
ハードパン好きの嫁も堪能してました。

オイラの個人的お勧めは
「ドライトマトとモッツァレラチーズパン」
「クロワッサン」、「バジルチーズパン」あたりかな?
ハードパン好きなら一度行ってみてもよいかも。

2012年6月29日金曜日

エンジンオイルの話:HTHS粘度


粘度以外のエンジンオイルの性能を規定するものとしては、
API(American Petroleum Institute)規格、
ACEA(Assosiation des Constructeurs Europeens d’Automobiles)規格
ILSAC(International Lubricant Standardization and Approval Committee)規格
また二輪車用のJASO(Japanese Automotive Standards Organization)規格がある。
しかし、オイルの基本性能を規定するものは、やはり粘度であることは
今も昔も変わりない。

粘度といっても、絶対粘度と動粘度という二つの粘度があり、

 動粘度=絶対粘度/密度

という関係にある。両者は似ているようで異なるパラメータだが、
ここでは深入りせずにおく。

一般に、物質の粘度は温度が上昇するほど下がる。
つまり、シャバシャバになるわけだ。
逆に低温では粘度が増加し、ドロドロ状態になる。

シャバシャバになると何がダメかというと
油膜の保持能力が下がる。

エンジンオイルは油膜を保持することで、金属同士が直接接触するのを
防止し(流体潤滑状態)、それによって、金属の摩耗を防止している。

油膜が保持できなくなると、金属同士が触れ合う境界潤滑状態になり
摩擦係数や摩耗の悪化という事態を招く。
サーキット走行など、油温が高く、負荷の高い条件では
これによりエンジン寿命を縮めてしまうことになる。

しかし、低温(=始動時)でドロドロだと、
始動時にオイルがエンジンに回りきる時間が長くなり
「ドライスタート」によるエンジンの摩耗が増加する。
そして余りにドロドロすぎると、その抵抗のため、
ついにエンジンが始動できなくなる。

(以前は、低温粘度というと低温始動性だけが問題と思われていたが
 最近ではドライスタート影響も着目されるようになってきた。)

したがって、エンジンオイルは
高温であまりシャバシャバにならず
低温でもあまりドロドロにならない、
つまり温度による粘度変化が少ないものが望ましい。

とはいえ、世の中、そうは問屋がおろさないので
一般に高温でも十分な粘度を保持しようとすると
低温ではドロドロになってしまうし、
逆に低温で適正な粘度に抑えると、高温では
シャバシャバになって頼りなくなる。

ご存知と思うが、粘度を規定するSAE分類によると
オイルの粘度は○W-○であらわされる。

前半のWが付いているのは低温粘度、後半は高温粘度
数字が大きいほど高粘度になる。

たとえば5W-30と15W-50を比べてみると
5W-30はドライスタートで有利(5W)だが、
あまりに高温になりすぎるとシャバシャバになる(30)。
一方、15W-50は、ドライスタートでは不利(15W)だが、
高温での油膜保持力は高い(50)。

しかし、ここで、粘度指数向上剤という夢のような添加剤が
発明された。超高分子のポリマーを添加することで
低温であまりドロドロにならず、高温では適度な粘度を保つ
ということが出来るようになったのだ。

そのため、極端なものになると0W-60などという
オイルが一時出現したこともある。
こういうオイルをワイドレンジオイル、という。

ただし、話はここで終わらない。
高分子ポリマーは高分子ゆえに極限状態に弱い。

ギヤなど摺動部の狭い隙間でせん断を受けると、
ポリマーの配向が変化して粘度低下が起こる。
さらに強いせん断を受けるとポリマーは分解してしまい、
永久的粘度低下を起こす(せん断安定性に劣るという)。

要するに、見た目の粘度は高くても
ここ一発の粘度はダメだし、
分解しやすいのでオイル寿命も短い、ということだ。

この問題を議論するために提唱されたのが
HTHS粘度(High Temperature High Shear Viscosity)である。
日本語では高温高せん断粘度という。

SAE分類による高温粘度は100℃における動粘度で分類されるが
HTHS粘度は150℃で測定される。

HTHS粘度が高いほど高温、高負荷での摺動面の摩耗量は少なく、
サーキット走行時のエンジン保護のためには重要となる。

公道で乗る場合にはそこまで重要ではないだろうが、
HTHS粘度が2.6mPa・sを下回ると四輪でも摩耗量が急激に増加するし、
四輪より過酷な条件にさらされる二輪では
JASOによって、2.9mPa・s以上のHTHS粘度が要求されている。

以前は、粘度指数向上剤によって厚化粧されたオイルを区別するには
極端なワイドレンジオイルを避けるのが一つの手段であった。
(たとえば、15W-50に比べて10W-50はワイドレンジなので
粘度指数向上剤がそれだけ多い可能性があるわけだ。)

ただし、XHVI(Extremely High Viscosity Index)基油などのように
ベースオイルの性能でワイドレンジを出している
というオイルも存在するようになり、
SAE表示よりはHTHS粘度を基準にしたほうがよさそうである。

しかし、残念なことにHTHS粘度を表示しているオイルは
特に日本市場においてはさほど多くない。
あまりHTHS粘度が一般的ではないからだといわれている。

その代わりといっては何だが、
SAE規格にもHTHS粘度が導入されており、
高温粘度表示に伴って

 20 2.6以上
 30 2.9以上
 40 3.5/3.7以上(0W, 5W,10Wは3.5、15W以上は3.7)
 50 3.7以上
 60 3.7以上
    (単位mPa・s)

を保つように求められている。したがって、やはりサーキット走行では
SAE50番、もしくは15w-40などのオイルを用いるのが望ましいようだ。

もちろん、エンジンなんか1レースで使い捨て!
というワークス並みに懐が豊かな人は
あえて低粘度オイルを使うことで、
オイル抵抗を減らしてパワーアップを狙う手はある。
(まあ、2,3%程度しか違わないだろうが・・・・)


また、公道しか乗らず、安いのが良いから四輪用オイルを使うという場合でも
SAE20番などの極端な低粘度オイルは使わない方が良いだろう。

2012年6月28日木曜日

YZF-R15国内に登場


東南アジアを中心に、人気を呼んでいるYZF兄弟の末弟、
YZF-R15が国内に投入される。

価格は¥359,100で、これが高いか安いかは
その人の感じ方次第だろう。

ちなみに、我が家のCBR150Rと比べてみると

CBR150Rの乾燥重量115kgに対し
YZF-R15は装備重量134kg、

エンジン出力はCBR150Rは推定で17馬力に対し
YZF-R15は16.6馬力、

どちらも、おおよそ同じと考えてよい。

ただ、YZF-R15の場合、運動性能を考えた結果か、
シート高が800mmで、ウチの嫁用としては、ちょっと背が高すぎ。

まあ、このバイクの場合、ウチの嫁のような人間が
ターゲットではないだろうから、これはこれでよいのだろう。
”つくばスペシャル”なんかには良いかもしれない。

ただし、気をつけないといけないのは、タイヤ。
CBR150Rの場合、ほとんど選択肢が無い。
類似サイズのYZF-R15も注意した方が良い。
そこのところだけは買う前に確認を!

http://www.ysp-members.com/lineup/foreign/yzfr15/index.html

2012年6月27日水曜日

MotoGP:外堀を埋めはじめられた?ペドロサ





ストーナーの引退で、首の皮一枚残った、と思われているペドロサは
どうやら、アッセンGPで来年度もレプソル・ホンダとの契約を発表する
・・・・・・という噂である。

だが、契約内容はかなりシビアなものになり、
今年度の契約料に比べ、1/3以下に削られるのではないか
・・・・・・すべて噂なので、あしからず。

ルーキールールの廃止が秒読み段階で
来年、マルケスのレプソル・ホンダ入りが確定的になっている今、
ホンダ、レプソル共に、ヘドロサとの距離を少しずつ置き始めた
というところだろうか。

来年、ペドロサはマルケスよりも上位でレースを終えられるだろうか?
おそらくは、それがペドロサにとっての最後のチャンスになるかもしれない。

2013 Silly season: Dani Pedrosa to take a pay cut to stay in Repsol Honda?

http://www.twowheelsblog.com/post/10609/2013-silly-season-dani-pedrosa-to-take-a-pay-cut-to-stay-in-repsol-honda

2012年6月26日火曜日

洗浄できる社外品のエアフィルターについて




まあ、みなさん、ご存知でしょう。
最近、純正のエアフィルターは、多くが乾式。
乾式だと、汚れてきたら交換するしかない。

しかし、とあるパーツメーカーから、
湿式の社外品エアフィルターがリリースされている。

単品では高いが、洗って再利用できるので
結局オトク、というのがウリ。

オイラも、以前使ってました・・・・キャブ車では!!

この社外品のフィルター、
汚れてきたら洗剤で洗って、
オイルを再び含ませればよいのだが、
聞くところによると、オイルをつけすぎて
吸気管内をベトベトにしてしまう例が多発。

キャブ車ならまだよいが、
最近のバイクはインジェクション車が多い。

インジェクション車の場合、エアフロメーターなどの
精密機器が故障してしまい、トラブルを招く例が多い
と、四輪ではけっこう話題になっているらしい。

そのため、このフィルターを洗って乾燥させた後、
オイルを塗ったら、最低2ヶ月はキッチンタオルで覆って、
余分なオイルを抜く必要があるとのこと。

(ソースはあえて載せてないけれど、四輪関係のサイトを見れば
 簡単に検索できるはずです)

保管中は、オイルが空気中の埃を呼ぶので
キッチンタオルの上から、ビニールで覆っておく。

フィルターが使えない間はどうするかというと、
このフィルターをもう一つ買っておいて
それを取りつけておく。

そして、2つを交互に使う必要があるそうだ。

これを聞いて以来、この社外品湿式フィルターを
使うのを止めてしまった。

インジェクション車に乗っているみなさん、
バイクの場合は、まだトラブル例を聞いていないが、
注意するに越したことは無いので、
あくまで自己責任、もしくは二個を使い回す方式で!

2012年6月25日月曜日

CB1100の純正タイヤ比較







CB1100のメーカー指定タイヤには
・ブリジストン BT-45
・ダンロップ D205
があって、我が家のCB1100は
購入時、ダンロップD205がついてきた。

タイヤ交換で、今度はブリジストン。

どちらもメーカー指定タイヤなので
どちらのタイヤでも大差はないはず。

とはいえ、いちバイク乗りとしては
BとD、何が違うのか、または違わないのか
ちょっと気になるところ。
パターンデザインは両者で少し違うし。

乗ってみたところ・・・・・・・
微妙にブリジストンの方が固いかな?
と思ったけれど、おそらく気のせい。

ハンドリングについては
フロントフォークのセッティングが違っていて
比較にはならないので、ノーコメント

サーキット走るわけでもないし
公道をチンタラ走るだけならば
見分けはつかないでしょう。

あとは寿命ですね。
ダンロップはだましだましで1.4万キロ。
同じように乗ったとして、ブリジストンはどうか?

このタイヤが寿命になったところで
改めて評価すると言う事になりそうです。

・・・てぇことで、あまり面白くない結果です。 f(^^;;)

2012年6月24日日曜日

トライアンフの新型ツアラー トロフィー


やれ、BMWのR1200RTにそっくりだ、何だ、と
おひざ元のイギリスでさえも話題になっていた
トライアンフの新型ツアラーが正式に公表された。

三気筒1215ccで、最大出力は132英馬力

メンテフリーのためにシャフトドライブ
トラクションコントロール、クルーズコントロール、
電動スクリーン、オーディオシステム・・・・・・
とまあ、こんな風に並べてくると、
もはや自分とは無関係の乗り物だなぁ・・・

ともあれ、10月には発表になるらしい。

写真は以下から
http://www.asphaltandrubber.com/bikes/triumph-trophy-se/#more-32261

2012年6月23日土曜日

CB1100の帰還


アサカワスピードの点検から帰ってきました。
タイヤの交換と、フロントの分解点検、その他もろもろ・・・です。

新車で買ってから、一度もばらして無かったフロントは
かなり締め過ぎで、動きが渋い状態。
某広報車もそうだったというので、
CB1100に固有の問題でしょう。

もちろん、市販車の多くは、安全マージンをみて
フロントが締め過ぎ傾向ではあるのですが・・・・

それと、フォークオイルの量についても
広報車を診た経験からセッティングを変更。

おかげで、フロントが軽快になりました。

ところで、今回は、「掃除料金6000円」
が含まれてた。

ありゃぁぁ・・・そうですか、、、、(>_<;;;)

まあ、会社の昼休みに出来る範囲で
掃除してるだけだしねぇ、、、、

「掃除は整備の第一歩」と言う通り
たかが掃除、されど掃除なのですが、
浅川さんはその点についてはかなり厳しい。

もし、アサカワスピードにバイクを入庫して
掃除料取られたら、「もっと頑張りましょう」
のサインですので、ゆめゆめ文句など言わないように。

2012年6月22日金曜日

木製のバイク・・・ちゃんと走ります!!

こりゃ、すごいね。
ちょっと脱帽です・・・・

Hungary: Wooden, But Real Motorcycle
http://news.motorbiker.org/blogs.nsf/dx/hungary-wooden-but-real-motorcycle.htm

2012年6月21日木曜日

MotoGP:遅かったが、今からでもやったほうがマシ


HRCの中本社長が、「RC213Vレプリカ」としての
市販MotoGPマシンを計画していることを明らかにした。

中本氏はこれがCRTマシンと呼ばれるのを嫌い
「あくまでプロダクションレーサーだ」
と言っているが、このバイクを購入したチームが
CRTとして参加するか、プロダクション枠で参加するかは未定だろう。

バイクはV4エンジンを搭載しており、
おそらくはRC213Vに限りなく近いものになる。
ワークス、サテライトのRC213Vとの大きな違いは
先進技術の多くがカットされてしまうこと。

ただし、その代わり、かなり安価での購入が可能になるはず。

市販レーサーの参加するGPは、GP500時代はごく普通の姿だった。

MotoGPになり、事実上、市販マシンをシャットアウトしてしまったことが
今日の状況を招いた元凶なわけだが、何にせよ、遅すぎたとはいえ、
何もしないよりは、始めた方が何倍もマシである。

ちなみに、WSBKのアプリリアワークスでは
ビアッジのために、1年で28基ものエンジンを使い捨てにしたそうだ。
そう言う意味で言うと、MotoGPマシンが、年間6基のエンジンだけで
やりくりしているのはまさに驚異といえる。

市販レーサーについては、その耐久性も話題になろう。

Honda Building “Production Racer” Variant of the RC213V
http://www.asphaltandrubber.com/racing/honda-rc213v-production-racer-motogp/

2012年6月20日水曜日

MotoGP:どちらを理想だと考えますか?


MotoGPの軽量クラスは、昨年でGP125が終了し、
今年からは4st250ccによるMoto3へと模様替えした。

GP125時代末期は、アプリリアのワークスサポートを受けた
チーム・アスパーが君臨し、優勝争いできるチームは
かなり限られていたが、Moto3になってホンダ、KTMにより
マシン、およびエンジンが一定の価格で市販されることになり
マシンの能力については「民主化」が進んだ、と言われている。

一方、エンジンが2st125ccから4st250ccに変わったことで
エンジンのトルクは向上し、扱いやすくなった。
そのため、坂田和人もコメントしていた通り、
ミスからのリカバリーが容易になったという面もある。
それは、ライダーの技量の差が出にくくなることを意味する。

今回のシルバーストーンGP、Moto3クラスは
その効果が出て、トップグループは大集団となった。

ヴィニャーレスがトップに立って、逃げを打とうとしても
なかなか集団を引き離すことが出来ない。

GP125時代なら、細かいミスを犯して脱落していったかもしれない選手も
トップグループに連なり、レース終盤まで周回ごとに
トップが変わるという熱戦が演じられた。

結局、レース終盤になって、集団は2つに分裂し
その期を狙っていたヴィニャーレスのスパートに
誰もついて行けず、勝負はあっさりついた。

各チームのマシン差が少なくなる「民主化」は
たしかに手放しで喜んでよいことだと思うが、
ミスからのリカバリーが容易になったことによる「民主化」は
結局のところ、今回のシルバーストーンのように、
見かけ上の熱戦を作り上げるだけで終わる。

ただ、それでも「熱戦」の方が良いのか。
それとも、力のあるライダーが前に出て引っ張るほうが
結果的にはレベルの高いレースが見られる、と考えるのか?

さて、どちらが理想に近いと言えるだろうか?

決勝レース:M.ビニャーレスが2連勝でポイントリーダーに再浮上
http://www.motogp.com/ja/news/2012/england+silverstone+moto3+race+vinales

2012年6月19日火曜日

2012 AMA-MX第5戦 バッズクリーク:独走するダンジーと混戦の2位争い



2012 AMA Motocross 450s RD5 Budds Creek Moto 2 投稿者 ultrasbabilone

AMAモトクロスは、とうとうスチュワートも休場し、
レースの結果は、見る前から分かってしまう状況になった。

かわりに混戦状態になっているのが2位争い・・・・・

ちょっとむなしい、、、、、

2012年6月18日月曜日

MotoGP:シルバーストーンのようなサーキットが日本にも欲しい



MotoGPシルバーストーンGPとは直接関係ない話で悪いが、
あまりにも、昨日、自分が走った茂木との違いがありすぎるため、
あえて、その話題に触れさせていただく。

シルバーストーンはGPの中でも、三番目に平均速度が高いコースである。
以前と比べて、速度低減のための改修が進んだが、
それでも屈指の高速サーキットだと言える。

しかし、そんなことよりも、イギリスのサーキットの
バラエティに富むコースレイアウトはどうだ。

そのシルバーストーンに比べると、
茂木の退屈さは想像を絶するほどである。

コーナーの種類は少なく、似たようなコーナーが次々現れる。
コース全体も、ドーンとアクセルを開けてブレーキ。
くるっと回って、またアクセル・ドーン。あまりにも単調。

青山(兄)や、高橋が「日本人はストップ・アンド・ゴーに強い」
などと言っていたが、茂木みたいなコースばかり走ってるから
「ストップ・アンド・ゴーじゃないと走れない」の方が正解ではないか?

世界に通用する日本人レーサーを育てるには
茂木ではあまりにもダメすぎる。

ついでに脱線すると、オーバルコースが邪魔で、
レースを見に行っても全然楽しくない。

真面目な話、茂木は根本的に改修してほしいと思っている。

写真は以下から
http://www.twowheelsblog.com/post/10541/more-motogp-rider-quotes-from-the-hertz-british-gp-at-silverstone

2012年6月17日日曜日

K-TAI練習走行



K-TAI練習走行でもてぎに行ってました。

この日は、前日から朝のうちまで雨で、
ウェットからドライに変わる微妙なコンディション。

黄旗や赤旗、それにビビリのチャレンジクラス(=オープンクラス)
の人々に行く手を遮られながらも、どうにか無事に、
何事も無く、走り終えてくることができました。


こういう時は、我が家のサンバーも資材運搬に大活躍です。


この日は、K-TAIの走行後は、もて耐の走行があり、
我々の走行終了と共に、このような人たちも・・・

本番は来月なので、準備などのラストスパートはこれからです。

2012年6月16日土曜日

「盆栽」と「速くなる」のは別のこと

先日、ちょっと気になったことがあったので
話題にします。

エイプでカートコースを走っていた時、
とある人から「どこをいじってるんですか?」
と話しかけられました。

オイラのエイプ、ステップを変えたのと
タイヤをTT93GPにしてる以外、何も変えてません。
特にエンジンはフルノーマルです。

この人の言うには、
「自分のバイク(250cc)でも全然ついて行けなかった。」
ということらしいのですが、タネ明かしは簡単。

この人、かなりおっかなびっくり乗ってるので
最終コーナーの立ち上がり速度が異様に低い。
(ほとんどツーリングレベル)

そのため、ストレート前半では速度が乗らずに
オイラのエイプに置き去りにされてしまいます。

ストレート後半で、やっと速度が乗ってくるけど
1コーナーへのブレーキング開始が異様に早いため、
速度が乗る前に、ブレーキング開始となり
結局、エイプに引き離されてしまう。

サーキットと違って、ストレートの短いカートコースでは
馬力よりも脱出速度の方がよほど大事、というだけのこと。

オイラがどんなにヘタレでも、
さすがにツーリングレベルの人ぐらいなら
置き去りに出来ます。

問題はここから。

この人って、
「バイクいじる金があるなら、その分をガソリンや、
 タイヤ、コース走行料金に回すのが、速くなる近道」
ということがまるで分かってない。
まず、バイクをいじることを最初に思い浮かべてしまう。

もちろん、「盆栽趣味」というのがあるので
いじることを否定はしないけれど、それは別のジャンルの話。

話の端々に「店長に相談してどうのこうの・・・」
と言っていたので、なんか変な「店長」に騙されてるのか?
それとも、本人が「店長」のまっとうなアドバイスを聞いてないのか?
正しいことは分かりませんが、なんだかねぇ・・・

もし、この「店長」が、客を育てることをせず
「今だけでも儲けるだけ儲けてやれ!」
という人だったら、不幸な話です。

この人が「盆栽趣味」と「速くなること」を
区別できるようになる日は来るのでしょうか?

2012年6月15日金曜日

未来のバイク?


バイクと同じ二輪だが、フルカバーのシャシ。
電動の乗り物である。

シート下にジャイロが二つ回っていて
これで、停車時も倒れずにいられるらしい。

車内は、タンデム式の二人乗りで、四輪同様のシートがある。
シートベルトも必須らしい。
2014年には市販する予定だという。

MCNのアンケートによると
53%のライダーが「興味あり」と答えている。
(日本時間6/15 18:20現在)

MCNでは「未来のバイク(=motorcycle)?」と紹介しているが、
どちらかというと「未来の四輪(=car)」じゃないだろうか?

Lit Motors C1 - the future of motorcycling?

http://www.motorcyclenews.com/MCN/News/newsresults/New-bikes/2012/June/jun1412-lit-motors-ci-concept/

2012年6月14日木曜日

AMAモトクロス第四戦:これで今年のAMAは終わり?


2012 AMA HighPoint RD4 450 Lucas Oil Pro... 投稿者 spongy134

AMAモトクロス第四戦、ハイポイントは
怪我を押して出場したスチュワートが予選トップを獲得。

さすがはスチュワート・・・・と思ったのもつかの間、
ここでスチュワートの手首は終わってしまい、
レース1は平凡な結果に。

そして、レース2はドクターストップがかかってDNS。
ランキングは5位まで落ちてしまった。

こうなると、もはや敵はいないダンジーは
ヒート1,2共に一人旅。
もはや、自らが怪我でもしない限り
ダンジーを止める者は誰もいない。

正直なところ、こういうレースはつまらない。
チャンピオンはもうダンジーで決まりで良いから
ヴィロポートとスチュワートに、早く復帰してもらって
ダンジーにひと泡吹かせてほしいものだが・・・・

2012年6月13日水曜日

ヨシムラism

追加分のうち10-14をゲットしました。
なかなかすぐにコンプリート!とはいかない・・・

ヨシムラismって?と思ったら→こことかこちら


2012年6月12日火曜日

MotoGP:マルケスは、はたして勝てるのか?


ヤマハとロレンソの契約更改が話題になっているようだが、
その裏で、ホンダによる、ルーキールール廃止攻勢が
かなり進んでいるようだ。

ご存知の通り、ルーキールールとは、
2010年に導入された規則で、
MotoGP1年目のライダーは、ワークスチームには入れない
(サテライトの無いスズキは除く)というもの。

しかし、2013年に、マルケスをレプソル・ホンダHRCで
走らせたいホンダ、そしてレプソルは、このルールに異議を唱え
ヤマハとドゥカティの同意まで取り付け、ドルナと対決している。

ルーキールールがどうなるかについて
いろいろと憶測も飛び交っているが、
しかし自分にとっての注目点は、ルーキールールそのものよりも
マルク・マルケスは、果たしてMotoGPで勝てるのか?
と、いうことだ。

250cc時代、あれほど強かったペドロサが
MotoGPで苦戦しているのは、
どうみても、彼の体格が関係している。

HRCの中本社長もコメントしているが
身体の小さいペドロサは、充分な荷重移動ができにくく
重いMotoGPマシンを振りまわすのには、明らかに不利である。

そして、身体が小さいと言えば、
マルケスも、決して大柄ではない。

レプソルとしては、いつまでも勝てないペドロサに見切りをつけ
おなじスペイン人のマルケスに乗り替えるつもりかもしれないが、
はたして、その目論見どおりに事は運ぶだろうか?

写真はMCNから
http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/MotoGP/2012/June/JUN212-marquez-pole/

2012年6月11日月曜日

変わりつつある耐久選手権の勢力図?


耐久選手権は、長くスズキGSX-R1000の独壇場だった。

しかし、初戦のボルドールではカワサキが勝ち(スズキは二位)
今回のドーハではBMWが勝利し、スズキはなんと
表彰台すら登れない、という歴史的大敗(?)を喫した。

二輪レースにおけるスズキの存在感は年々減少しているが
とうとう、牙城であった耐久選手権においても
その影響が出てきたようだ。

四輪にご執心と言われる鈴木会長は、この結果に何を思う?

http://www.fim-live.com/en/sport/endurance-world-cup/news/news-detail/article/1339316611-bmw-motorrad-france-team-thevent-winner-in-doha/
http://www.motorcycle-usa.com/502/13402/Motorcycle-Article/8-Hours-of-Doha-Results-2012.aspx

2012年6月10日日曜日

CB1100の入院

・・・と、いっても、何か故障したわけじゃありません。

新車で買って、まあ、そんなに乗ってませんが、
すでに1万4千キロ越え。
フロント・フォークは新車のときから開けてないし
かなり引っ張ったタイヤも、かなり限界。

と、いうことで、アサカワスピードのAS30を
受けておくことにしました。

明日から、嫁のCBR150Rで通勤です。
で、久しぶりに嫁のバイクを見てみたら
フロントは、まだ8分以上山があるのに
リヤタイヤだけ、異様に摩耗してる。

以前、オイラが乗ってた時は
フロントとリヤ、比較的均等に減っていたはず。

こりゃあ、嫁の奴、フロントブレーキ使えてないな(--;)

ホンダの技術報告に、初心者はリヤブレーキに頼りがち
ということが判明したので云々、という下りがあったけど
まさにそのものにズバリ該当してるってことです。

CB1100が戻ってきたら、今度はCBR150Rの
タイヤも相談してこないと・・・・

2012年6月9日土曜日

インドを制する者、世界を制す?


かつて、イギリスがインドを植民地化する直前、
インドのムガール帝国は、当時の世界GDPの1/4、
つまり25%を占めているほどの大国だったそうだ。
(現在のアメリカ並みの大国である。)
それに対して、イギリスはまだ小国。

もちろん、当時のインドは宗教的対立のため
かなりガタガタの状態で、そこをイギリスにつけこまれたわけだが、
何にしても、インドを支配したことで、イギリスは
パックス・ブリタニカへの時代を歩み始めたといえる。

時代は下って、21世紀の現在、モーターサイクル業界で、
覇権を巡る争いが熱を帯びている。

インド国内における絶対的王者はHEROだが、
BAJAJとホンダによる2位争いが、ものすごいことになっている。

3月はホンダの勝ち
4月はBAJAJの勝ち
5月はまたホンダ・・・・

ちなみに勢いからするとホンダの方が上である。
BAJAJは、前年比わずか1.2%の伸びに対し、
HMSI(ホンダ・インド)は52%の大幅な伸張。

HEROとの合弁を解消した後のホンダのインドへの浸透ぶりは凄まじい。

ところで、ホンダ、HERO、BAJAJ、
インドのビッグ3メーカーは、そのまま世界のビッグ3メーカーでもある。
(台数比較)

インドを制する者、世界を制す、
21世紀になっても、この格言は生きているようだ。 

Honda vs Bajaj: Honda leads in May 2012 sales
http://bikeadvice.in/honda-bajaj-honda-leads-2012-sales/

2012年6月8日金曜日

BMW新型R1250GS


この手のバイクに興味が無い自分には、今一つピンとこないが、
なんか、世界中がこのバイクを中心に回っているようである。

BMW R1250GS、とにかく、ベストセラーモデルらしい。

そのGSが、モデルチェンジを受ける。
エンジンはとうとう水冷化されるらしい。

排気バルブが過熱する問題が、
水冷化されることで解消される、とのことだ。

たしかに、空冷バイクの場合、冷却と言う点ではかなりしんどい。
我が家のドカSSも、後方バンクは後方排気なので、
ここの排気側の冷却がネックになっている。

ともあれ、世界のベストセラーバイクがモデルチェンジされる。
関心のある人も多いだろう・・・・例外がここにいるのだが、、、、

2012年6月7日木曜日

NC700X TypeLDは買うべきではないと予想


ホンダから発売された新世代700ccbのNC700Xに
デュアルクラッチバージョンと、ローダウンバージョンtypeLDが出た。

http://www.honda.co.jp/news/2012/2120607-nc700x.html

しかし、予言しても良いが、TypeLDは買わない方が良いと思う。

雨のホンダ試乗会で書いたとおりだけど、このシャシは
あまりにも低重心過ぎて、ハンドリングがおかしい。


背の高いXだとそのネガが少なかったが、Sの方は
モロにその弊害が出ていた。

せっかくのXを低重心にしてしまっては
Sと同じことになるのは、目に見えている。

まあ、ハンドリングがどうの、なんて言う人は
このバイクを買わないのかもしれないけれど、
一応、言うだけは言っておきます・・・・・

2012年6月6日水曜日

仮面ライダーファンには悪いけど・・・・


5種類の歴代ライダーマシンがミニチュアモデルとして登場するらしい。

・・・・が、自分はどうにも好きになれない。
モーターサイクルの形と言うのは、かならず機能があり、
「機能からみた正義」がある。

たとえば、上のバイク、後方の変な翼に
どんな正義があると言うのだろう?
自分には、なんとも間抜けなデザインにしか見えない。

そんなわけで、自分は買うつもりはありませんが
欲しいと言う人がいるなら、あえて止めはしません。

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2012年6月5日火曜日

AMA-MX第三戦:やはり、起きてしまったスチュワートのクラッシュ


AMAモトクロスの第三戦は、ここまで全戦全ヒート優勝と

圧倒的なレース運びをしてきたスチュワートがクラッシュして
右手首を痛め、リタイヤ。ノーポイントに終わった。

こうなると、もはやダンジーを止める者は誰もいない。
チャンピオン争いでも、ダンジーがスチュワートを
36点も離してトップに躍り出た。

モトクロスの場合、1位の点数が25点に対して、2位は22点。
スチュワートが今後全戦全ヒート優勝していても、
ダンジーが2位に入ってしまえば、追いつくのに実に6レースを要する。
ロードレースよりもリタイヤが大きく響くのだ。

しかも、右手首を痛めたスチュワートが
次戦に参加できるかどうかはまだ発表が無い。
ひょっとすると、今年度のAMAモトクロスは
このまま終わってしまうのだろうか?

2012年6月4日月曜日

MotoGP第5戦カタルニア:結局、ヴィニャーレスに敵はいない




今回のレースの話題と言えば、
マルケスへのペナルティ問題、
そしてホンダワークスのタイヤ選択のミス
といったところだろうか。

そういう意味で、一番話題が少なかったのはMoto3。

調子が悪いことを悟り、他の選手に対して
徹底的に揺さぶりをかけてきたコルテセのガードを
かいくぐれたのは、唯一ヴィニャーレスのみ。

おかげで、2位以下はデッドヒートになったのに、
優勝したヴィニャーレスは、途中から悠々と独走。

結果として、コルテセはランキングトップを死守し、
かつ、3位以下の選手との差を広げることに成功した。

第5戦を終えて、各クラス大本命の3名は
いずれもけっこう苦戦しており、ランキング2位。
ただし、最も楽にチャンピオンを取れそうなのは
ヴィニャーレスだろう。

結局のところ、ヴィニャーレス以外は
コルテセのガードをかいくぐることができず、
ヴィニャーレスの敵たりえない。

また、コルテセは、しぶとい走りで2位を狙う事は出来ても、
優勝を狙う走りはできない。

フェナティやルイ・ロッシの活躍で、一見激戦に見えたMoto3だが、
ヴィニャーレスが転倒→リタイヤ、というレースをしない限り
自然にランキングは、収まるところに収まるはずである。

写真は以下から
http://www.motogp.com/ja/news/2012/catalunya+race+moto3+vinales

2012年6月3日日曜日

CB1100のブレーキパッド交換

CB1100のブレーキパッドが
さすがにヤバかったので交換します。

新旧のリヤパッド。
元々、CB1100って、リヤブレーキの効きが良く、
普通のバイクと違って、リヤは姿勢制御というよりも
積極的にバイクを止めるために機能してますし、
オイラが、タイヤの摩耗具合を調整するため、
リヤを多用していたというのもあり、
けっこうギリギリです。


ちなみに、パッド交換に合わせてエア抜きもしましたが
フルードのタンクが、変なところにあります。
これじゃ、フタがあかないよ!!

しかたないので、工具などを収めるボックスのネジを外して
ボックスを取り、さらにタンクを止めてるボルトも外し、
タンクをずらして・・・・・ホントに、整備性の悪いホンダの面目躍如(怒)

さて、フロントはリヤよりも余裕がありますが
このタイミングで一緒に交換。

交換してみると、ブレーキのタッチが激変。
古いパッドを使っていると、キャリパのピストンが
それだけ出た状態ですから、それだけガタも多い。
ほんのミクロン単位の話でしょうが、
人間の感覚はそれを見分けてしまう。

パッドって、そんなに安いものではありませんが、
ブレーキは重要なので、けちらずに交換しておいた方が良いですね。




2012年6月2日土曜日

たぶん、ストーナーは戻ってはこない

ケーシーストーナーが2013年のフィリップアイランドで
ワイルドカード参戦をするのではないか、という話が
噂として飛び交っている。

Casey Stoner to wild card at Phillip Island next year?
http://www.twowheelsblog.com/post/10349/casey-stoner-to-wild-card-at-phillip-island-next-year

正直なところ、噂と言うよりは願望と言う気がするが、
もし、ストーナーがそんなことをする性格であったなら、
元々、引退なんて口にしないだろう。

ストーナーはバイクや、モータースポーツ自体は愛しているが
MotoGPという組織には愛想を尽かして引退していく。

ドルナのCEOのとあるジジイのように
ストーナーの喪失を「だからどうした」としか言わない輩だっている。

「何が起こるか分からない」と言うのは簡単だが
あまり妙な期待はしたくない。

2012年6月1日金曜日

Moto Guzziから出てくる、素っ頓狂なバイク





Moto Guzziのステルビオ・・・・らしい。
なかなかに奇妙な形をしている。

一応、モタードタイプのツアラーというか
デュアルパーパスタイプのツアラー、
つまりアドベンチャーツアラーというやつか?

サイトによってジャンル分けはいろいろだけど、
かなり目立つ形なのは確かだと思う。

日本導入はいつになるのか、
ちょっとだけ楽しみである。

写真は以下から。