2012年6月21日木曜日

MotoGP:遅かったが、今からでもやったほうがマシ


HRCの中本社長が、「RC213Vレプリカ」としての
市販MotoGPマシンを計画していることを明らかにした。

中本氏はこれがCRTマシンと呼ばれるのを嫌い
「あくまでプロダクションレーサーだ」
と言っているが、このバイクを購入したチームが
CRTとして参加するか、プロダクション枠で参加するかは未定だろう。

バイクはV4エンジンを搭載しており、
おそらくはRC213Vに限りなく近いものになる。
ワークス、サテライトのRC213Vとの大きな違いは
先進技術の多くがカットされてしまうこと。

ただし、その代わり、かなり安価での購入が可能になるはず。

市販レーサーの参加するGPは、GP500時代はごく普通の姿だった。

MotoGPになり、事実上、市販マシンをシャットアウトしてしまったことが
今日の状況を招いた元凶なわけだが、何にせよ、遅すぎたとはいえ、
何もしないよりは、始めた方が何倍もマシである。

ちなみに、WSBKのアプリリアワークスでは
ビアッジのために、1年で28基ものエンジンを使い捨てにしたそうだ。
そう言う意味で言うと、MotoGPマシンが、年間6基のエンジンだけで
やりくりしているのはまさに驚異といえる。

市販レーサーについては、その耐久性も話題になろう。

Honda Building “Production Racer” Variant of the RC213V
http://www.asphaltandrubber.com/racing/honda-rc213v-production-racer-motogp/

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