2016年12月12日月曜日

過去50年の時代を彩るバイク

THE MOTORCYCLES THAT DEFINED THE LAST FIVE DECADES
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バイザーダウンの記事です。

ここのサイト、
「最もセクシーなバイク・ベスト10」とか
神をも恐れぬ記事を書くので有名ですが、
今回も、それに類するものです。

とりあえず、見ていきましょう。


70年代 カワサキZ1


80年代 ヤマハRD350LC(日本名RZ350)


90年代 ホンダCBR900RR Fireblade

70~90年代は、バイクの進化が著しい時代。
そのため、時代を彩るバイクを選ぶのも
さほど難しくはなかったでしょう。

一方、21世紀になってからは
エポックメイキングなものは
見出しにくくなっていきます。


00年代 スズキGSX-R1000

2000年代は、GSX-R1000。
もちろん、名機と評判は高いですが、
時代を変えたというインパクトは
以前のモデルほどありません。

続く10年代は
電子制御とヘリテイジの時代。

欧州メディアの記事を見ると
電子制御には慎重な日本車のことを
「今時、アクセルワイヤーなんか
 ついてる安物(笑)」
みたいな評価を下していたりします。

アクセルが電気信号かワイヤーかで
安物と高級かが分かれるという価値観は
オイラには理解できませんが、
時代はそういう時代です。

また、先鋭化しすぎた
スポーツバイクは
急速に売り上げを落とし、
代わりに出てきたのが
ヘリテイジモデル。

ヘリテイジなんてカタカナで言うから
なんだか新しい流れに見えますが、
要するに90年代の日本市場を
20年遅れて追いかけているだけです。

日本のネイキッド群を
ジャパニーズ・スタンダード
などと揶揄していた彼らが
同じようなバイクに
夢中になっているのも、
いささか滑稽に見えますが、
これも、そういう時代です。

さて、こういう時代に
何を持ってくるか・・・・


10年代 ドゥカティ・スクランブラー

ドカのスクランブラーが
ヘリテイジの代表かと言われれば、
たぶん、90%以上の人が「ノー」
というでしょうが、
たぶん、著者もそんなことは承知の上。

ここで言っているのは、
輝かしい20世紀に比べ
革新的技術が出てこなくなった
バイク業界への警鐘なのではないか?

そんな裏読みをしたくなります。(--;)

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