今年のスーパークロスは、事前の予想を覆す展開を見せている。
去年の4強のうち、怪我のスチュワートや、
セッティングに苦労するダンジーはともかく、
ヴィロポートまでも開幕戦でつまづき、
その後も去年までの圧倒的な速さを見せられずにいる。
その間隙を縫って飛び出したのが、ほぼノーマークのミルサップス。
オイラから、今一つ頼りない、と言われようが
無理してトップを狙わず、表彰台を確実にゲットし
勝てるレースは確実に優勝する。
今回のレースでも、ファステスト・ラップを刻んだリードは
転倒して自滅してしまい、かわって追い上げてきたバルシアとは
一定の距離を保って、開幕戦以来の2勝目。
抜群の安定感で、第6戦が終わって、大量リードを奪い
はや独走態勢を築いてしまった。
ヴィロポートやダンジーたちが、この後どのように
ミルサップスを追い込んでいくか。
今年のスーパークロスは毎戦、筋書きのないドラマになっている。
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