MotoGPでは、スズキの復帰を巡って
ドルナのスズキいじめが話題になっているが、
どうにもこの話題、感情的になってしまいそうなので
このブログでは当面無視することにして
ちょっと別の話を・・・・・
まだ噂段階ではあるが、ハスクバーナが
KTMに売り飛ばされるらしい。
ハスクバーナといえば、1689年にスゥエーデン国王によって
設立された伝統ある会社で、1903年にバイクの生産を始め
戦後、特に2ストロークのオフロードマシンで有名となる。
しかし、1986年にハスクバーナのバイク部門は
イタリアのカジバ(現MVアグスタ)に移譲されることになった。
このとき、「もはやハスクバーナはスゥエーデンの会社ではない!」
と憤慨した一部の技術者たちが独立して、
新会社「フサベル」を作ったのもよく知られている事実である。
ところが、そのハスクバーナは2008年にBMWに売られ、
さらに今度、KTMに移譲されることになるらしいという。
KTMはハスクバーナと同様、オフロードを主力とするメーカーであり
ハスクバーナを傘下に収めれば、数の論理で
経営効果を高めることができる・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・というのは、あくまで経営の話。
KTMとハスクバーナは、スーパーモタードレースで
覇権を争う中であり、そんな中でKTMとハスクバーナが
同一資本ということになると、モタードレースが
デキレースになってしまうような気がする。
次々と張り飛ばされる継子のハスクバーナ
はたしてどこに安住の地を見つけることができるのか?
写真は以下から
http://www.motorcyclenews.com/MCN/News/newsresults/General-news/2013/January/jan2913-husqvarna-for-sale/
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