MotoGPの前身のWGPは、125cc,250cc,350cc,500cc、サイドカーのクラスがあり、
のちにモペッドレースが欧州で人気が出てきたことに対応して
1962年に50ccが加わり、最盛期は6クラスがあった。
その後、1982年を最後に350ccクラスの廃止、
1984年には50ccクラスの代わりに80ccクラスが始まり
その80ccクラスも、1989年を最後に廃止。
またサイドカークラスは1997年よりGPより独立し、
現在の3クラスに収斂していく。
これは、1981年のアッセンでの50ccクラス。
見ていると、「モペッド」として始まったはずの
50ccクラスが、モペッドとは関係のない
全く別のクラスに変貌していることが分かる。
もちろん、1969年まで小排気量の多気筒エンジンを擁して
各クラスをさんざん荒らしまわった日本メーカーに
責任の一端があるともいえる。
50ccの多気筒エンジンなんて、
レース以外にはクソの役にも立たないマシンで、
こんなバイクが出てくるようでは、「モペッドレース」
なんて牧歌的なレースとは別モノになるのもしかたない。
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