2011年3月8日火曜日

CB1100のオイル

ホンダの二輪純正オイルは、
2,3年前のモデルチェンジ以降、高粘度オイルが姿を消し、
ほとんどが10W-30の低粘度オイルばかりになった。
(一部には10w-40も残る)

一応、ホンダの広報では下のような解説もしている。
   ↓   ↓   ↓   ↓
二輪車の燃費性能を向上する低粘度エンジンオイルを国内外に展開
http://www.honda.co.jp/environment/publications/report/2010/2010_reportdata_05.pdf

>低粘度オイルの適用を前提にした二輪車の機種開発を行うなど、
>オイルの観点も加味した製品開発を行ってきました。
>この結果、Hondaは他社に先駆けてグローバルに展開する
>二輪車の全モデルに、二輪車用低粘度オイル「10W-30」の適用を
>2006年に完了することができました 。

元々、ホンダは、エンジンの作りが他メーカーとは別物なので
あまりオイルに高性能を求めなくても大丈夫という話も聞いている。

とはいえ、CB1100のような大排気量空冷エンジンに
10w-30なんて低粘度オイルを使うことの心理的抵抗はないだろうか?
そんな意識は古い、と言われるのは承知の上で言ってみる。

しかも、CB1100の取扱説明書の説明が相矛盾している。

取扱説明書90ページには、推奨オイルは10w-30と書いている。
が、92ページには「外気温に応じて適正な粘度の選択が必要」とあり、
図では20~30℃以上では10w-40の使用を推奨しているように見える。

ホンダCB1100取扱説明書
http://www.honda.co.jp/manual-motor/cb1100/pdf/2010-cb1100-all.pdf

夏季における推奨オイルは、10w-30か、それとも10w-40か?
わからないので、ホームページからホンダに問い合わせてみた。

ホンダからの回答を結論だけ言うと、

・基本は10W-30を推奨
・ただし、夏期に長時間連続で乗る場合、および
 渋滞や信号の多い市街地の発進停止主体の走行など
 オイルに厳しい条件では10w-40も検討してほしい。

とのこと。やはり厳しい夏に渋滞の中を乗るには
10w-30ではしんどいということらしい。

1 件のコメント:

nadoyama さんのコメント...

参考になりました (゜)(。。)ペコッ