2011年3月21日月曜日
喜びを爆発させるロレンソ、失意のペドロサ
レース終了と同時に、ロレンソがガッツポーズで
腕を天に突き上げた。
2位なのに? そう、2位なのにも関わらず。
プレシーズンテストの間中、無敵ホンダ艦隊に
置き去りにされ続けてきたロレンソにとってみれば、
ホンダ・ワークスマシンを次々に撃破しての2位。
前にいるのは、「もはや異次元の人」ストーナーのみ。
その努力とライディングスキルには、ただ脱帽する他には無い。
その事に異を唱えるつもりはないが、
しかし、今年のストーナーが「異次元の人」であることを
ロレンソでさえも認めざるを得なかったということか
一方、現時点でストーナーを止められる可能性のあった
唯一の人、ペドロサは、残り11周でストーナーに抜かれた後、
急激にタイムが落ち、ロレンソにまで抜かれて失意の表情。
後半の失速については、
「左腕がちょっとおかしくなり、12周ぐらいから手の力が
入らなくなって、ハンドルが握れなくなった。」
と説明。原因不明とのことだが、腕上がりなのか?
また、TV解説の元MotoGPライダー中野選手によると
ペドロサは後輪の使い方が下手で、このレースでも
後半、後輪のスライドが増えてきていた、と解説。
この二人を置き去りにして、悠々と優勝した「異次元の人」
ストーナーは、彼らしくない(?)慎重な談話を残す。
「ダニがミスをしたので前に出られた。ダニの方がちょっと速かったけど、
なんとか追い越せた。(ホンダのリーダーになったとの質問には)
リーダーなんていない。皆で情報交換し合うのが良い。」
次戦は、スペイン・ヘレス。
トップチェッカーを受けるのは
ロレンソか、ペドロサか、それとも異次元の人か?
Lorenzo proud, Spies satisfied in Qatar
http://www.motogp.com/en/news/2011/yamaha+review+Qatar+race
Stoner happy, Pedrosa and Dovizioso disappointed
http://www.motogp.com/en/news/2011/repsol+honda+review+qatar+race
1 Casey STONER AUS Repsol Honda Team Honda 42'38.569
2 Jorge LORENZO SPA Yamaha Factory Racing Yamaha +3.440
3 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team Honda +5.051
4 Andrea DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team Honda +5.942
5 Marco SIMONCELLI ITA San Carlo Honda Gresini Honda +7.358
6 Ben SPIES USA Yamaha Factory Racing Yamaha +10.468
7 Valentino ROSSI ITA Ducati Team Ducati +16.431
8 Colin EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha +26.293
9 Nicky HAYDEN USA Ducati Team Ducati +27.416
10 Hiroshi AOYAMA JPN San Carlo Honda Gresini Honda +28.920
11 Cal CRUTCHLOW GBR Monster Yamaha Tech 3 Yamaha +34.539
12 Hector BARBERA SPA Mapfre Aspar Team MotoGP Ducati +34.829
13 Karel ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing Ducati +37.957
Not Classified
Toni ELIAS SPA LCR Honda MotoGP Honda 4 Laps
Loris CAPIROSSI ITA Pramac Racing Team Ducati 21 Laps
Randy DE PUNIET FRA Pramac Racing Team Ducati 0 Lap
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