2011年3月25日金曜日

MotoGP:Ducatiの迷走


ホンダ:201.90mph(324.93km/h)
ヤマハ:200.50mph(322.67km/h)
Ducati:188.16mph(302.81km/h)

これは、カタールでのメーカーごとの
ライダー平均最高速度。

最高速度なんてセッティングでも変わるし
そもそも勝敗とは無関係。
とはいえ、Ducatiのこの低さはあまりに異常。

エンジン使用数制限ルールの実施以降、
耐久性の劣るDucatiはエンジンをデチューンせざるを得ず
最高速度の落ち幅が国産より大きかった、
とも言われているが、今回の話は
単にエンジンの問題だけではない。

それが証拠に、極端な直線番長セッティングを施した
と、思われるバルベラは、330.21km/hと、
ホンダやヤマハのライダーをも5km/h引き離し、
ただ一人330km/hの大台に乗せている。
その気になればDucatiでも最高速は稼げる。

しかし、恐らくそれでは全くタイムが出ないのだろう。
現に、予選6位のバルベラは、周回ごとに順位を落とし
最終的には12位(完走13台)でフィニッシュしている。
バルベラの賭けは完全に外れた。

バルベラの目論見は無謀だったかもしれないが、
今のままでは、コーナーでも、ストレートでも
日本車に離されてしまい、全く勝負にならない。
そう考えたバルベラの気持ちも分からないではない。

迷走を続けるDucati800cc。このまま
「ストーナーしか扱えなかったマシン」
という評価で終わるのか?

http://www.asphaltandrubber.com/racing/2011-qatar-gp-motogp-infographic/

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