2015年2月24日火曜日

ヤマハがYZF-R3を国内導入

http://global.yamaha-motor.com/jp/news/2015/0223/yzf-r3.html
http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/sportsbike/yzf-r25/
http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/blog/2015/02/20150223-001.html

欧州で、一時、YZF-R3と聞いて
R6の後継機が3気筒で出るらしいという噂と絡めて
「いよいよヤマハが3気筒675ccを出す。
 その名前はR3になる!」
と、勘違いした人がいたようだ。

なんで知ってるかというと、それを読んだオイラが
一瞬、その話を信じかけてしまったから。(苦笑)

それはともかく、日本や東南アジアでは250ccが人気だが、
世界的には、必ずしも250ccというくくりが一般的とは限らない。

そのため、CBR250R、Ninja250などの250ccバイクには
たいてい、300ccクラスの兄弟車が用意されている。

しかし、それが国内に投入されるのはきわめて異例。

300ccというのは、日本の車検制度、免許制度から言って
非常に中途半端な排気量であり、
「維持費が安い250ccか、さもなくば中免制限いっぱいの400ccを!」
ということになってしまうからだ。

しかし、大型免許が教習所で取れるようになり
400ccという制約は、昔に比べて薄れており、
確実にニーズが見込める、とヤマハは判断したのだろう。

しかも、今現在、国内ヤマハには
400ccスポーツバイクというと、SR400しかない。

YZF-R3の排気量は320cc。
250ccエンジンのボア60.0mmを、68.0mmにボアアップしている。
馬力は42馬力なので、400cc四気筒には勝てなくても、
400cc二気筒勢には充分対抗できる。

このクラスと言えば、かつて「ナナハンキラー」と言われた
RZ350のことが思い浮かぶが、21世紀の「ナナハンキラー?」
いや「400キラー」は国内市場で成功できるか?

これが成功すれば、CBR300R、Ninja300なども
続いて参入してくることが期待できる。

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