2015年2月22日日曜日

WSBK第1戦:圧倒的に独走するMVアグスタと4気筒600ccの将来

http://www.motorcyclenews.com/sport/world-superbikes/2015/february/australian-wss-cluzel-and-zanetti-make-it-mv-one-two/

今年は、圧倒的な能力を持つVDマークが
SBKにステップアップしたため、
SSクラスも混戦が・・・・というのは甘かった。

去年から戦闘力アップを見せていたMVアグスタが、
シーズン前のテストから好調ぶりを見せ、
第1戦のフィリップアイランドでも
エースのクルーセルがフリー走行から周囲を圧倒
決勝でも一気に飛び出して、そのまま独走優勝。

さらに2位にはチームメイトのザナティが入り、
悠々と1-2フィニッシュを決めた。

SSクラスは、これまで2気筒のDucatiや3気筒のトライアンフが
真面目にワークス活動をしてこなかったため、
4気筒の日本勢がチャンピオンを独占していた。

しかし、3気筒のMVアグスタが証明している通り
3気筒675ccは、4気筒600ccに比べ、
最高速度はひけを取らない。

最高速度でひけを取らない以上
トルクのある3気筒675ccの方が
ポテンシャルは上のはずである。

ヤマハが新型R6を3気筒で出すと
以前から噂になっているが
もし、その噂が本当になった場合
国産勢が一斉に3気筒に手を染め、
4気筒600ccが消えてしまう可能性もある。

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