EPAというのは、Environmental Protection Agencyの略。
アメリカの環境省だと思えばよい。
高濃度エタノールガソリンが、エンジン、特にアルミエンジンに
致命的な障害を与えるのはこのブログでも以前取り上げたことがある。
アルコールには腐食性がある/アルコール専用車両
前にも言ったが、アルコールには腐食性がある
オイラの言ってることでは信用できない!
というのであれば、こちらの経済産業省+自動車工業会の
資料をご覧いただきたい。
高濃度アルコール含有燃料による腐食の検証
現在、日本で流通しているバイオガソリンは
ほとんどがエタノールをETBEに変換して
ガソリンに混ぜている。
こうすれば、エタノールと違って腐食は起きにくいし
そもそも、日本にはバイオエタノールなんて
あまり入ってこないので、混ぜる量もたかが知れてる。
エタノールを直接混ぜるのは環境省がご執心だ。
理由は、経済産業省がETBEを推進してるので
対抗心から、何か別のモノを!という心理。
なので、環境省肝いりのプロジェクトが
全国のあちこちで細々と行われており、
そこではエタノール入りガソリンが売られている。
一応、エタノール直接混合でも
混ぜる量が3%未満だと、影響は少ないとされているが
あくまで「影響は少ない」だけであって、
あまり気持ちの良いものではない。
エタノール入りガソリンを使いたければ、
アルコール対応材料だけで作ったエンジンのバイクを買えばよい。
こういうバイクなら、アルコール100%だって問題なく走る。
以前、高濃度エタノールガソリンの旗振りをしていたEPAだが、
さては、アメリカ国内で、多くのトラブルが頻発したのだろう。
どこの国でも環境省ってのは、
似たようなことを考えるってことだろうか・・・・
とりあえず、環境省肝いりのガソリンスタンドが
自宅近くにある場合は、ご注意されたい。
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