2014年4月6日日曜日
船橋のKTM試乗会
船橋でやっていたKTM試乗会に行ってきました。
オートレース場のオーバルを使った試乗会です。
かなり盛況でしたが、200Duke、390Duke、
690Dukeに乗れました。
■390Duke
台数は沢山ありましたが、それ以上に人気があり、
かなり待ちそうだったので、
待つよりは、とローダウンモデルを選択。
ローシートってだけで、サスはいじってないというので
そんなには違いは無いでしょう。
とはいえ一応ローダウンモデルなので、
多少は割り引いて考える必要はありますが、
しかしながら、動きが、かな~り重い。
スラロームが小型バイクのそれではない。
さすがに鈍重とまでは言わないけれど、
「軽量スポーツ!」と思ってると裏切られる。
エンジンの鼓動感は200や125より上ですが、
たっくさんのインプレの通り
ボーボーいうだけで、レスポンスもイマイチ。
フライホイールか重いわけでもなさそうなのに、
よくわからない。
雑誌だと、125のフレームに390エンジン積んだホットハッチ!
とか書いてあるけど、ホットハッチというより、
トルクを生かして、ゆっくり流すバイク。
小さいので街乗りには良いでしょうが、
ごく普通の中型ネイキッドです。
■200Duke
こっちは普通シート。その分もあるかもしれないとはいえ、
圧倒的に動きが軽い。
エンジンのクランクモーメントが
かなり違うのではないか?という感じです。
(シートやサスのセッティングの違いだけではないと思う。)
確かに390よりトルクは無いけれど、
軽いので、これでもまあ充分。
以前、125Dukeに乗った時は、
シャシ性能に比べて圧倒的にトルク不足で
乗っているとイライラしてきて
「アクセル全開以外あり得ない!」という感じだったけど、
これはそういうイライラ感はありません。
インド市場対策のため、急に仕立てられた200ですが、
125や390に比べると、バイクの満足度は上です。
ただし、欲しいかと言えば、どうかなぁ?
この感じで390Duke作れば面白かったのだろうけど
200だと、そこまで「すごいぞ感」ってのが無い。
NSF100にヨシムラの125ccキット組み込んで
化け物NSF100にするくらいなら、
こいつを買ったほうが安い、というところでしょうか。
■690Duke
乗ったのはRでなくてノーマルの690の方です。
走り出してみたところ、モタードではなく
純然たるネイキッドです。
旧型に比べると、690Dukeにしろ、SuperDukeにしろ
かなり普通のバイクになってしまった、と言われますが
確かにその通りで、のんびり流すことも可能な
セッティングになっていますね。
とはいえ、690エンジンのトルクも鼓動も
おまけにレスポンスまでも 390より上。
390エンジンは、7250rpmまで回して
やっと35Nmのトルクですが
690エンジンは、5500rpmで70Nm。
車重は10kgぐらいしか違わないので、
こりゃもう、全然別物です。
価格が違う、と言われればそれまでですが、
買っても良いかな、と思うのは690ですね。
モタードはもっと軽快なんでしょうが
オイラには足がつかないし・・・・
ということで、価格と足つきが気にならなければ690。
安いのがいいなら200。
・・・・・というのが、オイラの見解。
ところで、この写真見ても分かる通り、
KTMって、ドライサンプにして
エンジン位置を極限まで下げてます。
我が家のドカSSなんかとは正反対です。
これが軽快感を生んでいるのでしょうが
ドカSSみたいに、いったん倒れ始めると
バイクの方から勝手に倒れていく感じはない。
我が家のSSは、マグホイール履いており、
ハンドリングにはその影響も大なので、
単なる重心の違いだけじゃないとは思いますが。
KTMというのは、尖がったバイクを作るメーカー
という定評がありますが、最近では
ずいぶん普通のメーカーになった気がします。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿