2012年4月29日日曜日

F25R29理論、その後


今日の話は↓の話の続きです。

バイカーズ・ステーションのF25R29理論を試す

ゴールデン・ウイークに入り、首都圏の道路は
あっちもこっちも車、車、車・・・・・・
まあ、なんとかそのすき間をぬって
ドカを引っ張り出して、走らせてみたところです。

さて、先日、バイカーズステーションの言う通り
F25R29理論を試してみて、案外悪くない、と書きましたが
その後、ふと気になったことがあります。

従来、ドカに履かせていたタイヤは180/60-R17
しかし、今度のROSSOⅡは、180/55-R17
これを単純に計算すると、今までのタイヤに比べ、
ハイトが9mm小さいことになります。

もちろん、四輪のタイヤと違い、バイクのタイヤは
そうそう計算通りにはいかないのですが、
しかし、180/60と180/55じゃ、やはりタイヤ直径は違う。
そのため、現在のドカSSのジオメトリは
後ろ下がりになりすぎている可能性があります。

と、いうことで、今日は乗る前に
乗車状態でリヤをとりあえず5mm上げてみました。

すると・・・・・

F25R29にすると「軽快に走れる」と書きましたが
リヤの車高を上げたことで、
 フロント230kPa
 リヤ220kPa
であっても、同じ軽快さが得られることが分かりました。

つまり、前回、R25R29理論を試した時は
リヤの圧を一気に70kPも上げたため、
タイヤがそれだけ膨らんで、下がっていたリヤが回復し
そのために軽快に感じただけ、という可能性があります。
(一方で、フロントは20kPaしか上げてないので、
 タイヤはあまり膨らんでないはず・・・)

他をいじるにせよ、まずはタイヤ圧を決めてから
と、考えてましたが、やっぱり姿勢というのは大事ですね。
180/60と180/55の計算上のハイトを考えると
あと5mmくらい、リヤを上げても問題ないかもしれません。

つくづく、バイクのセッティングは難しい。
まあ、もう少し、いろいろ詰めてみます。

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