2012年4月10日火曜日

CB1100のタイヤの減りとコーナリング

CB1100のタイヤがそろそろ寿命になってきている。
雑誌やネットでの情報通り、特にフロントの摩耗が早い。

フロントタイヤの摩耗を減らすために
ブレーキング時にリヤを多用する、
などという姑息な手段を使ってみたけれど、
それでもフロントの方が早く摩耗したし、
リヤブレーキパッドも同時に交換時期になった。

まあ、リヤブレーキの多用は、それだけ
フロントブレーキパッドを温存して、交換寿命を延ばしたので
トータルでは損はしていないはずだけれど。

昔のバイクは、駆動輪であるリヤの摩耗の方が早かった。
リヤの寿命はフロントの半分、などと言われていて
自分の経験でも、だいたいそんなものだった。

でも、最近はフロントが先にダメになるバイクが増えているようだ。

CB1100の前に乗っていたKATANAも、リヤの方が早かった。
手放す直前、つまり現代のタイヤを履いていた時でも
リヤの方が早かったので、どちらのタイヤが摩耗が早いかは
タイヤの違いではなく、バイクの違いに起因するものだと思う。

CB1100のコーナリングを考えてみると
妙に前輪の存在感を強く感じる。
これに抗して、リヤの存在感を増そうとすると
いわゆる「後ろ乗り」をして、リヤに荷重してやる必要がある。

CB1100のリヤブレーキは、かなり強大で、
つまりは後輪荷重が元々高いはずなのに、
リヤの存在感のためにはライダーが「後ろ乗り」する必要がある
というのも何か変な話だが、そう感じるのだからしかたがない。

メーカーのハンドリングに対する考え方の違いもあるが
全体の傾向としては、前輪の仕事量を増やすというのが、
いわゆる「現代のハンドリング」なのだろうから、
今後もこういうバイクが増えるのだろうか?

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