CB1100のタイヤがそろそろ寿命になってきている。
雑誌やネットでの情報通り、特にフロントの摩耗が早い。
フロントタイヤの摩耗を減らすために
ブレーキング時にリヤを多用する、
などという姑息な手段を使ってみたけれど、
それでもフロントの方が早く摩耗したし、
リヤブレーキパッドも同時に交換時期になった。
まあ、リヤブレーキの多用は、それだけ
フロントブレーキパッドを温存して、交換寿命を延ばしたので
トータルでは損はしていないはずだけれど。
昔のバイクは、駆動輪であるリヤの摩耗の方が早かった。
リヤの寿命はフロントの半分、などと言われていて
自分の経験でも、だいたいそんなものだった。
でも、最近はフロントが先にダメになるバイクが増えているようだ。
CB1100の前に乗っていたKATANAも、リヤの方が早かった。
手放す直前、つまり現代のタイヤを履いていた時でも
リヤの方が早かったので、どちらのタイヤが摩耗が早いかは
タイヤの違いではなく、バイクの違いに起因するものだと思う。
CB1100のコーナリングを考えてみると
妙に前輪の存在感を強く感じる。
これに抗して、リヤの存在感を増そうとすると
いわゆる「後ろ乗り」をして、リヤに荷重してやる必要がある。
CB1100のリヤブレーキは、かなり強大で、
つまりは後輪荷重が元々高いはずなのに、
リヤの存在感のためにはライダーが「後ろ乗り」する必要がある
というのも何か変な話だが、そう感じるのだからしかたがない。
メーカーのハンドリングに対する考え方の違いもあるが
全体の傾向としては、前輪の仕事量を増やすというのが、
いわゆる「現代のハンドリング」なのだろうから、
今後もこういうバイクが増えるのだろうか?
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