2011年8月17日水曜日

二気筒の可能性



ブルノテストの昼食時に記者が
Ducatiの監督、フィリポ・プレジオージ
に対し、インタビューをする機会があった。

その際に、アルミツインスパーフレームのことや
二気筒の可能性などについて
記者から様々な質問があったようだ。

全部紹介することはできないので
MotoGPバイクを二気筒で戦うことの是非
の部分のみ紹介したい。

>我々は、まだL4エンジンでの限界に達しているという認識はない。
>話題の前輪荷重の問題についても、解決策はある。
>MotoGPを二気筒で戦うことについては、MotoGPに参戦すると決めた当初、
>二気筒と四気筒を比べて四気筒の方が有利だと判断した経緯がある。
>ただ、二気筒は魅力的だと思う。市場の要請もあるし。
>トルクとドライバビリティという点ではメリットもある。
>もちろん、パワーと言う点では四気筒にかなわないのだけどね。


連勝するSBKのチェカ、全くダメなMotoGPのロッシ、
という好対照を見てしまうと、
記者もこの点について突っ込みたくなるようだ。

ロッシはダメなのに、なぜチェカは?
で、書いているけれど、SBKで勝ってるからといって
すぐにMotoGPで勝てるかというと、話はそう単純ではない。

が・・・・それでも著者はいっそ二気筒でやったらいかが?
と思っている。前にも書いた通り、
「無敵ホンダ艦隊に挑むヨシムラスズキ」と同じように
「巨大日本企業に挑む町工場Ducati」といイメージで売ればよい。

それとも、そういう判官贔屓は日本人だけなのだろうか?


Filippo Preziosi Debrief Transcript: "Today's Test Was About Ducati's Future"
http://motomatters.com/interview/2011/08/16/filippo_preziosi_debrief_transcript_toda.html

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