The Trouble With The Ducati Desmosedici: An Exhaustive Analysis
http://motomatters.com/analysis/2011/08/08/the_trouble_with_the_ducati_desmosedici_.html
上記のサイトは、なぜ、今年のDucati-MotoGPは勝てないのか?
について、延々と長ったらしい議論を載せている。
が、長いだけで、あまり新しいことは書いてない
・ライダーは悪くない。悪いのはマシン
・どこがダメかというと
①カーボン
②フレームレスシャシ
③L型エンジン
この程度のこと、このブログですら
すでに指摘しているレベルの内容である。
だが、L型エンジンがダメだというのなら、
SBKでチェカが勝っているのはなぜなのか?
この記事では「タイヤの特性の違い」と言っている。
確かにそれもあるだろうが、GPとSBKとではマシンが違う。
重く、排気量も大きいSBKでは
コーナリング速度依存ではなく、
立ち上がり加速依存の方がメリットが大きい。
ゆえにフロント荷重不足のL型Ducatiでも戦いようがある。
しかも、チェカのマシンの排気量は1200ccだ。
SBKでは、2気筒はハンデとして+200ccの排気量を許されており
その結果として、Ducatiのマシンはトルクが大きい。
ということは、つまりはそれだけ低回転で走ることが出来、
結果としてタイヤに優しい走りが可能になる。
全く耐久性が無いSBKのピレリタイヤを考えると
タイヤに優しい特性は非常な強みになる。
それにしても、去年のDucati-SBKワークスチームは
なぜ、あれだけダメダメだったのだろう?
Ducatiの言葉を信じると、今年のチェカのマシンは
去年のワークスマシンの延長線上にあるはず。
もし、これだけ強ければ、
去年、芳賀はチャンピオンを取れたはず。
何にしても、芳賀選手って
実力は充分にありながら
チャンピオンになれないのは
やはり運の無さなのだろうか・・・
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