2011年8月8日月曜日
BSBでは、2012年よりトラクションコントロールを禁止する。
現在、日本人としては清成が活躍している
British SuperBike、いわゆるBSBは
世界選手権への登竜門として位置しており、
古くは芳賀選手や加賀山選手も参戦していたことがある。
レギュレーションもWorld SuperBike(WSBKまたはSBK)とは
一部異なるレギュレーションを採用し、非常に
レベルの高いレースを繰り広げている。
不況の影響により、どのカテゴリーにおいても
コスト削減が緊急の課題となっているが
それはBSBも同じ。
そのBSBで、主としてコスト削減の見地から
コントロールECUを採用することとなり、その結果
トラクションコントロールを禁止する措置が取られることとなった。
また、レブリミットも導入されることで、エンジンの耐久性も向上する。
トラクションコントロールは賛否両論あるが
あの「キング」ケニー・ロバーツが、かつて
「人間が制御できるのはせいぜい100馬力まで」
と言っていた通り、
そのおかげで選手が転倒の怪我により休場することを防ぎ、
選手権を面白くしてきた面があるのも事実。
一方で、ライダーが暴れるマシンを抑えつけて乗る
シーンが見られなくなった、という面もある。
来年のBSBは、ことによると最も注目を集めるシリーズになるかもしれない。
MSVR announce new British Superbike Championship Technical
Regulations
http://www.bikesportnews.com/download/news/647D2E60-0362-1026-DB22E622C51F920E.pdf
British Superbikes bans traction control for 2012
http://www.twowheelsblog.com/post/6943/british-superbikes-bans-traction-control-for-2012
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