2017年6月7日水曜日

シュワンツとストーナーの凄さを、今頃になって想う


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今となっては本当かどうか
確かめるすべはありませんが
かつてシュワンツはスズキの開発陣に
「コーナーは俺が何とかする。
だからエンジンパワーを頼む。」
と要求したそうです。

少し時代は下って2007年のMotoGP開幕戦。

ロッシが何度もコーナーで抜いても
ストレートであっさり抜き返し、
優勝をもぎ取ったストーナーを見て
「ストーナーが速いのではなく
ドカのエンジンパワーが凄いだけだ。」
世界中のメディア、それにもちろんオイラは
ごく単純にそう受け取りました。

実を言うと、ストレートで抜き返せるから
コーナーでは無理せずタイヤを温存しよう、
というストーナーの作戦だっただけ・・なのですが
当時は誰もそんなこと思いもしません。

その考えがいかに間違いだったか
今なら誰でも知っていますが、
なにせ、当時の認識では
「コケてばかりのストーナー」です。

ストレートが速ければレースに勝てる
それはシュワンツやストーナーだからこそ
言えることであって、
オイラのような普通のライダーはもとより、
普通のGPライダーにさえも当てはまる事ではありません。


トップスピードは速かったです。
でも、コーナーで抜かれてしまいました。

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ムジェロでのロレンソのインタビューを聞いて
ふと二人のチャンピオンを思い出しました。

今から思えば、この二人こそ、
「記憶」に残るチャンピオン
ということなんでしょう。

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