2017年6月18日日曜日
ディビスの転倒が多すぎる理由は・・・
https://goo.gl/yAnPJN
SBK第7戦ミサノ第一レースでは
トップ争いをしていたディビスが
レイを巻き込んで転倒し
自身は胸部外傷、L3椎骨骨折、左手親指挫傷
を負いました。
転倒の様子です。
こちらはレイのカメラ。
これはレイは避けられませんね。
以前から、ディビスは転倒が非常に多いです。
今年に入っても、これで5回目の転倒。
まだ13レースですから、3レースに1回以上、
実に4割に迫るものすごい転倒率になります。
しかも転倒の内容が良くないです。
優勝を狙うために無理をして
結果的に・・・というのは、
去年のフィリップアイランドぐらいで、
あとは単純ミスが多いです。
まったく、ディビスはもう・・・
・・・と思いそうになりますが、
問題はディビスというよりも
1199Rにあるかもしれません。
デビュー以降、全く勝てない日が続き
いろいろと手を入れまくり、
やっと2015年から勝てるようになりましたが
勝てているのはディビスだけ。
ドカの現行1199Rといえば、
「ロッシも手を焼いた」という
フレームレスシャシ。
フレームレスシャシ時代のMotoGPドゥカは
ストーナーに言わせると、
無理をしないと速く走れない
とんでもないバイクでしたから
ディビスも、かなり無理をしている
可能性が考えられます。
また、1199シリーズは
フレームレスシャシだけでなく、
以前のドゥカティに比べ
前輪荷重が非常に大きいのが特徴です。
1299に試乗した後、自分のSSに乗ったら
まるで後輪だけで走っているような
感覚に襲われたほどです。
ディビスの転倒は
その前輪荷重を生かすために
コーナーに前輪から突っこんで行って
そのまま前輪のグリップを失って転倒
というのが多くのパターン。
今年からメランドリが復帰し、
6回表彰台に登っていますが
あれだけ転倒だらけのディビスに
47点差をつけられての5位です。
今の1199Rで普通に走って
何とかなるのは
実はメランドリの成績くらい?
ドゥカティがV4・SBKを計画中
というのは、メーカー自身も
この限界に気がついているから
かもしれません。
オイラとしては、
1098以前のトラスフレームに戻せば?
と思っているのですが、
今の時代、それでは無理という事でしょうか。
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