2014年8月25日月曜日
コーナリングこそ、人間の人間たる所以である
これを見つけたのは、vyrus_empireさんのブログ
↓ ↓
トライアンフの活躍を陰で支えるテストライダー、その名はフロッシー: Castrol Motobot(aka Flossie)
なんでも、カストロールとトライアンフが共同開発したロボット・・・らしい。
いやいや・・・・ちょっと待ってよ。
この手のロボットなら、
20~30年前には存在していましたよ。
当初は、コンピューターの能力不足で
細やかな制御ができず、
「熟練した運転手に遠く及ばない」
という程度の性能だったけれど、
その後、制御能力が進み
また、各社で熟練運転手が退職し始めるなど
とりまく状況が変化したことで、
特に四輪用ロボットは数も売れて
価格も下がったことで
いまや、自動車会社や石油会社で
ロボットを持っていない所を探す方が難しい。
・・・・なので、新開発ってのは、何を?? (^_^;;;)
が、しかし、これらのロボットができるのは
真っ直ぐに走ることだけ。
最初のロボットが登場して
もう、ン十年も経っているのに
未だにコーナリングができるロボットは
出現していない。
いや、もしかしたら、四輪用であれば
カメラやGセンサーと同期させて、
サーキットを走るロボットを作ることは
(コストを度外視し、かつタイムを気にしなければ)
不可能ではないかもしれない。
・・・・というか、自動運転って
まさに、そのシステムの実用化といえよう。
だが、荷重移動を伴う二輪は
ロボット自身が動く必要があり
難易度はさらに一段階上になる。
何年か前に、自動車技術会で
二輪のライダーが何をしているかを
きちんと解析して、データ化する
という実験を行っていたが
これは、ライダーがしていることを
今に至るも、まだ十分にはデータ化できていない
ということを意味する。
データ化できなければ、
制御技術以前の問題として
ロボット化など、夢のまた夢。
そういうことで、
『コーナリングこそ、人間の人間たる所以である』
というのは、決して過言ではないのである。
マルケスにとって代わる
ロボットライダーの登場は・・・・・・
まあ、22世紀とか、23世紀の人類に期待しよう。
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