2014年3月9日日曜日

なぜ、あなたはバイクに乗ろうと思ったのですか?


2月になって以来、悪天候が続きましたが
今週末は、ようやくドカに乗れました。

しかしまあ・・・同じバイクだってのに
ドカSSとCB1100じゃあ、まるで正反対。

大げさなことを言うなら戦闘機のコクピットと
ジャンボジェットの客席ぐらいの違い?

で、ちょっと思い出したのですが、
オイラのバイク・原風景って、
実をいうと、ドカSSみたいなバイクではないんですね。


むかしむかし、オイラの家には
車もバイクもありませんでした。
そもそも、親父は免許すらもってません。

そして、ガキのころのオイラは
車やバスに乗ると酷い車酔いをする子供でした。
そんなこともあって、オイラは四輪が大嫌いでした。

そのせいで、エンジン付き乗り物とオイラの距離は
月と地球よりも遠かったのです。

そんなあるときのこと。
たしか旅行中のことだったと思います。

草原の一本道ですれ違った2台のバイクが
手を挙げて挨拶をしていくのが目に留まりました。
(いわゆるピースサインってやつですね。)
その姿が、あまりにもカッコよくて、オイラは、
思わずその2台のバイクを目で追いかけていました。

そのころのオイラと言えば、
「日本の四大メーカーの名を挙げろ」
と聞かれても、全く答えられなかったはず。

そこからバイク雑誌を・・・小遣いないので
もっぱら立ち読みしまくり (^^;)ゞ
ヤマハだのカワサキだのという名前を知ります。

やがてオイラも80年代バイクブームの波に洗われ
「カウル付じゃないとバイクじゃない!」
とか言い出したりしますが、それは後の話。

オイラをバイクに振り向かせたのは
ジャコモ・アゴスチーニでもバリー・シーンでもなく、
ただのツーリングライダーと
淡々としたエンジン音と共に走り去る
ただのツーリングバイクでした・・・・・

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