2014年3月3日月曜日

MotoGP:2014年のタイヤとロレンソの苦悩(青木宣篤の解説)

http://nobuaoki.sblo.jp/article/88618764.html

2013年のフィリップアイランドにおいて、
タイヤメーカーの想定以上にグリップが上がり
レースディスタンスの間、タイヤが持たないとして
Moto2では周回数の短縮、
MotoGPでは途中ピットインの義務化
が行われたのは記憶に新しい。

そのため、2014年タイヤではタイヤの耐久性を上げるための変更が行われ、
これがホンダにはプラス、ヤマハにはマイナスとなっている。

話を簡単にしてしまうと
立ち上がり重視の傾向のあるホンダにはさほど問題とならないが
コーナリング速度を上げてタイムを稼ぐヤマハには
エッジグリップの低下が問題となっているわけだ。

それについて、スズキのテストライダーの青木宣篤氏が
自身のブログで解説をしてくれている。
(上記引用先参照)

>怒涛のバンク角を誇るMotoGPですが
>60度以上寝ているものほんの一瞬
>このバンク角を人一倍長い時間使って
>タイムを稼ぐ選手には辛い話です

タイヤのサプライヤーが1メーカーに限定されたことは
「タイヤによる違いに左右されず、
メーカーやライダーの実力が結果を左右するようになった。」
という言い方をすれば、良いことずくめのようだが
タイヤにあったバイクを作ったメーカーが有利になり
それぞれのメーカーが自らのフィロソフィーに従って
グランプリバイクを作り上げるのを阻害しているという面もある。

どちらが良いのかは一概には言えないと思うが・・・・

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